春に摘んだ初摘み新茶をすぐには飲まず、温度管理をして待つ事5か月。
ようやく熟成茶の完成です!封を切ると何とも言えない甘い深い香り。新茶の青臭さはなくなり、豊かな味わい。
このような熟成茶、徳川家康のお目に適ったのは日本全国で2産地のみ。その一つが梅ヶ島の熟成茶。安倍川支流の井川大日峠の茶壺で熟成させ、晩秋に駿府城に運ばせたということです。静岡市ではその故事にならって、10月下旬、井川から家康公が祀られる久能山東照宮まで、お茶壺道中行列を行います。
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煎茶や熟成茶をより美味しく淹れるコツを伝授いたします。11/27(日)1/21(土)@お茶くらぶ
【美味しい熟成茶の淹れ方】をご紹介! 水はカルキ臭が無いよう、フィルターを通した水またはペットボトル入りの軟水(ヨーロッパではなく日本の水)を用意し、沸騰させる。 湯冷ましして60℃くらい(茶碗を両手で持って3秒くらいで熱いと感じる程度)に冷ます。 底の広い、茶葉がゆったり遊べる形の急須を用意し、分量(約5g)の茶葉を入れ、冷めた湯を注ぐ。 1分ほど待って最後の1滴まで順番に茶碗に注ぐ。 急須の蓋を少し開けて、湯気を逃がし、二煎目に備える。 茶がらは捨てずに食す。