本日は、寺田順三先生の初回の授業です。
以前、安齋先生の食事会でお会いした方もいたましたね。
寺田先生は関西弁で話されるので、場の雰囲気も和みます。
初回の授業でしたので、皆さんの作品を見ながらアドバイスをいただき、これからどうしていきたいかの話をしていきました。
・絵は描けるけど、どういう方向で仕事をしていきたいのか
・オシャレな絵が描きたい
・自分のイラストが確立していない
・LINEスタンプなどでバズりたい
などの質問がありました。
オシャレな絵が描きたいなら、デザイナー目線で絵を描いてみて、イラストだけでなく街中のパッケージなどを見て、どこがいいと思うのかを勉強してみる。
LINEのスタンプなどでバズらせたいなら、流行っているキャラより、誰もがしなさそうなキャラで出した方がいい。今までの路線と変えて発表する場合は、思い切ってアーティスト名を変えてみるのもいいと思いますよ。
売れたいという意識なく楽しく描いているイラストの方が、見ていていいなと思います。
昔は『イラストレーター年鑑』に、やってみたい仕事のイラストを描いて載せたりしていたそうですが、今はインスタグラムなどのSNSで、アップしていくといいですね。
仕事で描いたイラストだけでなく、自分がやってみたいジャンルのイラスト(例えば、音楽の仕事がしたいなら、CDジャケットなど)を描いてアップしていきましょう。イメージがつきやいので、依頼する側も安心です。
クライアントから依頼があった場合、依頼通りのことを1つ作るより、自分がしたいことをもう1つ作って見せてみましょう。そうすると自分のしたい仕事が出来るようになりますよ。
いろんなアドバイスをいただきましたが、絵で食べていけることは大変なことで、絵でギャラを貰えるなんて素晴らしいことです。小さな仕事からでも、そこから繋がっていったら良いね。と、おっしゃっていました。
【課題】本の装丁
・大人向けの小説
・子ども向けの本(児童書)
・実用的な本
この3つの表紙をパターン分けして描いてください。
サイズ指定なし。タイトルも決めていいです。