やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

シルバーリーフの表面

2012-08-28 | ガーデニング
今年の夏は未だに猛暑が続いていますが,意外と湿度が低く,空がきれいに見えることが多いのだそうです.

そういえば,青い空に,白い雲,強くまぶしい太陽光線sun・・・・

毎日空を見上げるときれいだなぁ~と,必ず一回は心の中でつぶやいている気がします.yellow11symbol6

この空の景色が,湿度が低いという理由できれいに見えるとは考えつきませんでした.


ところで,先日のGA資格更新講習会で,二人の先生が偶然シルバーリーフ植物の性質や取り扱いについてお話されました.

シルバーリーフは,葉の表面に細かい毛をたくさん持っていて,これが銀色に見える理由となっています.

シルバーリーフの植物は,多湿を嫌うのものが多いそうですが,これは,原産地が日差しが強くて乾燥しているところのものが多いためで,葉の表面の毛が乾燥や寒さから守るようにできているそうです.

今年は湿度が低めの夏ということで,高温多湿が苦手なシルバーリーフたちは元気に過ごせているようです.

やまめの庭にも何種類か植えられていますが,そういえばみんな元気に育っています.





葉の色が繊細だからといって,性質も繊細かというとそうでもないんですね.

シルバーリーフの植物は乾燥に強いので,斜面地にも適しているということです.

しかも,肥料分は少ない方がいいとのことです.

何故かというと,肥料を与えて葉が大きく成長してしまうと,表面に生えている毛の数は一緒なので,毛の密度が薄まってただの緑葉になってしまうからです.

そうなると,観賞価値も下がってしまいますが,乾燥や寒さにも弱くなるのではないでしょうか.

植物の形状と生育の環境をきちんと理解して育てることが大切なんだと,改めて感じたのでした.