今年も夏の公演に行ってきました。
昼間のパフォーマンス公演は見ませんでしたが
夕方からのアトリエ公演が「ドン・キホーテ」だったので楽しみでした。
「ドン・キホーテ」じたい初めてだったし。
ディスカウントショップじゃないよ？ ←友人に間違われた。ククク
日本でもミュージカルの舞台として上演されていて有名な
ミュージカル「ラ・マンチャの男」は
(現在も25日まで帝劇で上演中)
松本幸四郎さんの公演が1200回を超えたと先日ニュースになっていました。
バレエ「ドン・キホーテ」は
ドン・キホーテ自身はどちらかと言えば狂言回しの役回りで
第2幕には風車に突撃するという有名なエピソードもありました。
サンチョパンサもだけどコミカルなシーンも多くて楽しめます。
スペインらしくマタドールのダンスも良かったです。
馬のロシナンテは出てきません。フフフ
庶民的なヒロインのキトリとしてのダンスと
ドン・キホーテの理想妄想のドルシネア姫としてのダンス分けもあったし
3幕終盤のキトリのフェッテ(片脚を軸に回転しながら
もう一方の脚を鞭打つように動かす)の凄いやつが素晴らしかった!
負けじとバジルも男性ならではの迫力ある大技があったりで
もう一気に興奮の渦を巻き起こしていました。
お客さんも特に後半は熱い声援と拍手を送っていました。
カーテンコールもノリが良いので手拍子も起こり
何度も何度も挨拶があり盛り上がりました。
ヒロイン父を佐藤良寛先生が演じていたので素早く着替え、
佐藤多恵子先生と再登場しました。フフフ
■佐藤バレエ 「パフォーマンス＆アトリエ公演」
「ドン・キホーテ 全幕」
構成・演出・再振付 佐藤良寛
ミストレス 佐藤多恵子
プロローグ
書斎で騎士物語を読みふけるドン・キホーテは
次第に現実と空想の境目がなくなり、
サンチョ・パンサを従者に、物語の中に出てきたドルシネア姫に会いに旅に出る。
第1幕
舞台はスペインの市場。
床屋の息子バジルと宿屋の娘キトリは愛し合っているが、
父親ロレンツォはキトリを金持ちのガマーシュと結婚させたい為、二人の仲を許してくれない。
闘牛士達も現れ、活気づく街に
突然風変わりな風貌のドン・キホーテ一行が現れる。
ドン・キホーテはキトリをドルシネア姫だと思い込んでしまう。
第2幕
市場の騒動の合間にバジルとキトリは駆け落ちし、ロマの宿営地にたどりつく。
二人を追いかけてドン・キホーテ達もやってくる。
やがて、ロマたちによる人形劇がはじまるが、
ドン・キホーテは人形劇に登場する悪者を敵と勘違いし台無しにし、
仕舞には風車を巨大な敵だと勘違いして突撃し、意識を失う。
意識を失ったドン・キホーテは夢の中でドルシネア姫に会う。
第3幕
舞台は居酒屋にうつる。どうしても結婚を認めないキトリの父に対し、
バジルは狂言自殺をし、その演技に騙され父親は結婚を認めてしまう。
キトリとバジルの結婚式が盛大に行われる。
ドン・キホーテはドルシネア姫を探してまた旅に出る。
キトリ ・・・・・・・・・永山陽香
バジル ・・・・・・・・三木雄馬 (谷桃子バレエ団)
バジルの友人 ・・関根麻里子、山本咲樹
エスパーダ ・・・・・チョ・ミンヨン (東京シティバレエ団)
メルセデス ・・・・・末富真由
ドン・キホーテ ・・・井上浩一(フリー)
サンチョパンサ ・・鈴木徹 (ショーGEKI)
ガマーシュ ・・・・・三浦俊幸(フリー)
ロレンツォ ・・・・・佐藤良寛
マタドール ・・・・・近藤徹志(谷桃子バレエ団)
大森康正 (NBAバレエ団)、下島功介(谷桃子バレエ団)、青木淳一(フリー)
オリバー・フォークス(NBAバレエ団)、貫渡竹曉(NBAバレエ団)
2012年8月19日(日)春日部市民会館 大ホール
後ろの方だよと聞いていたので期待していませんでしたが
実際行ってみたら中央の通路より前で正面の通路側だったので、
全体も見渡せるしダンサーの表情までもよく見えて良かったです。
グッジョブ、母。
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