花と暮らすガーデニング展

今朝，横浜は雪がちらつきました．

びっくり・・・
春になったと思っていたら，またダウンジャケットを着る羽目に



さて，今日からいよいよ３月３１日からスタートする県立大船フラワーセンター主催の「花と暮らすガーデニング展」に向けての準備が始まりました．

グリーンアドバイザー(GA)という団体として，ミニガーデン展示，ハンギング・寄せ植え展示，花苗販売，寄せ植えや花束講習会などを行います．

やまめはGA新人としてミニガーデンのデザイン担当，とりあえず現場責任者No.3くらいな感じで参加しています．

その場に初めて集合する色々な年代，経歴の方達と一体どんな感じで作業が進むのか，

果たして無事に完成するのか・・・・



不安がいっぱいで約束の８時半に現地に行ったら，誰も来ていませんでした．

それから３０分後くらいから三々五々集まりだしたのですが，

木工であてにしていた人が午後に現れ，

予測していた構造物の進捗がほぼ２割程度だということを知り，

ペンキや板を急遽買いに行かされ，

構造物担当の人が半分の壁用木材しか準備していなかったことに気づき，

しばらくするとペンキも足りなくなり，

板とペンキを買いに行ってもらったのですが，お金が足りないことに気づいてペンキが買えず，今度は前副会長さんに自転車で買いに走ってもらい・・・・


という，何とも手順の悪い作業をしていたため

考えていた２割程度の進捗で終了でした


用意してもらった樹木は

落葉でフワ～っとした優しい枝振りの2.5mくらいの樹を

といったはずなのに

2.5mだけ一人歩きして

常緑でブワッと直立したカクレミノが来ました．

う～ん・・・・他のも全部カタい，枝振りが・・・

どこがいけなかったのかな



こんなで出来るのか・・・

明日は更に人数が減り，果てしなく不安が広がります．


とにかく明日こそ今日の分まで取り戻すぞ～

おぉーーーー

使用前の会場の様子．

植物の力

今日も千葉に行ってきました．

玄関周りや駐車スペースを改造中です．

やまめは，もっぱら植栽．

Ｋ様邸には，色々な植物が株分けしてあちこちに植え替えられるくらい立派に育っているので，まだほとんど何も植物を購入していないにもかかわらず，テラスの周りはお花畑状態に

最初は土だけのマウンド上に，どんなイメージを描いて植えたらいいのか戸惑いましたが，最近はかなり具体的に考えられるような状態なので，気が付くと没頭しています．

計画して購入したものではないので，組み合わせはその場で環境を考えて一年間の様子も想像して場所を決めます．

あぁ・・・春・夏・秋・冬の庭の様子を見てみたいものです

ガーデニングが大好きな奥様は，場所ごとにカラーテーマを決めて植物を植えはじめました．

どうなっていくのか・・・・すごく楽しみです

たぶん最初の季節は色々な失敗に気づくことになるでしょう．

でも，きっとここはバッチリだったなというところも見つかると思います．

そうなることを想像しながら，楽しく植えてます．

けど・・・

午後の雨は本降りになり，師匠から受けていたミッションは途中で中断．

全身なんとなくビチョ～

そう，作業中は寒さも濡れているのも全く感じなかったのですが，帰り支度をしたらかなり下まで濡れていました

幸いコートの生地がしっかりしていたので，電車で座っても座席はシメッ(湿)くらいですみましたが．

横浜に着くと雨は上がっていて，庭の植物たちがいよいよ本気で活動始めたのがわかりました．




葉は輝きを増して大きくなり，ツボミはふくらみ，花はぐんぐん茎を伸ばして咲き誇ります．

このエネルギーを感じると，あっという間にむせるような緑の世界が出現するんですよね．

果物のようなヒューケラのツボミ．

ユリノキ

先月末，浜離宮でユリノキの実を見ました．

ユリノキ(百合の樹)

別名：ハンテンボク，チューリップツリー，レンゲボク

モクレン科ユリノキ属

学名：Liriodendron tulipifera

葉の形からハンテンボクといいますが，最近ではＴシャツに例えられることもあるらしいです．

横浜には街路樹として沢山植えられているの
ですが，樹皮は排気ガスで真っ黒，公共の
剪定作業のせいか，かなり惨めな樹形のものが多いです．

そのせいか，魅力的に感じたことがなかったのですが，2年前にバラクライングリッシュガーデンに遊びに行ったときに，のびのび育ったユリノキを初めてじっくり見ました．

高木なので，見逃しがちですが，名前の由来となったチューリップ形の可愛い花が沢山咲いていました．

この日からユリノキ，というよりチューリップツリーのイメージが強くなりました．

実まで花の形をしているなんて

ちなみに実は一枚一枚結構硬くて，翼果としてくるくる回りながら飛ぶらしいです．

庭の添景物

今日は一週間ぶりに千葉のK様邸に行きました．

強風で江戸川，荒川の鉄橋で速度規制がかかり，何と自宅からK様邸まで４時間もかかりました

今日から玄関周りや前庭の工事に入ります．

ここにも大きな樹を植えるので，かなり景色が変わることでしょう・・・


さて，先々週まで行っていた主庭の様子，だいぶ落ち着いていました．

これで，植物が沢山植えられたらほぼ完成です

・・・と，ぐるりと見渡すと・・・


おぉっ

鉄平石を貼ったテラスに何とベンチが置かれています．

ちょうどハクモクレンの花の下，プリムラ，スミレ，ムスカリ等の小花に囲まれて．

ハクモクレンのとなりのマツが何とも言えない独特の雰囲気を作っています．

ベンチが庭の視点の中心にひとつ置かれただけで，空間が引き締まった気がします．

石のテラスの存在感が増したというか，相乗効果で素敵な空間になったというか・・・

このように庭に添景物があることによって緑だけの景色に力強さや重量感や引き締め効果などを作り出すことが出来るんですね．



ちなみに，マツが何本かはえているのですが，結構樹形が面白いことに気づきました．

竹のポールをくぐり抜けようとしているマツ人間のように見えませんか

フッキソウ

先日，フッキソウの花を見ました．

日陰から半日陰に常緑で元気に育つ植物として，よく植えられますが，花の印象はあまりありませんでした．

結構集まって咲くので，目立ちますね．

フッキソウ(富貴草)

ツゲ科フッキソウ属

学名：Pachysandra　terminalis

「pachys(太い)+andros(雄しべ)」から．

上部は4本の太い雄しべからなる雄花，基部に2つに分岐した雌花がつく．


和名は，常緑で，よく成長して株がどんどん増えることから「富」，白い宝石のような実を「貴」として名付けられたらしいです．

花もじっくり見たことがないのですが，実も見たことがない気がします．

白くて丸い実は，真珠のようで甘いらしいです


ただし，アルカロイドが含まれているので食べてはいけないですよね

実は秋以降に出来るらしいので，今度気を付けて見てみたいと思います