温泉へ行こうと思いたって長野は上田へ
美しい棚田でのカカシコンテスト。
お気に入りのカカシの横で同じポーズでパチリ
お昼はお蕎麦屋さんへ
娘が抱いた人形の名前を聞かれ
『りんごちゃん』と答えると
『まあ〜長野県にピッタリ!』と喜んでくださる
その新しい視点に驚き!
とても親切なお店の方々でした。
それから上田紬の工房へお邪魔
日本家屋の工房は明治28年に建てられたそうです。
りんご染。
りんごの木を媒染。
鉄でするとグレーに
アルミでするとゴールドに。
りんごの木は一年半ホド乾かすそうです。
なんともいい色。着物、欲しい…。とても高級でした。
かつては養蚕が盛んで、お蚕を育てて(今は育てていないよう)
繭から糸をひき紬糸にして、染めて、
経糸を用意していく。
それからの織りだから、織りの段階で7割は出来ているのだそう。
とにかく糸の準備が、気の遠くなる作業で、
聞いていて気絶しそうでした。
現在銅線もおっていて
こちらは機械の会社からの特注品。
電気や電磁波を通したくないところに使うのだそうです。
もしやEVカーなんかも、こういうものが入っているのだろうか??
そんな説明を、予約なしでもしてくださる親切さ。
大変興味深い世界でした。ありがとうございました。
こちらの工房では、上田紬の機織り体験が出来ます。
いつの日か、ぜひに!
さて、りんごがなる風景って
そういえば見たことがない…
なんて、華奢な枝振り。
そういえばオルファースのかぜさんの絵本で、見たことがある!
あれはりんごだったのか…
私の中のりんごは、ミッフィーに出てくるような
もこもこした大木に
赤い丸が描かれたものでした。
完全に間違っている!💦
かわいい〜!と車窓にかじりつく。
ちなみに、薬膳だと
りんごは、身体の余分な熱を冷まし
潤します。
つまり、先日の風邪講座でいうと熱がる赤鬼タイプの風邪にももってこいです。
さて、いよいよ秘湯の温泉へ。
本日のお宿はこちら岩戸屋さん
岩に抱かれるように…
温泉は
鉄分を多く含み、お風呂の底についた手は、
まっちゃっちゃに。
身体をふくと、タオルは茶色になる。
露天風呂は混浴で.女性タイムが別途あり
そこを狙って入りに行く。
誰もいないだろうと思い、入ると
人影があり、思わず
ぎゃーっと悲鳴を上げてしまい
お互い
ぎゃー!
女性でした。
大笑い
お騒がせしまして、すみません…😅
この外のお風呂につかると、顔がずっとしっとりしていたし、めちゃくちゃ開放的な環境も慣れればなんてことない。最高!
内風呂は女性専用があり
こちらもまたよい!
光があたると、お湯から水の粒が揮発している様子が目に見える。
もちろん、それを吸いまくる。
飲泉も出来るのですが、
凄い味でした。鉄のフライパンをこそげたような味といいましょうか。
飲むと、下剤にもなるそう。
おひとつ、いかがですか?
ご飯も新鮮で丁寧で、地場のものだと感じます。
量も多すぎず、美味しかったです。
天ぷらに、高麗人参がついていて、ビックリ。
この辺りでも作っているのですか?と尋ねると
『この辺ではちょっとね、植えると10年は他のもの
作れませんからね、もうちょっと山の中でね』
翌日道の駅でも、生の高麗人参がパックされて
いくつも売られていました。
天ぷらは、苦味がうすれほくほくと甘味さえ感じられて
美味しかったです!
さて、切り立つ岩に沿うように立っているお宿。
その岩の下は、隙間があり
ここは縄文時代の住居なのだそうです。
それはまるで、アナスタシアの世界。
自然の中に住まわせてもらう
そんな感覚がきっとあったのでしょう。
今は、なかなかそういう気持ちが起きにくいのも、
無理ないような…。
帰りは、何度も何度も何度もトイレに行く。
この解毒系というのか
身体の機能アップ系というのか
これがおきる温泉が、好きです。
温泉行ったら元気になる身体じゃなく、
自分で元気になれる身体が一番かもしれませんが、
たまには温泉も♨️❤️
宿を後にして
りんご狩りへ
取ったりんごと同じ量くらい
お土産にくださった…
どこまでも親切な上田の方々。
白樺印のお味噌を買い
丸子農産物直売所のうどん屋さんでお昼を食べ
和菓子屋のやまざきやさんへ
絶品のお赤飯おにぎり。
小豆ではなく甘納豆?を炊き込んでいて、
甘いお赤飯なのですが
上品なおはぎみたいなお味で、美味しい!
栗きんとんもありました!
そして、おやき。
これは、おやき?焼いておらず、蒸してるのかな?
しっとりして、とっても美味!
キャベツとしめじという餡は、玉ねぎのように
キャベツが甘い!
カボチャ餡も美味しかったです。
夕飯は、この戦利品であるおやきと、お赤飯と、果物たち
全部甘いものとなってしまいましたが…
楽しい旅を
ありがとうございました。
今週も佳き日々となりますように。