隠れ茶を守る会 ブログ

茶処静岡の安倍川最上流、幻の銘茶の産地「梅ヶ島」の荒れゆく茶畑を・茶業を・景観を守るために活動を始めました。

第3回地紅茶サミット6/5-6出席報告

2010年06月09日 | 最新ニュース
【報告1】
緑茶、ウーロン茶、紅茶は同じチャノキからできること、以前にもご紹介いたしましたが、では紅茶にも2種あるのは、今回は初公開!

チャノキにはアッサム種、中国種があります。
◆アッサム種はタンニン・カフェイン共に多く含まれ、その強い味が魅力。ミルクティーにピッタリの紅茶となります。ただし、胃腸の弱い方には刺激が強すぎるのが難点。

◆一方中国種はタンニン・カフェインの量がアッサム種の約半分。ミルクを入れるとその香に負けてしまいます。ですからストレートティーにお薦め。その上甘みが備わった茶葉なのでストレートならではの楽しみ方ができます。胃腸にもマイルドなのでたっぷり召し上がれます。

ガツンとした味が欲しい時にはアッサム種紅茶を、ほんのりした味が欲しい時には中国種紅茶(和紅茶)を・・・と呑み分けてみてください。紅茶の世界が広がるかも・・・

そんな和紅茶の作り方を講習いただきました。
梅ヶ島には紅茶名人がいらっしゃいますが、元祖「多田元吉氏」のお膝元での講習。大いに学ばせて頂きました。サミット委員の皆さまありがとうございました。

【報告2】
サミットでは素敵な方々とお会いできました。
能登三井町の皆さんからお噂だけお聞きしていた赤須治郎さん、ルピシアからパネリストとしてご出席の森重さん、同じく紅葉の岡本さん、香りとストレスご研究の坂田先生、そして茶全般の博士武田先生。たくさんの知恵、アドバイスを頂きありがとうございました。

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