かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

アイシテル

2011-09-21 14:58:06 | dramA
16:24~放送予定の「今夜放送!アイシテル~絆~スペシャル」は、
緊急報道番組に変更、
台風情報を放送するとのことです。

被害者の保護を描いたドラマ、「誰も守れない」
加害者の保護を描いた映画、「誰も守ってくれない


先週最終回を迎えたドラマ「それでも、生きてゆく」
(ドキュメンタリーかってほどのリアルさが素晴らしかった!)
などに心ひかれるものがある方にもおすすめだと思います。
もちろん私も期待しているドラマです。


2009年春、放送されたドラマ「アイシテル~海容~」
(海容=他人の過ちや罪を広い海のような心を持って許す)
少年が少年を殺めてしまうという悲しい事件と向き合うことになった、
被害者と加害者、それぞれの家族を真っ向から描いたドラマ。

その続編がスペシャルドラマとして登場。
加害者の弟が大人になっていく姿を通し、
家族の絆、普遍的な愛をテーマにした物語。

さつき家族が旧姓の森田になっているけれど、海容の時に
離婚・再婚の対策をしていたのだっけ?記憶があれこれ曖昧。


21日(水)21:00~日テレ 「アイシテル~絆~

2012年1月18日DVD発売 「アイシテル~絆~
 稲森いずみ/岡田将生/水川あさみ/向井理/伊東四朗(特別出演)/田中美佐子

VPBX-13634

[あらすじ]
さつきの息子・智也が小2の清貴を殺害した事件から、20年以上の歳月が流れた。
事件後に生まれた智也の弟・直人は、
兄を憎み、さつきとも距離を置いて暮らしていた。
かつて智也と直人は仲の良い兄弟で、幼い直人は優しい兄の智也を慕っていた。
しかし、直人が12歳のとき、24歳になっていた智也は、
直人に何も言わずに突然家を去り、何も知らない直人はただ悲しむ。

直人が高2の時、インターネットから智也の起こした事件を知る。
自分が家族にだまされていたのだと大きなショックを受けた直人は、
なぜ事件について黙っていたのかとさつきを責め、怒りをぶつける。
さつきは、いかに家族みんなで直人を愛してきたかを語るが、
直人は受け入れられず、自分が生まれてきたことを後悔する。

それ以来、他人と距離を置き孤独な日々を送ってきた直人。
そんなある日、直人は偶然入った工房で、
そこに飾られたある絵を見て涙を流す。
その絵を描いたのは、工房の主・須磨の孫・加奈だった。
須磨は、そんな直人に何かを感じ、工房で働いてほしいと頼む。
工房で働き始めた直人は、須磨や加奈の明るさに救われ、安らぎを覚える。
そして、加奈と少しずつ心を通わせていく。

やがて直人と加奈は結ばれ結婚するが、
直人は子供を持ちたくないと加奈に告げる。
子供にまで十字架を背負わせたくないという直人の強い思いからだったが、
加奈は妊娠してしまう。生みたいと訴える加奈、
生まれてこない方がいいと言う直人。
直人は、このままでは加奈を傷つけ苦しめてしまうと思い、
全てを断ち切るために兄の智也に会う決心をする。

稲森いずみ ・・森田さつき
岡田将生  ・・森田直人(次男)
向井理 ・・・・・・森田智也(長男)

水川あさみ ・・須磨加奈(須磨の孫)
伊東四朗 ・・・・須磨哲夫(直人と出会う)

田中美佐子 ・・富田葉子(元家裁調査官)


アイシテル~海容~DVD-BOX
[あらすじ]
小沢聖子は、愛する夫と二人の子供との幸せな生活を送る専業主婦。
しかし、ある時長男の清貴が何者かに殺害され、
その生活は一変することになる。
やがて清貴を殺害した犯人が判明するが、
それはなんと違う小学校に通う11歳の男児であった。。

稲森いずみ ・・野口さつき
山本太郎 ・・・野口和彦(夫)
嘉数一星(子役) ・・野口智也(息子)

板谷由夏 ・・・・小沢聖子
佐野史郎 ・・・・小沢秀昭(夫)
川島海荷 ・・・・小沢美帆子(娘)
佐藤詩音(子役) ・・小沢清貴(息子)

田畑智子 ・・・・森田綾乃(さつきの妹)
田中美佐子 ・・・富田葉子(家裁調査官)

「アイシテル~海容~」
(前編) (後編)
コメント (2)
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それでも、生きてゆく

2011-09-21 14:22:25 | dramA
辻井伸行さんのピアノが素晴らしい。
音楽を聴いているだけでもドラマの光景が浮かんでくるようで
胸が熱くなる。。
タイトル曲なんて長調と短調でぐんと印象が変わるところも凄い。

辻井伸行 「それでも、生きてゆく オリジナル・サウンドトラック
「神様のカルテ~辻井伸行 自作集」
(SPECIAL EDITION) (通常盤)


一話オープニング、イントロでももう心鷲掴み。
来週ライブに行くことになって、
「東京の空」も生で聴けることになろうとは。。

小田和正 「どーも






■フジ 「それでも、生きてゆく

2011年、夏クールでは一番のドラマでした。
視聴率的には良くなかったようで。
被害者家族と加害者家族を描いたということで
どうしても重いテーマに目を閉じてしまいたくなる気持ちもわかりますが、
だからこそ見みてもらって、多くの人に見てもらって、
それだけではないところも感じてもらいたい。

自分の家族が殺され犯人が家族の友達だったり
自分の家族がその友達の家族を殺したりと、
普通のアレじゃないので、その苦しみは当人にしかわからない。
鬼気迫るものもあったし、都合良過ぎない展開がリアルで
ドキュメンタリーのようにその暮らしぶりを見ているようでした。
坂元裕二さんによるオリジナル脚本で、
演出は永山耕三さん、宮本理江子さん、並木道子さん。
本当に素晴らしい。
(同じように見えるOP映像もちょっとずつ違っていたり)

どちらの家族にも起こった出来事を観ながら
身悶えするほどその気持ちが伝わってもくるのですが、
間のいい感じ、クスッとさせるユーモア、
そして、希望を、光を、
登場人物すべての「それでも、生きてゆく」様で最終回を迎えたことに
感動しました。
“悲しい物語には、続きを作ればいい”というのがあったけれど、そうだなと。
“それでも、生きてゆく”から起こる良いこと悪いこと様々なことすべて。
出逢うことによって関り合うことによって“心をもらった”
一人一人のコメント書き出したら止まらなくなりそうなので割愛。

番組の終わりにCDやDVDのお知らせもなく、
それがまたらしいなって思ったりもして。
録画を見ては消去していたので、DVD化されたら購入しよう!と
本編以外の姿も見てみたいと久しぶりに思わされたドラマでした。

ドラマの余韻しきりで、反響があって好評なのは
役者もスタッフも喜ばしいことだろうけど、
放送が終わった今そのイメージをいつままでも引きずられてもアレかな。

進め、進め、進め。


[あらすじ]
1996年夏、深見洋貴の妹・亜季が
洋貴の友人である少年Aこと三崎文哉によって殺害された。
この事件によって深見家は家庭崩壊し、
洋貴は父とともに釣り船屋で働いて過ごしていた。

一方、少年Aの家族は密告者からの嫌がらせをいたるところで受け、
そのたびに引っ越しを繰り返していた。
父親は子供のために母と離婚し、
子供に母親の姓を名乗らせるなど対応していた。

そして、2011年夏。洋貴の前に一人の女性が現れる。
その女性こそ、少年Aの妹、双葉だった。
双葉のことを知らなかった洋貴は初め、「自殺志願者」と感じ、
自分の境遇・殺害された妹のことを話そうとするのだが。。


柄本明 ・・・・深見達彦
大竹しのぶ ・・野本(深見)響子
瑛太 ・・・・・・深見洋貴
田中圭 ・・・・日垣(深見)耕平
信太真妃 ・・深見 亜季()

村川絵梨 ・・日垣由佳(耕平の妻)
竹部有紗 ・・日垣涼太(耕平の息子)
段田安則 ・・日垣誠次(耕平の義父・由佳の父)

時任三郎 ・・三崎駿輔
風吹ジュン ・・遠山(三崎)隆美
風間俊介 ・・・雨宮 健二(三崎文哉)
満島ひかり ・・遠山(三崎)双葉
福田麻由子 ・・遠山(三崎)灯里

関根洋子 ・・三崎雅美(文哉、双葉の産みの母親)
森康子 ・・・・三崎泰子(駿輔の母親)
山田明郷 ・・遠山悟志(隆美の兄)

小野武彦 ・・草間五郎
佐藤江梨子 ・・草間真岐
原涼子 ・・・・草間悠里
安藤サクラ ・・臼井 紗歩

倉科カナ ・・・藤村五月(被害者家族)
酒井若菜 ・・東雪恵(元看護士)
でんでん ・・高田進一郎(保護司)
コメント (2)
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