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HEAT WAVE│ヒートウェーブ 面白そうだ!

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面白い物を見つけてしまうと、ついつい手を出してしまう良い? 悪い? クセ? のボクなんだなぁ(笑) ましてや薪ストーブ絡みのものなら尚更のことだ。

ヒートウエーブという名前の電源要らずのサーキュレーターで、機能・用途的にはエコファンと同じなんだけれど、これは動作の仕組が根本的に違うのだ。
エコファンはベルチェ素子を組み込んで、本体上下の温度差により自家発電してモーターの動力としているのだが、ヒートウェーブはというと、まず電気モーターじゃないこと、本体自体が立派な熱機関エンジンなのだ。 形態としては外燃機関的と言えるんじゃないかな。 外燃室(炉)はズバリ薪ストーブだね(笑)

さて、その動く原理はというと スターリングエンジン とかいう1816年の発明を応用したものだ。 温度によって膨張・収縮する気体の特性を利用している。 こちら にスターリングエンジンの原理・しくみが解りやすく説明されているので興味があればどうぞ!

動力が電気モーターのエコファンの場合は、熱受板が一定の温度に達すると発電され勝手に回りだすけど、スターリングエンジンのヒートウエーブは一定の温度に達した後に回りだすきっかけ、最初の1回転だけは手動で回してやる必要がある。 一度回ってしまえば必要温度が保たれている限り止まることはない。

カタログスペック上は、使用温度範囲が摂氏199~537(華氏390~1000)で、最大ファン出力が300CFMだというから、風量はエコファン3枚羽の2倍に相当する。 エコファンでも十分なサーキュレーション効果はあるが、データ上はヒートウェーブの方がかなり強力そうだ。

ただし欠点? としては回り出しの温度だろうか、約200度にならないと使えないみたいだからね。 その点エコファンは60~70度で始動するし、薪ストーブトップ温度が100~150度を超えれば十分な回転が得られる。 それぞれに一長一短あるけど、機械として面白そうなのはボクとしてはヒートウェーブの方かな。

ところで気になる静粛性、可動音はどうなんだろう?
一応は静かなるエンジンとして名が通っているけど、クランクが動いたりピストンが上下動したりと、エコファンのように殆ど無音状態ではなさそうな気もするが、果てさて?

6月中旬には注文したヒートウエーブが届くから比較してみたいね。 とは言うものの薪ストーブを焚く季節じゃないな(笑)

※ちなみに Heat Wave は Made in USA です。


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