やまめの庭つくり

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

新しい仲間

2014-01-29 | 植物
先日,偶然コオロギノブコさんセレクションのビオラのことを書いたのですが,なんと金曜日にまたまたコオロギさんのビオラがうちにやってきました.

お友達からいただいたのですが,最近はやりのランダムに波打ったような花びらです.

シックな紫に白い覆輪が素敵です.



クラシックな重厚感も感じます.



ポットに刺さっていたタグの裏には育種家の名前とアドバイザー,連絡先などが書いてありました.



育種家からのメッセージや情報が得られるタグです.

普通の生育条件や学名などが書いてあるものが多いと思いますが,このように,より深く育種の現状や活動について知ることが出来ると,さらに親しみや興味を抱くことが出来ますね.

先日チューリップの育種を手がけていた先生のお話を聞いていたら,タネを100000粒蒔いても,9999粒はいいものが出来ず,捨ててしまうのだそうです.
しかも,花を咲かせられる球根になるまで約6年かかるので,6年後やっと咲いた花を見て,いいものかどうか判断すると言うことです.

その間,種まきから一人前の球根に育つまで毎年植えては掘りあげ,植えては堀りあげの繰り返し・・・・

一つの品種が生み出されるまでに20年かかるという,苦労話を聞きました.

翌年に花が咲いてくれる植物はそれに比べたら楽ですが,いずれにせよ大量にタネを蒔いて品種として確立させる苦労は大変なものですね.

地道にコツコツ頑張る育種家の方達のお陰で,毎年ワクワクするような新しい品種に出会えるんですね.

ありがたいことですhamkirakira2