やまめの庭つくり

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雨氷

2012-08-16 | 季節・自然
「雨氷」って,知っていますか?

やまめは,先月の八ヶ岳旅行で行った,恵泉蓼科ガーデンのガーデナー,Oさんから教えてもらいました.

ガーデナーにとって,厳しい冬は束の間の休息でもあり,来るべき春からの作業計画を練る時期でもあります.

そして,冬は冬ならではの自然を楽しみがあるということでした.

八ヶ岳の冬は厳しく,もう11月の早朝などで-10℃にもなり,髪もカメラも凍るそうです.

そんなときは室内でバラの実のリースなどを作ったりして,庭で収穫したものを利用する楽しみを味わうことも.

2月には更に寒さも厳しくなりますが,降っている雨が徐々に凍りついて,自然の氷によるコーティングの芸術が見られる時があるとのこと.

これを「雨氷(うひょう)」と言うのだそうですdown

*恵泉蓼科ガーデンで販売されている絵葉書を一部拡大したものです

寒いのは苦手ですが,見渡す限りの景色がこんな神秘的な芸術作品になってしまうなら極寒にも耐えてみたいと思ってしまいました.

ちなみにネットで「雨氷が作り出した美しい景色」というのも見つけました.

参考までに見たことない人はどうぞ



ガーデナーOさんのお話は,聞いていた全員が,心から自然とガーデンを愛しているんだなぁ・・・と感服し,日常の色々なものにまみれ,ストレスと戦ったりして,ついつい疲れ気味になっているかもしれない人々の心に,忘れていた純粋な気持ちをプレゼントしてくれたような気がしました.

あるがままの自然に向き合い,人間の力だけでは作り出せない世界というものを受け入れ,美しいと感じ,刺激を受けて感受性豊かな人に変わっていくことで,見る人にも何かしらの影響(感動)を与えられるような「恵泉らしい」ガーデンにしていきたいとお話しするOさんは輝いていましたkirakira2





万年青,復活?

2012-08-16 | 植物
最近気づいたのですが,昨年10月に知り合いの方からいただいた万年青が,新しい芽を持っているようです.

約一年前の状態はこんな感じですdown



実はまる2日間くらい,わけあって根っこが露出したままビニール袋に入った状態で放置されていたものですから,その後の成長が悪いのはこの時のダメージのせいなんじゃないかと思っていました.

かなり,根っこのダメージがひどかったので.

ダメもとで鉢に植えたとき,地上部は何とか立派に見えていたのですが,その後,葉っぱが次々と茶色くなって枯れ,もうお亡くなりになる寸前・・・という感じでした.

もともとのダメージのせいか,置き場所か育て方か,はたまた日あたりのせいなのか,とにかくやまめの世話の仕方もイマイチだったのでしょう・・・dokuro

かといってどうしたらいいのかよくわからなかったため,まぁ,枯れたら枯れたで仕方ないかなぁ~と見るたびに思っていたのですけれども.

先日,いつもグラグラして力のない葉っぱの根元に硬い何かがあることに気づき,何だろうかと思っていたら,どうやら新しい葉っぱの赤ちゃんみたいです.



遅まきながら育て方を調べてみたら,万年青は夏,ほとんど休眠状態な上に,日中は絶対水をやってはいけないようなことが書いてありましたyellow22symbol6

なぜ今頃芽が成長しているのか,よくわかりませんが・・・

もしかして,立秋も過ぎ,植物的にはもう「秋」と判断したのでしょうか.

そういえば,庭の葉っぱが全くないまま2ヶ月くらい経ってしまった薔薇たちも最近急に葉を展開しだしているし.

とにかく,死にそうだった万年青,復活の兆しです.