やまめの庭つくり

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ヨドガワツツジ

2011-05-12 | 樹木
深谷の「ふかや緑の王国」では,八重咲きの,初めて見るツツジが咲いていました.



ヨドガワツツジ(別名:ボタンツツジ)

学名:Rhododendoron yedoense Maxim.

チョウセンヤマツツジのおしべが弁化して八重咲きになったもので,朝鮮半島では自生している,落葉性のツツジ.




大変派手な感じがします.

そう,ツツジではないような・・・

そのせいか,珍しい八重咲きに驚きの声をあげつつ,二言目は

「なんか,ツツジらしくないね.」

「うん,普通のツツジの方が好きだなぁ~alien

という会話が多く聞かれました.



ちょっとかわいそう・・・

まぁ,これはこれで華やかでいいと思うんですけど.


ところで,深谷花フェスタには,やはりご当地マスコットのキャラクターがいました.

「ふっかちゃん」です.

ウサギ?  ややチョッパー似の・・・



会場にもちゃんとペチュニアで作られた巨大ふっかちゃんがいましたよ.

若干こわめですが・・・nose4



ウサギ型のキャラの耳は,もちろん立派な深谷ネギ!!!でしたanimal1



深谷オープンガーデン6

2011-05-12 | 庭園見学
深谷オープンガーデン見学に行って一番勉強になったことは,官民一体となって園芸,ガーデニングが人と街をいきいきと輝かせることが出来る,そんな可能性をかいま見たような気がしたことです.

もちろん,たった一日や二日で理解できたことなどほんの少しでしょうが,関係者や地元の方,そしてこれから他の場所で同じようなことをしたいと頑張っている人たちから聞いた話では,やはり深谷は突出した成功事例のようです.

今年で8回目になるオープンガーデンだけでなく,市民のボランティア活動が円滑に楽しく進められる土台作りには,やはり,キーマンとなる方がいらっしゃったようです.

深谷市役所ガーデンシティふかや推進室という組織の中心となって市民の方々に声をかけ,ボランティアの方たち主体で動きやすいような地盤を作ってきた人です.

このような活動は損得抜きで官と民の間を駆け回り,何でも知っていて誰とでも話が出来る人間力の固まりのような人が求心力を発揮するんですね.

何とか自分たちの地域でこのような活動をやりたいと考えている人がいても,個人の力で出来ることと出来ないことがあり,しかも相手(官)が園芸に関して全く興味のない人だったら頓挫してしまうことも想像に難くないなぁ~と思いました.

この深谷市役所ガーデンシティふかや推進室の事務所は現在,櫛引にある「ふかや緑の王国」という大きな公園内にあります.

ここは以前,県の農林総合研究センター園芸研究所深谷試験地だったのですが,県が管理できなくなって市に貸し出されることになったそうです.

(さらに昔は深谷花植木センターだったというウワサを聞きましたが,確認出来ませんでした・・・alien)


当時は雑草だらけで見るかげもなく荒れ果てていたそうですが,ここで先の推進室と呼びかけに応じて参加したボランティアの人たちが話し合い,市民の人たちが中心となって色々な活動を始めたそうです.

そして2002年9月に「緑の王国」として開園.

やまめたちが見たのはまる8年以上経った市民の活動の結果だったんですね.



まだまだ進化途中の活動のようですが,観光向けと言うよりは地元の子供たちからお年寄りまで人生のどこかで関わるような想いのこもった場所に成長していって欲しいと思いました.



土地だけを市が提供し,



市民グループがデザイン,施工,管理をこなす.



オープンガーデンを開くような人たちが自宅の庭より入れ込んで,タネから育てた苗を植え,育てている花壇です.



樹木も大きくなって



気持ちのいい空間を作り出しています.