絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年4月21日(日)絵本ゆっくりコース・スズキコージさんの授業内容

2019-04-23 16:04:23 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコースも本日が最後の授業です。
最後の授業に相応しく、先日の「日曜美術館」で特集されていましたスズキコージさんです。
そして嬉しいことに、アーサー・ビナードさんがゲストで来てくださりました!



スズキコージさんは今、アーサー・ビナードさんと『そもそもオリンピック』という絵本を制作中です。
そしてアーサーさんが住む広島から、中央放送の撮影も入っています。
今日の授業風景が放送されるかもしれませんね。



本日のワークショップは「君の大好きなRECORD MUSIC JACKETデザイン・イラストレーションをつくろうぜい!」です。
好きなレコードも持ち寄り、レーコードをかけながら楽しく制作しましょう。


コージさんはビートルズやドアーズなど。
生徒さんはジミヘンドリックスや山下達郎など、幅広いジャンルです。

今日はアーサー・ビナードさんも一緒に制作されています。


いつものようにコージさんの楽しいお話もあり、レコードを掛けたり歌ったりとノリノリな時間は過ぎていきます。



授業の中で「たのまれもしないのに」というフレーズがよく出てきます。
コージさんは好きな映画があれば、頼まれもしないのにポスターを描いていたそう。
また「日曜美術館」の中のアトリエで絵を描いているシーンに、カラスが「カーカー」と鳴いていたそうです。
いつも北野に居るカラスだそうで「頼んでもいないのに出演していて嬉しかったな」とコージさん。
「そういえば、アーサーも頼んでもないのにゲストで来てくれちゃって」と 嬉しそうにお話されていました。



そろそろ完成に近づいてきました。
完成しましたら、作品の発表会です。





赤ちゃんも参加されてたのですね。
じーと、コージさんの顔を見ています。とても幸せな空気に包まれました。

コージさんはマイセル・カミュ監督の『黒いオルフェ』のサントラから。

10回は観ているほど、大好きな映画だそうです。


アーサー・ビナードさんの作品
「アーサーの絵、初めて見たよ」と コージさんもアーサーさんの素敵な絵にビックリされていました。

生徒さんの作品








発表の時は、制作されたアルバムの歌を披露された方もいらっしゃいました。
いつも楽しいワークショップで、お話からもたくさんの刺激を受けました。
コージさん、ありがとうございました。



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2019年4月20日(土)イラストレベルアップコース・サタケシュンスケさんの授業

2019-04-21 21:13:29 | イラストレベルアップコース
今日のイラストレベルアップクラスは、サタケシュンスケ先生の「デジタルツールを使おう」です。



クラスでは手描きの人が多いのですが、難しく考えず、絵を描く道具の一つとして可能性を感じてもらいたい。「こんなことがすぐできるんだ!」と知ってもらえたらとのこと。



まず、MacとWindowsの違い、ペンタブとiPadを使うことの違いを、それぞれ特徴や、メリットなどを丁寧に教えていただきます。

それから、PhotoshopとIllustratorについて。
こちらも、それぞれの特徴などを聞いて、サタケ先生がどんな風に使っているかの実演です。
お仕事のときの手順と、オリジナル作品の手順を、どちらも解説しながら実演していただきます。
生徒さんから「神業…!」というつぶやきが漏れる、素晴らしい実演でした。
随所にサタケ先生のアイデアや、効率の良い進め方が散りばめられています。





そして、「覚えておくとよいかも」というPhotoshopとIllustratorの使い方も。
・モックアップの使い方
・ブラシの追加の仕方
・パターンの作り方
などなどを、実演しながら説明していただきました。



実際の作業を見ることができて、とても分かりやすかったです。




作りたいもののために、どんどん新しいツールや使い方を身につけていきたいですね。

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絵話塾の4月と5月のガイダンス

2019-04-17 20:35:54 | 絵話塾総合
神戸・絵本とイラストの塾「絵話塾」から、4月と5月のガイダンスのお知らせ。
絵本とイラストの説明会を下記の日程で行います。
説明会の後には紙版画のワークショップも行います。
興味のある方、受講を考えている方でしたら、無料で参加できます。
ガイダンスに参加後、お申し込みされた方には特典があります。






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2019年4月21日(日)絵本ゆっくりコース・スズキコージさんの授業持ち物

2019-04-17 20:25:07 | 絵本ゆっくり塾
4月21日(日)スズキコージさんの授業は、レコードジャケットを作るワークショップをします。
30センチ×30センチのベースとなる土台と、制作に使う画材などをお持ち下さい。



この日は、アーサー ビナードさんも参加予定です!

よろしくお願いいたします。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。



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2019年4月14日(日)絵本ゆっくりコース・荒井良二さんの授業内容

2019-04-17 19:01:47 | 絵本ゆっくり塾
荒井良二さんの今期最後の授業です。
「神戸に来る新幹線の中で、今日は何の授業(ワークショップ)をしようかなと考えていて、気が付いたら眠っていてまた気が付いたら神戸に着いちゃって……」と笑いながらお話をする荒井さん。



荒井良二さんの好きな絵本作家、マーガレット・ワイズ・ブラウンは、「子どもの本をつくる作家は、人間のために開かれてものをつくる人でないといけない」と言っています。
また、荒井さんは「絵本を感覚で描く」と思って描いているそうです。
「人間」と「感覚」を文章で書くと、どうなるかな?ということで、頭の先から足の先までの部分を「感覚」で、書きだしてみました。



人それぞれの感覚はバラバラです。答えがあるわけではないので、他の人と見比べてチェックし確認するといいですね。
「目を閉じる」もいいですが「まばたく」という知的な表現の仕方もあります。
「香り」「匂い」同じ意味でもニュアンスが違いますよね。
また、それぞれの部分に、オノマトペ(擬音語)を付けてみると面白いです。



普段あまり考えないことも、書き出してみると面白い発見がありますね。

ではいつものように、絵本のワークショップをしましょう。
『はなを くんくん』  文 ルース・クラス  絵 マーク・シーモント
春を感じる名作ですね。
では、「くんくんなんだかいいにおい」という言葉を入れて、このような絵本を考えてみましょう。
嗅覚を使った絵本ですね。



元々あるものを真似る(リスペクト)する。
全く同じではなく、どんどん変えていくならいい。
「換骨奪胎」という言葉があって、全てがオリジナルがいいと考えなくてもいい。と 荒井さんは、おっしゃっていました。



みんなそれぞれの『はなをくんくん』が出来たみたいですね。

荒井良二さんの授業は、絵本制作の中で「リズム」や「流れ」などの全体の構成を考える上でのヒントをたくさん教わりました。
一年間、楽しい授業をありがとうございました。

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