やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ウドンゲの花

2011-07-01 | ガーデニング
昨日は炎天下にちょっとだけ庭の手入れとブルーベリーの収穫を行いました.

今年は忙しくて全く実を採っていなかったのですが,何となくいつもより少ないのかなぁ・・・なんて考えていました.



収穫したものをお向かいのTさんに持って行くと,

「今年は中学生の男の子たち4人くらいでよく食べていたわよ~.大きな雀がたかっているねって話していたんだけど.」

と言われました.

確かに去年,あまりにもたくさん実がなったから家の前を通る中学生たち,歩道にはみ出た分,ご自由にどうぞって言いたいくらいでしたけど.

食べたらごちそうさまって言って欲しいなぁ~yellow19

木の上で熟したので本物の鳥も食べに来ていたようです.

やっぱり持ち主も少し収穫しなきゃ・・・

ということでビニール袋に3袋くらい収穫しました.



熟しているものを採ったので,今年は生食オッケー,果物らしい味で評判も上々でした.



収穫の最中にブルーベリーの葉についているクサカゲロウの卵を発見!





風に揺られて気持ちよさそうでした.

クサカゲロウの卵はウドンゲの花と言われますが,実は卵が孵った後の白い卵殻のことをインドの非常に珍しい吉兆木の花にたとえて優曇華(ウドンゲ)と呼ぶそうです.

ウドンゲは三千年に一度花を咲かせる木と言われ,花が咲くときには如来が現れるといれているそうです.


ここでマメ知識note

今まで誤解していたこと.

1.クサカゲロウは草蜻蛉,だと思っていたら実は臭蜻蛉だったと言うこと.

2.カゲロウの命は儚いと言いますが,ずっと卵や成虫の風情を見てそういわれるのかと思っていました.でもこれはクサカゲロウではなく,モンカゲロウという,水中で脱皮を一年近く繰り返し,水面で羽化,成虫になってからは一切食事をせず,産卵して死ぬという数日間の生活を送る種類のことだったようです.

フライフィッシャーのやまめとしては,この水面で羽化する瞬間をやまめやイワナがねらうようにし向けるため,よく似せたフライを作りましたね・・・

3.話がそれましたが,最後にもう一つ.

クサカゲロウのえさは花粉,アブラムシの甘露,カイガラムシやアブラムシを食べる種類もいるそうで,

見かけによらず肉食派meatですね.