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JBL 4310


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今日はオーディオ・スピーカーの話なので興味がないとぜんぜんツマンナイです(笑)

JBLのSTUDIO MONITOR 4300 シリーズ、3Wayブックシェルフ型のModel 4310は1971年の発売で、ボクはこの4310を実際見たことも聴いたこともない。 ボクにとって4310は幻のスピーカーユニットなのだ。 今でも中古でずっと探しているけど、もともとの生産(販売)台数が少なかったのか殆ど出回らないし、30数年前のものだしフルオリジナルのものも少なく、あったとしても価格がそれなりに高いからなかなか手が出ないのだ。

4310は1973年に4311にモデルチェンジされ、その後1976年に4311Aと名前を変え、ボクはこのあたりで4300シリーズと出会ったことになる。 そう、ギターを始めたのと同じ15歳の時だ。 当時パイオニアの3万円台の3Wayを聴いて満足していたけれど、4311を聴いてしまったらチープ陳腐な音に思えてしまった。 かと言って1本150,000円もするスピーカーだ、絶対に買えるものじゃなかったから、4311はその後ずっとボクの憧れのスピーカーとして君臨し続けていた。

4311の音はそんなに良いのか? と訊かれたら、それ程のものでもない、と言うか、オーディオってのは聴く人の好みに大きく左右される訳で、ボクにとっては好みの音、ボクにとっては素直な音に聴こえる訳だ。 割と大雑把な音色だけど特にアコースティックな音の再生が気に入っていて、それはトータルバランス的にとても明るく軽快で好きなのだ。

4311Aは1979年に4311Bになり、その後ウーファーの位置を天地逆さまにして4312とモデルチェンジ、現在ではウーファー以外のシステムの入れ替えで4312MKⅡに発展? してしまったが、現在でも入手できる息の長い人気?のシリーズなのだ。

ただ4311Aまでと4311B以降では外見上殆ど同じスピーカーだけど、実は全くの別物扱いされる。 それはユニット自体の磁石の変更によるものだ。 4311Aまではアルニコ磁石を使っていて、それ以降はフェライト磁石になってしまったってこと。 この差を重要視するマニアが多いことが差別化の理由だ。

ボクにしてみれば音的にもさほど重要性は感じないけど、実際に聞き比べてみれば微妙に違うのは確かなようで、でもこれは磁石の差というよりユニット変更の差と言えるんじゃないかなと思う訳で、ボクはそれぞれにそれなりに好きだと言える。 吾が家のアルニコとフェライトを比較しての結論だ。

それにしても初代4310の音ってどんなだろう、聴いてみたい。


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