東急東横線大倉山駅から急な上り坂を登ること7分,横浜市大倉山記念館ギャラリーで本日4日までですが,GA仲間のOさんの作品展が開催されています.

先に作品展を見に行ったLily先生からも勧められていたので,ちょっと駆け足になってしまったのですが,見学に行ってきました.
切り株型の鉢や色々な柄や模様のマメが通路に飛び石のように並んでいたり,ピーマンやカボチャをスライスしたような七夕飾りのような形の繊細な花器に寄り添うように野菜が乗っていたり・・・
Oさんの多彩な才能と感性にびっくりしました.
自作の野菜や植物をモチーフにした花器や器に,自ら育てた野菜などをアレンジして,‘芸術’にしているのです.
今まで見たことのない展覧会で,実際に野菜を育てて,愛情を注いでいる人ならではの視点が存在しているからこその陶芸作品とのコラボです.
野菜って観賞にも十分たえる,素晴らしい植物なんだなぁと改めて感じました.
お時間のある方は是非お出かけになってみてくださいね.
ところで,会場となった大倉山記念館ですが,taroが赤ちゃんの頃,初外出したときに緊張しながら出かけた散歩コースで,となりの梅園や周囲の公園に行ったことを思い出しました.
もちろん建物の中も見たことはありましたが,建築様式や内装のこと,じっくり見たのは初めてかも.
大倉山記念館は,1932年4月に実業家大倉邦彦が教育,思想文化研究のために精神文化研究所の本館として私財を投じて建てたものです.
建築設計は長野宇平治という,銀行建築を多く手がけた人だそうです.どうりで重厚感があります.
建物外観はギリシャ神殿のようで,クレタ・ミケーネ様式という古代ギリシャの建築様式を取り入れ,内装は東洋的な木組みを取り入れた特異な建築様式ということです.
外観のエントランスの柱はよく見ると上が太くて下が細いらしいです.これって,下から見上げても柱がまっすぐに見えるという視覚効果があるそうです



中は約21メートルの吹き抜けになっていて,上部は黄色のステンドクラスと四方にいる計16の鷲と獅子の彫刻.
ステンドグラスからの光のせいで黄色く見える彫刻は,本来は白らしいですが,黄色にしか見えませんでした.
立ち位置を変えて見ても,どれか一体は自分の方を見ているようになっているとか.

建物の内装に大谷石がふんだんに使われていて,石だけれども温かい感じがします.
柔らかいから,凝った彫刻も出来るんですね.

となりには今も精神文化研究所と図書館があります.
誰でも本を借りられるみたいです.何となく入りづらいですけど.
半地下みたいで,惹かれます.一度入ってみたいなぁ・・・・

入口横の植え桝の縁石は切れ目がありません.
もしや巨大な石を彫り込んで作ったのでしょうか?
両側にはぐっとカーブしている石の階段.

どうですか,このカーブ.
さすが,現在のお金で数十億円かけたという建築物です.
細部に至るまで素晴らしい
(実は階段好きです
)


先に作品展を見に行ったLily先生からも勧められていたので,ちょっと駆け足になってしまったのですが,見学に行ってきました.
切り株型の鉢や色々な柄や模様のマメが通路に飛び石のように並んでいたり,ピーマンやカボチャをスライスしたような七夕飾りのような形の繊細な花器に寄り添うように野菜が乗っていたり・・・
Oさんの多彩な才能と感性にびっくりしました.
自作の野菜や植物をモチーフにした花器や器に,自ら育てた野菜などをアレンジして,‘芸術’にしているのです.
今まで見たことのない展覧会で,実際に野菜を育てて,愛情を注いでいる人ならではの視点が存在しているからこその陶芸作品とのコラボです.
野菜って観賞にも十分たえる,素晴らしい植物なんだなぁと改めて感じました.
お時間のある方は是非お出かけになってみてくださいね.
ところで,会場となった大倉山記念館ですが,taroが赤ちゃんの頃,初外出したときに緊張しながら出かけた散歩コースで,となりの梅園や周囲の公園に行ったことを思い出しました.
もちろん建物の中も見たことはありましたが,建築様式や内装のこと,じっくり見たのは初めてかも.
大倉山記念館は,1932年4月に実業家大倉邦彦が教育,思想文化研究のために精神文化研究所の本館として私財を投じて建てたものです.
建築設計は長野宇平治という,銀行建築を多く手がけた人だそうです.どうりで重厚感があります.
建物外観はギリシャ神殿のようで,クレタ・ミケーネ様式という古代ギリシャの建築様式を取り入れ,内装は東洋的な木組みを取り入れた特異な建築様式ということです.
外観のエントランスの柱はよく見ると上が太くて下が細いらしいです.これって,下から見上げても柱がまっすぐに見えるという視覚効果があるそうです




中は約21メートルの吹き抜けになっていて,上部は黄色のステンドクラスと四方にいる計16の鷲と獅子の彫刻.
ステンドグラスからの光のせいで黄色く見える彫刻は,本来は白らしいですが,黄色にしか見えませんでした.
立ち位置を変えて見ても,どれか一体は自分の方を見ているようになっているとか.

建物の内装に大谷石がふんだんに使われていて,石だけれども温かい感じがします.
柔らかいから,凝った彫刻も出来るんですね.

となりには今も精神文化研究所と図書館があります.
誰でも本を借りられるみたいです.何となく入りづらいですけど.
半地下みたいで,惹かれます.一度入ってみたいなぁ・・・・

入口横の植え桝の縁石は切れ目がありません.
もしや巨大な石を彫り込んで作ったのでしょうか?
両側にはぐっとカーブしている石の階段.

どうですか,このカーブ.
さすが,現在のお金で数十億円かけたという建築物です.
細部に至るまで素晴らしい


