かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

アイ・ガット・マーマン

2012-01-15 17:12:24 | livE
友人からの招待の話があり14日に観劇してきました。
宮本亜門さんの演出家デビュー作だそうで。
初演は1987年のようです。

19日が千秋楽。
■シアタークリエ 「アイ・ガット・マーマン

マーマンって誰?だったのですが
ブロードウェイ黄金時代の大スターで結婚を5回して
はたから見ればドラマティックな人生を、
マーマンのヒット作の名曲にのせて描かれていました。
ガーシュウィンなど彼女のために曲を書いたりしていたのですね。

ファビュラスって何?だったのでググッてもみたり。
 (fabulous=伝説的な、素晴らしい)
そのファビュラスキャストの
浦嶋りんこ(衣装:パープル)、シルビア・グラブ(レッド→ブルー)、エリアンナ(オレンジ)




ピアニスト二人が弾きまくり
個性も違う三人のキャストがマーマンという一人の女性を演じ
始終、歌い踊るという圧倒的なステージ。
ラブ注入やAKBなど時事ネタも盛り込みながら
キャッキャとガールズトークのようなコミカルさも見せたり、
終盤、元夫や娘の死など悲しみの淵にいるシーンでは
じわじわと胸にこみ上げました。

客席に登場することもあって通路側の席だったので
綺麗で表情豊かだなーと見ていたシルビア・グラブさん、
 (旦那さまは高嶋政宏さんなのね)
間近で見た時の美しさとオーラは特に素晴らしかった!
そして私は(友人も)昨年も
三銃士」(2011.07.21)でアンヌ王妃で彼女を観ていたのでした。

そのシルビア・グラブさんが
「国民の映画」で優秀女優賞を受賞!!!
おめでとうございますっ。
■YOMIURI 「第19回読売演劇大賞」(01.13)
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拡張するジャズ LIVE

2012-01-15 16:28:50 | livE
 
行きと帰りで東京タワーのライティングが変わっていたのも
得した気分になりました。


慶應義塾アートセンターで、油井正一アーカイヴ開室一周年を記念して
開催されたライブに13日行ってきました。
初めて降りた三田駅、慶応まで慣れない道を歩き
「初めての慶応だっ」なんてドキドキしながら
東門をのぼりレンガの美しい図書館を曲がるとアート・センターがありました。

■慶應義塾大学アート・センター 「拡張するジャズ LIVE Vol. 1 神保彰×林正樹

私は神保さんが出演するということだけで応募していたので、
慶應出身でありジャズ評論の草分けである「油井正一」さんとは、
アーカイブ」とは、の説明が最初にあったりして
場所がらもあって講義を受けているような気分になりました。
席が関係者の後ろでもあり、先生と呼ばれる方々や
「出演者が座りますから」と目の前に林正樹さんが譜面を手に姿を現したり
スタッフの一人だと思い込んでいたら音楽評論家の「中川ヨウ」さんだったりで、
神保さんのパフォーマンス中には身を乗り出すようにノリノリで見ているのを
間近で見られたりしたのもテンションが上がりました。
客層も大人の(←どう表現していいのかわからない)落ち着いた雰囲気、
でも熱気でムンムン(←死語?)でした。

林正樹さんのピアノから始まりました。
また素晴らしいアーティストを知ることができて感動。
後半の林さん自身の曲では
算数が好きで素因数分解の話から「2006」、
国語の話から「ソたち」(7割がソで成り立っている曲、これも楽しかった)と
トークとドラマチックな曲とのギャップにヤラレました。
「ジャパメンコ」とかね。フフフ
独特な間というか休符づかいも。

そして神保彰さんのワンマンオーケストラ。
大学なので物販はないけれど発売されたばかりのアルバムを手に
中川ヨウさんの紹介があったり。
JAZZメドレーにはじまり
賀正では演奏されなかったS・ワンダーメドレーなども楽しめて興奮しました。
珍しくミスタッチもあった(ような気がしましたが)
フォロー力も素晴らしいので難なくこなし。
ドラムソロからの~「スペイン」とかもうパワフルでたまりませんっ。
観客がひきそうなトークに言えばいいという「それがどうした」も伝授。ワハハ

“小汚いより小綺麗を”という標語の話も面白かった。フフフ

[神保さんセットリスト]
JAZZメドレー
 (Straight no Chaser, Take Five, Take the A Train, Caravan)
アランフェス協奏曲~真っ赤な太陽
Spain
スティービーワンダーメドレー
Rhapsody in Blue
旬な映画メドレー
 (007,M:I、Pirates of Caribian)

最後には、ピアノとワンマンオーケストラは世界初という
林さんと神保さんのデュオで
「リベルタンゴ」「上をむいて歩こう」
アーティスト同士のアイコンタクトとか大好きでね。。
アンコールの「I Got Rhythm」では、
個人的に翌晩「アイ・ガット・マーマン」を観る予定があったのでテンション上がりました。

とてもとても上質で贅沢な時間を過ごすことができました。
いい夜でした。
ありがとうございました!!!



発売中 「jazz Life 2月号
 Cover Story
 オリジナル&カヴァーの2作を同時リリース
 神保彰



林正樹 「Crossmodal


神保彰 「スマイル・スマイル
ジンボ・デ・カヴァー
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