昨夜はラピュタの放送で「バルス」祭でしたな。
放送は見ていたけれど祭りには参加せず。
個人的にジブリ映画は「風の谷のナウシカ」が最強。
■「「バルス!」した瞬間のツイート数は14万3199TPS - Twitterが公式発表」
番宣や別の映画を見にきた時の4分予告を見て
スクリーンで見てみたいと思った「風立ちぬ」
久石譲さんの音楽も当たり前のように絵に溶け込んでいて素晴らしく、
効果音では飛行機のプロペラ音やエンジン音とかすべて人間の肉声だったのに驚かされた。
そして荒井由実時代の「ひこうき雲」は、
エンディングで流れてもまさにこの映画のためにあったような歌で余韻を残した。
(二番の歌詞が個人的に毎回聞くたびにグッと胸がつまる。。)
荒井由実「ひこうき雲」
「風立ちぬ サウンドトラック [ 久石譲]」
ジブリの長編作品では実在の人物をモデルとするの「風立ちぬ」が初めてのようで。
ゼロ戦を作った設計士・堀越二郎と、同時代に生きた小説家・堀辰雄のエッセンスをごちゃまぜにした主人公。
二郎とカプローニの、美しい飛行機が雄大な自然の中ゆったりと駆け抜けようとする様は美しく
まさに夢の世界。
二郎の同期で親友を西島秀俊さんが声をあてていて、とてもいい声だった。
何か話すたびに西島さんが目に浮かぶようだった。
そして声をあてているだけではもったいないような豪華キャストそれぞれ味があって良かった。
庵野秀明さんは棒読みだったけれどそれが二郎っぽかった。
登場人物で悪い人は一人も出てこなかったな。。
青空にぽっかりと浮かんでいく白い雲、田舎の緑多き森や田、通り雨、澄んだ川の水、
自然の美しさがスクリーンでドーンと見ることができるのは楽しい。
夏に見ていてるというのも壮観で。
大正から昭和へ、
関東大震災の、全てがうねうねと蛇のようにうなり
街中がぐちゃぐちゃになっている様子がそれと正反対なトーンで。
そして時代がら男たちはタバコを吸う吸う。
そして餡子をカステラで挟んだという「シベリア」というお菓子。
私は知らなくて。
周りの友人たちは知っていて今もスーパーやパン屋などで売っていると言う。
とりあえず身近な店には置いていなかった。
彼も知っていて、パンにカステラが挟んであるバージョンもあると言う。
絶対甘いだろうから一度でいい、食べてみたいー。
ジブリ映画の音楽と絵の美しさが体感できた。
堀辰雄「風立ちぬ/美しい村改版」
「風立ちぬ(スタジオジブリ絵コンテ全集) [ 宮崎駿 ]」
「風立ちぬ 宮崎駿監督作品 公式BOOK」
「アニメージュ 8月号 [雑誌]」
組み立てふろく:映画の中で二郎が菜穂子のためにつくる紙ヒコーキ
[公開時コピー] 「生きねば。」
[あらすじ] 大正から昭和にかけての日本。
戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。
航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、
いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。
関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。
二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。。
庵野秀明 ・・・・堀越二郎
瀧本美織 ・・・・里見菜穂子
西島秀俊 ・・・・本庄季郎
西村雅彦 ・・・・黒川 二郎の上司
スティーブン・アルパート ・・カストルプ 軽井沢に滞在するドイツ人
風間杜夫 ・・・・里見 菜穂子の父
竹下景子 ・・・・二郎の母
志田未来 ・・・・加代 二郎の妹
國村隼 ・・・・・服部 設計課の課長
大竹しのぶ ・・黒川夫人
野村萬斎 ・・・・カプローニ 世界的に著名な飛行機製作者
■HP「http://www.kazetachinu.jp/」
ただ私にはこの男のロマンが理解できるけれどわからない。
美しいものが好きで、美しい飛行機を作りたくて、
社会批評的なセリフがありつつも、戦争に利用されようとする葛藤が思ったほど感じられなかったので
自分の仕事を全うすることがすべてで、
育ちも悪くないし三菱に就職もでき上司など職場も恵まれているからか、、他人事にしか見えなかった。
菜穂子は自分たちの危機を助けてサラッと去ってしまった二郎を王子さまのように
再会を果たす10年もずっと想っていて。
持病のある菜穂子だし自分たちには時間がないからと
闘病先の山から下り結婚して、上司の家のはなれにやっかいになり
菜穂子は寝たきり、二郎は仕事づけで生活感もない。
美しいところだけを残し、山へ去った菜穂子。。それも美学だけれど。
その美しい菜穂子を亡くしても悲壮感にくれるわけでもなく
例の夢の中で菜穂子に「生きて」と言わせて
まぁ自己中心的なつまりは人間的な人生が続くという話だったので、
すっかりこの映画の虜になって毎日毎日つぶやいている方が、どこがどう良かったのか興味ある。
大好きな漫画版「風の谷のナウシカ」最終巻にでてくる言葉、
たとえどんな時代でも力を尽くして生きることが必要だという
「生きねば。。」もよく引き合いにだされるし、
悪くはなかったけれど、でも、という個人的な感想でした。終わり。
2013年7月31日(水)TOHOシネマズ錦糸町
皆で歌えてしまうほどメジャーな歌だったのでしょうね。
戦前のドイツ・ミュージカル映画「会議は踊る」から、「Das gibt' nur einmal (ただ一度だけ)」
放送は見ていたけれど祭りには参加せず。
個人的にジブリ映画は「風の谷のナウシカ」が最強。
■「「バルス!」した瞬間のツイート数は14万3199TPS - Twitterが公式発表」
番宣や別の映画を見にきた時の4分予告を見て
スクリーンで見てみたいと思った「風立ちぬ」
久石譲さんの音楽も当たり前のように絵に溶け込んでいて素晴らしく、
効果音では飛行機のプロペラ音やエンジン音とかすべて人間の肉声だったのに驚かされた。
そして荒井由実時代の「ひこうき雲」は、
エンディングで流れてもまさにこの映画のためにあったような歌で余韻を残した。
(二番の歌詞が個人的に毎回聞くたびにグッと胸がつまる。。)
荒井由実「ひこうき雲」
「風立ちぬ サウンドトラック [ 久石譲]」
ジブリの長編作品では実在の人物をモデルとするの「風立ちぬ」が初めてのようで。
ゼロ戦を作った設計士・堀越二郎と、同時代に生きた小説家・堀辰雄のエッセンスをごちゃまぜにした主人公。
二郎とカプローニの、美しい飛行機が雄大な自然の中ゆったりと駆け抜けようとする様は美しく
まさに夢の世界。
二郎の同期で親友を西島秀俊さんが声をあてていて、とてもいい声だった。
何か話すたびに西島さんが目に浮かぶようだった。
そして声をあてているだけではもったいないような豪華キャストそれぞれ味があって良かった。
庵野秀明さんは棒読みだったけれどそれが二郎っぽかった。
登場人物で悪い人は一人も出てこなかったな。。
青空にぽっかりと浮かんでいく白い雲、田舎の緑多き森や田、通り雨、澄んだ川の水、
自然の美しさがスクリーンでドーンと見ることができるのは楽しい。
夏に見ていてるというのも壮観で。
大正から昭和へ、
関東大震災の、全てがうねうねと蛇のようにうなり
街中がぐちゃぐちゃになっている様子がそれと正反対なトーンで。
そして時代がら男たちはタバコを吸う吸う。
そして餡子をカステラで挟んだという「シベリア」というお菓子。
私は知らなくて。
周りの友人たちは知っていて今もスーパーやパン屋などで売っていると言う。
とりあえず身近な店には置いていなかった。
彼も知っていて、パンにカステラが挟んであるバージョンもあると言う。
絶対甘いだろうから一度でいい、食べてみたいー。
ジブリ映画の音楽と絵の美しさが体感できた。
堀辰雄「風立ちぬ/美しい村改版」
「風立ちぬ(スタジオジブリ絵コンテ全集) [ 宮崎駿 ]」
「風立ちぬ 宮崎駿監督作品 公式BOOK」
「アニメージュ 8月号 [雑誌]」
組み立てふろく:映画の中で二郎が菜穂子のためにつくる紙ヒコーキ
[公開時コピー] 「生きねば。」
[あらすじ] 大正から昭和にかけての日本。
戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。
航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、
いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。
関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。
二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。。
庵野秀明 ・・・・堀越二郎
瀧本美織 ・・・・里見菜穂子
西島秀俊 ・・・・本庄季郎
西村雅彦 ・・・・黒川 二郎の上司
スティーブン・アルパート ・・カストルプ 軽井沢に滞在するドイツ人
風間杜夫 ・・・・里見 菜穂子の父
竹下景子 ・・・・二郎の母
志田未来 ・・・・加代 二郎の妹
國村隼 ・・・・・服部 設計課の課長
大竹しのぶ ・・黒川夫人
野村萬斎 ・・・・カプローニ 世界的に著名な飛行機製作者
■HP「http://www.kazetachinu.jp/」
ただ私にはこの男のロマンが理解できるけれどわからない。
美しいものが好きで、美しい飛行機を作りたくて、
社会批評的なセリフがありつつも、戦争に利用されようとする葛藤が思ったほど感じられなかったので
自分の仕事を全うすることがすべてで、
育ちも悪くないし三菱に就職もでき上司など職場も恵まれているからか、、他人事にしか見えなかった。
菜穂子は自分たちの危機を助けてサラッと去ってしまった二郎を王子さまのように
再会を果たす10年もずっと想っていて。
持病のある菜穂子だし自分たちには時間がないからと
闘病先の山から下り結婚して、上司の家のはなれにやっかいになり
菜穂子は寝たきり、二郎は仕事づけで生活感もない。
美しいところだけを残し、山へ去った菜穂子。。それも美学だけれど。
その美しい菜穂子を亡くしても悲壮感にくれるわけでもなく
例の夢の中で菜穂子に「生きて」と言わせて
まぁ自己中心的なつまりは人間的な人生が続くという話だったので、
すっかりこの映画の虜になって毎日毎日つぶやいている方が、どこがどう良かったのか興味ある。
大好きな漫画版「風の谷のナウシカ」最終巻にでてくる言葉、
たとえどんな時代でも力を尽くして生きることが必要だという
「生きねば。。」もよく引き合いにだされるし、
悪くはなかったけれど、でも、という個人的な感想でした。終わり。
2013年7月31日(水)TOHOシネマズ錦糸町
皆で歌えてしまうほどメジャーな歌だったのでしょうね。
戦前のドイツ・ミュージカル映画「会議は踊る」から、「Das gibt' nur einmal (ただ一度だけ)」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます