本日22日は、『思い出を売る男』原作の加藤道夫さんのご命日でした。
— 浅利演出事務所 (@asariproduce) 2019年12月22日
いつも行われる開演前のミーティングでは、加藤さんが目指した演劇、それを受け継いだ浅利慶太の演劇への祈りに出演者一同改めて思いを馳せ、本日もいつも通り心を込めて作品をお届けすることを誓いました。#思い出を売る男 pic.twitter.com/L8X4y14SeC
浅利慶太追悼公演『思い出を売る男』は本日初日を迎えました。終演後、野村玲子からは「この出逢いを引き合わせて下さった浅利先生や諸先輩方に感謝して、あと6回心を込めて演じて参りましょう」と言葉がありました。そのあとはカンパニー一同で演出家・浅利慶太へ献杯。#思い出を売る男 pic.twitter.com/l2Q6X5TGMA
— 浅利演出事務所 (@asariproduce) 2019年12月21日
浅利慶太追悼公演・第5弾ラストを飾り、今月21日開幕、28日閉幕と期間もわずか。
チケットが無事に取れ感謝。
劇団四季の創立メンバーが師と仰ぎ「なよたけ」などの戯曲を世に残した劇作家・加藤道夫さんの作品、「思い出を売る男」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d1/f166199dc59d75a29e1c5df0ce1633fc.jpg)
私は初観劇。
ステージ中央に花道があり上演中後方から演者が登場したり
1シチュエーションながら多様な情景が繰り広げられ、終わりも
ぇっ!という驚きがあって。
歌だけではない、やわらかく温かみのある響きのサックスの音色も包み込むよう。
浅利さんへの追悼の挨拶や
カーテンコールのあたりで浅利さんの写真が何枚も浮かび上がり、
私たちの大切な思い出と新たな門出のような気持がわき心を熱くさせました。
・劇団四季「思い出を売る男」
[あらすじ]
終戦間もない東京の薄暗い裏街に、一人の男がオルゴールを鳴らし、古ぼけたサクソフォンを吹きながら「思い出」を売っていた。
彼の奏でる音楽に誘われて様々な人がやってくる。
無邪気で幼い花売娘、したたかな広告屋、街の女、故郷に愛しい少女を残してきたG.I.の青年、陽気な乞食。
突然、街がざわめきだすと、このあたりの親分、黒マスクのジョオが人を殺し、逃走しているという情報が伝わってくる。
巻き添えを恐れて逃げる人々の中、男は一人サクソフォンを吹きつづける。 。
思い出を売る男 ・・近藤真行
花売娘 ・・・・・・林香純
広告屋 ・・・・・・加藤敬二
街の女 ・・・・・・野村玲子
G.I.の青年 ・・・・佐久間仁
恋人ジェニイ ・・・山本紗衣
乞食 ・・・・・・・山口嘉三
黒マスクのジョオ: ・・・宮川智之
酔漢/警察/与太者など ・・大島宇三郎、劉毅、東泰久、田邊祐真
シルエットの女 ・・・佐田遥香
ごあいさつ ・・・・・坂本里咲
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/8a/87de1ad03fe65fe46059f475a9cce742.jpg)
置ききれないほどのお祝い花には下村青さんからのもあり、名の通り青をメインにしたものも目を引きました。
尊則から改名されていたのですね。
余談:
観劇後バスの時間まで余裕があったのでお茶するのに寄った汐留ビルディングの
「ハマサイト」その一角に、
サンタがツリーに頭を突っ込んでいる衝撃ーーー!(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/64/58d8c9655772e4be1269af4f9cc1f458.jpg)
メリークリスマス。
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