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ムルシア・アル・ビノ

2008年05月08日 16時33分06秒 / 食の閑話・寿司割烹いろいろ
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スペインのムルシアーノグラナディナとかいう種の山羊の乳で作ったチーズで、ムルシアの赤ワインを塗り上げて熟成した物だ。

山羊生乳から作ったチーズ、これは風味において相当な曲者だ。　そもそも日本人には山羊のチーズというものは馴染みのない味だから好き嫌いがハッキリ別れそうだ。　現に細君と一番下のチビはお口に合うようで好きらしい。　それが他の２人のチビ達では、もう２度と要らないと言いきるほどに好みではないようだ（笑）
で、ボクはというと、そんなに好きではない、と言うか、好んで食べたい程ではないけど、チーズ盛合わせにということなら変化球として少し欲しいような気がする。　他のチーズ３切れずつに対して、このムルシア・アル・ビノは極細いヤツを２切れくらい盛り付けて欲しいといったところかな（笑）

山羊乳ならではの真白なチーズに、赤紫色のワインカラーがステキな色合いではある。　見ているだけだととてもキレイでウットリしちゃうんだけどね。　どちらかと言うと歯ごたえはソフトな食感で、コクと苦味と甘味が混じったような独特の不思議の味だ。　口の中で溶けだすとほんのりと酸味も追いかけてくる感じかな。　食べなれるとそれなりに美味いような気がする。　だからやっぱしボクにしてみりゃ変化球的なチーズということになるだな（笑）

先日の　ケソ・イベリコ　の合間に食べるのが良いかも知れないね。

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