今日はイラストレベルアップコース、イラストレーターyamyam先生の授業です。
今回の授業は、課題「雑誌の扉絵」の講評です。
課題内容は、12月を想定したA4サイズの雑誌の扉絵です。どんな雑誌にするかはそれぞれ生徒の皆さんにお任せです。
タイトルが入ることを想定し、文字が入った上でページがまとまっていること、必ず季節感を出したイラストにすること、というのがポイントです。
それでは早速、発表です。
・学習向け雑誌を想定し、かっちりよりもファンタジーに寄せ、自分の羽根 をクリスマスモチーフでキラキラと飾り付け、自分を飾ることで、ご自愛を感じてもらえるようなイラストにした。
・窓越しに見る色々なクリスマスをテーマにした。色は、自分の家の壁紙のブルーグリーンの色に赤い物を合わせても可愛かったので、その配色で描いた。
・自分のイラストに合う雑誌を探すのが大変だった。もう少しサウナ室内をクリスマスカラーに寄せても良かったかも。
・食べ物で12月が感じられるようにおでんの絵を描いた。もっとシズル感を出したかった。
生徒さんの作品
皆さんの発表のあとyamyam先生や生徒さんからコメントです。
・外国人にも感じるボーダーレスな人間の描き方や、おでかけのワクワク感があって楽しい雰囲気が伝わる。
・クリスマスのモチーフを描いていないのに、色だけでクリスマス感を感じるのはすごい。
・アナログで制作する際は、スキャンでの色の調整や、修正を考えた時のことを考えながら制作する必要性がある。
・実際にはありえない構図でも良いので、リアリティーよりも絵として面白い構図を試してみても良いかも。
yamyam先生「自分のイラストがこの雑誌に載りたいなと思ったら、その雑誌に使われている挿絵だけではなく写真やデザインなど、その雑誌がどういう雰囲気で作りたいのかをとらえることが大切です。イラストだけではなく、『イラストや写真』と『文字』とのバランスなども見てみましょう」
講評が終わったら、yamyam先生がお仕事で携わられたカステラをみんなで頂きました。
焼き印やパッケージがyamyam先生のイラストで彩られており、カステラのお仕事についてのお話を聞きながら授業が進みます。
さて、次回のyamyam先生の授業では「好きな色・配色で着彩」をします。自分が好きな配色の写真やデザインなどを参考にして、着彩していきます。好きな配色の参考資料を集めておいてくださいね。
ではまた来年お会いしましょう!チャオ!