かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

よ市 閉幕までカウントダウン

2010年11月20日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
 今日は土曜日。

 世間ではどうか分かりませんが、kaneurikichiji 的にはよ市の日です。

 そのよ市も11月いっぱいで閉幕。寂しい限りです。

 ただ、11月になってからというもの残りあとわずかということもあって、かえって人出は多いようです。

 夕暮れ時に行きましたが、夏とそれほど変わらぬ混み具合でした。

 11月の盛岡はけっこう冷えるのですが、今年はそうでもありません。

 人出の多さは、この暖かさとあとちょっとでよ市ともお別れという名残惜しさのせいなのかもしれません。

  
17時頃のベアレン前。  夕顔瀬橋から見た岩手山と北上川。


築地塀 その後(4)

2010年11月19日 | 旧ブログ記事(長者ヶ原廃寺跡・衣川関係)
 来週の火曜日は勤労感謝の日。

 月曜日をお休みにして4連休という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 連休といえば遠出。長者ヶ原廃寺跡にもたくさんのお客様にいらっしゃって欲しいのですが、先月末にちょっと冷え込み始めてからは、少ない見学者数がさらに減って来ました。

 が、今週は先週・先々週と比べて倍の方が来られたようです。

 理由は分かりませんが、お客様が増えるというだけで担当者としてはうれしいのですが、今日回収したアンケートで解説板にお褒めの言葉をいただき、よりうれしさが増しています。

 さて、11月となるといつ雪が積もってもおかしくありません。

 というわけで、3月に再公開し始めた築地塀もそろそろ雪囲いしなければなりません。

 ですので、土壁そのものは素人だけによる手作り感あふれる築地塀を見られるのは今月いっぱいとなります。

 週末は天気もよさそうです。古代のものに一番近い形で復元した築地塀はここでしか見られません。

 皆様のお越しをお待ちしております。


出来上がってから1年。予想よりも崩れてません。

山毛欅峠で岩石採取

2010年11月18日 | 旧ブログ記事(長者ヶ原廃寺跡・衣川関係)
 山毛欅峠は「ぶな」峠と読みます。

 今日はここに岩石採取に出かけました。

 この峠は、長者ヶ原廃寺跡の東、北上川の向こう、いつも写真でお見せしている束稲山の北側を通っている県道237号(長坂束稲前沢線)の途中にあります。

 なぜ、ここで岩石採取をしたかというと、今回の発掘調査で出土した礎石の破片の分析を実施するのに、比較となる試料を入手するためです。

 それはこういうことです。

 まず、本堂跡の礎石の産地は岩手県立博物館の調査によって、山毛欅峠周辺だということが判明しています。

 また、本堂跡や西建物跡の礎石はところどころ赤くなっているのですが、これは火を受け赤くなったのではないかと以前から言われていました。

 今年、本堂跡を行ったのですが、基壇といって地面より高く土を盛った部分の表面から礎石の破片が多量に出土し、中には赤く変色しているものが見受けられました。

 これはいよいよ、礎石が熱を受けたかどうかはっきりさせなければならないなということで、自然科学的手法によって火を受けたかどうかの有無を調べてもらうことにしました。

 で、業者さん曰く「熱を受けていると思われるようなものとそうでないものの2つを試料として提供してくれればいいが、産地が分かっているなら、できればそこから採取してきたものも試料として出してもらえればありがたい」とのこと。

 現場が終わってすぐに行こうと思っていたのですが、今日になってしまったわけです。

 無事、試料を採取してきたわけですが、礎石をここまで運んできた人たちはけっこう苦労したんだろうなと、峠まで行って改めて思いました。

 昔の人はすごいですね。

  
遺跡の真上から撮影したもの。      本堂跡の礎石。ところどころ赤くなっています。
矢印の所が山毛欅峠。

       
峠までの道。きつい坂です。 峠には句碑が。

   
道路そばには大きな岩が。          峠をちょっと過ぎると水沢方面を一望できます。

結城紬がユネスコ無形文化遺産に

2010年11月17日 | 旧ブログ記事(その他)
 今日の朝刊の社会欄に「組踊と結城紬 無形文化遺産に」との記事がありました。kaneurikichiji は見ていませんが、朝のNHKのニュースでも放送されたようです。

 結城紬は、茨城県結城市周辺で生産されている絹織物で、国の重要無形文化財と伝統的工芸品に指定されています。

 このブログのプロフィールに「北関東育ち」と書いてありますが、kaneurikichiji は結城市の隣町で育ちました。

 最近はすっかり見かけなくなりましたが、kaneurikichiji が小さい頃はちょっとしたところで桑畑を見かけました(というか車で出歩くので桑畑があるような所に行ってないだけかもしれませんが)

 隣町の結城でつむぎ織りが盛んだったことや全国的にも有名なのは知っていました。

 でも詳しいことは、恥ずかしながらあまり知りません。

 今度、帰省した時に結城市伝統工芸館にでも行ってみようかと思います。


kaneurikichiji が持っている結城紬は切れ端から作ったのれんぐらいです。

トシを感じる時、感じさせられる時

2010年11月16日 | 旧ブログ記事(その他)
 人間誰しも年々トシを取っていきます。あたりまえですが。

 最近、kaneurikichiji は人間の年齢への意識は2通りあるのではと思うようになりました。

 つまり、「年取ったなぁ」と自覚する時と「もうトシなんだ」と感じさせられる時です。

 先日の文化の日は、雨と強風の中お祭りの交通整理をしていたら、就学前の子どもから「おじちゃん寒そうだね」といわれました。

 とっくにお兄さんではないのは自覚していましたが、面と向かって「おじちゃん」といわれたのは初めてだったので、ちょっとショックでした。

 またこれもつい最近のことですが、給料明細を見て、年齢を自覚させられました。

 介護保険料が天引きされるようになったのです(年齢バレましたね)。

 そして、昨日のこと。

 kaneurikichiji は電車通勤です。JRはここ最近、東北新幹線の全線開通の広告をたくさん出していますが、(たぶん)月曜日から下の写真のポスターを貼りだしています。

 で、向かって左が泉谷しげる、同じく右が吉幾三というのは分かりますが、真ん中が誰か分かりません。

 まぁ、たまに見るCMで若い女の人の顔も名前も知らないことは大分前から自覚していたのが、今回は見事におじさんの名前は知ってるが若者の名前は分からないということが浮き彫りになりました。

 もう決まりですね。kaneurikichiji はおじさんです。

 ま、「変なおじさん」ではないと思いますが。


なんで泉谷しげるなのと思いましたが、ご両親が青森市出身のようですね。わかりにくい。