やまめの庭つくり

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水元公園1

2010-10-28 | 庭園見学
今週は仕事の関係で葛飾区にある水元公園に2回行ってきました.

初日は下見だったので,82ヘクタールの公園内を隅から隅まで歩き回ってきました.

水元公園,やまめは初耳だったのですが,東京都葛飾区にある都内で唯一の水郷の景観を楽しめる都立公園なんです.

葛飾区=こち亀の両さん,というイメージしかありませんでしたが,その葛飾駅のとなり,金町駅からバスで7分,徒歩7分で細長い公園の中央入口に到着です.

ちなみに金町駅は寅さんで有名な柴又帝釈天が近くにあります.



下の地図が公園の地形ですが,鳥のくちばしのような水色の部分,この先端近くにバス停があります.



ヘラブナ釣りのおじさん達がずらっと並んで楽しんでいる姿が遠くに見えてきます.
それを横目に,公園へ.



大きな水色部分は小合溜(こあいだめ)という溜め池で,1729年に徳川吉宗の指示で江戸を水害から守るために作られた遊水池&灌漑用水の源水地です.

公園の周りには桜土手があり,公園用地は元々は河川敷だったそうです.



静かに水をたたえた小合溜.対岸の公園は何と埼玉県のみさと公園です.



広々した景色にとても開放感を感じます.

ラクウショウ,メタセコイヤ,ハンノキ,アキニレ,ポプラ,シャリンバイ,トベラ,シイの仲間達,タブなど,水辺に強い樹木がたくさん植えられています.


江戸の人たちの自然との戦いの歴史が今は都民の憩いの場になっているわけですね.



水を公園内に引き込んで,湿地帯や小川があちこちにあり,中にはこんな土手のような懐かしい道も.

こんな土の道を歩いたのは久しぶりな気がして子供の頃を思い出しましたkirakira2



この道の左右はこんな感じ.

夜は怖くて歩けませんね・・・nose4ase



西側にずーーーっと歩いていくと大きな芝生の広場に出ます.

木陰から見る日の当たる場所ってしあわせを感じます.




景色だけでなく,野鳥もたくさん観察できるようです.

この日見た鳥たち.



コサギ.足の先が黄色いのが特徴です.



アオサギ.



カルガモ.その他マガモや名前のわからないカモの仲間,たくさん.



シラサギ.


他にもセキレイなどの小鳥たち.

鳥の名前がわかったらより楽しい事間違いなしです.