やまめの庭つくり

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緑地帯の花畑

2013-09-11 | 植物
今日,園芸店をあちこち廻ってリサーチしていたのですが,国道246号線から第三京浜港北インターに向かうために右折して真ん中に緑地帯のある道路を走っていました.

ユリノキが中央分離帯に植えられていて,足元にはグラスとたくさんのツルボが咲いていました.

ところどころ,ツルボの一大群生地のような風情で見応えがあります.

信号待ちしているところで窓を開けてパチリcamera

ツルボの密度が少なくなってしまった場所で,しかもグラスに埋もれているという,残念な写真になりましたが・・・yellow22
ツルボの密度が高いところでは,一面の花畑状態でした.



ツルボ(ユリ科ツルボ属)

学名:Scilla scilloides

別名:参内傘(公家が宮中に参内するときに従者に持たせた柄の長い傘のこと)

花期:8~9月

春と晩夏の2回,はっきりと時期を分けて葉が出る.春は5~10枚で,夏に枯れ,晩夏には1~3枚の葉と同時に花茎が伸び,花が咲く.
ヒガンバナと同じく救荒植物で,第二次世界大戦後に食用として用いられていたらしいです.


ヒガンバナよりちょっと前,今頃,咲くんですね.

山野草売り場でも売られていました.

以前,植えてもいつの間にか消えてしまって,好きな場所を選んで気まぐれに現れる植物だというのを聞いたことがあったような.

庭に植えてみたいなぁ・・・・

群生しなくても数本の花茎が風に揺られているだけで,優しい景色が出来るような気がします.