漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

立春大吉

2023-02-06 05:46:48 | 梅雨の野菜料理

鬼は〜うち!
福は〜よそのうち!
と、言っていたら…

ピンポーンとなって、来客が…

インターフォン越しに映っているのは

赤鬼!

😅

さて、節分から立春を迎え、
そして今日は元宵節。

春の病は、立春前に対策を始めると、
身体が調いやすくなります。
って、お知らせが遅くなってすみません。

今からでも遅くありません。出来るだけ
あの春のムズムズが始まる前に
スタートしましょう。

発症する前から、身体の気(衛気)を増やして
免疫力を正常化します。
花粉症は免疫の過剰反応と言われることがありますが
漢方では免疫力が弱いと発症すると考えます。
免疫力を高めて正常化する手段、
つまり衛気を高めるよう対策していきます。

それでも、発症したら
それに対応する漢方を作っていきます。

ツーツーの透明鼻水が出る方
黄色い鼻水が出る方
鼻血が出る方
頭がぼんやりする方
くしゃみが辛い方
鼻詰まりが強い方

現れる症状は、その方の体質を表します。
それを調える手助けが漢方の役割です。

花粉症の方はご相談ください。出来れば発症する前にぜひ。

 


ライアー会

2022-12-10 15:25:15 | 梅雨の野菜料理

幼稚園のお母さんという繋がりから始まった
ライアー会。
でも、きっと前世から繋がりがあるのだと思う。
その時なしえなかった何かを
再びまた一緒に出来る喜び。

聴きにきてくれる友人たち
幼稚園のお母さんという繋がり
こちらもきっと前世から繋がっている。

去年よりも聴きに来てくださった方も増えていて
緊張して、間違えながらなんとか
弾いた。

聴きに来てくれた友人が
一曲めから、涙が出たと
言ってくれた。
聴き終わって、涙をいっぱいためて
良かったよと言ってくれる友人もいた。

胸が熱くなった。

ライアー会の中心にいてくれる仲間が
急遽来れなかった。
彼女の存在の大きさをあらためて感じた日だった。

私達は小さな船に乗り合わせながら
お互いの音に耳を澄ませながら
進んでいく

なんて素晴らしい仲間に会えたんだろう。

ライアーは治療教育にもつかわれる。
身体が調和するそうだ。
私の身体が求めている楽器。

そして誰かの求めの力にもなれたら嬉しい。

ライアー会の仲間なおちん、さあちゃん、ふうちゃん
心と技術の大きな支えゆきりん

来てくださった大切な友人たち
この素敵な写真を撮ってくれた友人
録音してくれた友人
場所を貸してくださった方
庭掃除の爆音を止めてくださったお仕事の方

皆さん、本当にありがとうございました。

 


上田へ

2022-10-02 21:05:53 | 梅雨の野菜料理

温泉へ行こうと思いたって長野は上田へ


美しい棚田でのカカシコンテスト。

 

お気に入りのカカシの横で同じポーズでパチリ

 

お昼はお蕎麦屋さんへ

娘が抱いた人形の名前を聞かれ

『りんごちゃん』と答えると

『まあ〜長野県にピッタリ!』と喜んでくださる

その新しい視点に驚き!

とても親切なお店の方々でした。

 

それから上田紬の工房へお邪魔

日本家屋の工房は明治28年に建てられたそうです。

りんご染。

りんごの木を媒染。

鉄でするとグレーに

アルミでするとゴールドに。

りんごの木は一年半ホド乾かすそうです。

なんともいい色。着物、欲しい…。とても高級でした。

かつては養蚕が盛んで、お蚕を育てて(今は育てていないよう)

繭から糸をひき紬糸にして、染めて、

経糸を用意していく。

それからの織りだから、織りの段階で7割は出来ているのだそう。

とにかく糸の準備が、気の遠くなる作業で、

聞いていて気絶しそうでした。

現在銅線もおっていて

こちらは機械の会社からの特注品。

電気や電磁波を通したくないところに使うのだそうです。

もしやEVカーなんかも、こういうものが入っているのだろうか??

そんな説明を、予約なしでもしてくださる親切さ。

大変興味深い世界でした。ありがとうございました。

 

こちらの工房では、上田紬の機織り体験が出来ます。

いつの日か、ぜひに!

 

さて、りんごがなる風景って

そういえば見たことがない

なんて、華奢な枝振り。

そういえばオルファースのかぜさんの絵本で、見たことがある!

あれはりんごだったのか

私の中のりんごは、ミッフィーに出てくるような

もこもこした大木に

赤い丸が描かれたものでした。

完全に間違っている!💦

 

かわいい〜!と車窓にかじりつく。

 

ちなみに、薬膳だと

りんごは、身体の余分な熱を冷まし

潤します。

つまり、先日の風邪講座でいうと熱がる赤鬼タイプの風邪にももってこいです。

 

さて、いよいよ秘湯の温泉へ。

本日のお宿はこちら岩戸屋さん

岩に抱かれるように…

温泉は

鉄分を多く含み、お風呂の底についた手は、

まっちゃっちゃに。

身体をふくと、タオルは茶色になる。

露天風呂は混浴で.女性タイムが別途あり

そこを狙って入りに行く。

誰もいないだろうと思い、入ると

人影があり、思わず

ぎゃーっと悲鳴を上げてしまい

お互い

ぎゃー!

 

女性でした。

 

大笑い

お騒がせしまして、すみません…😅

この外のお風呂につかると、顔がずっとしっとりしていたし、めちゃくちゃ開放的な環境も慣れればなんてことない。最高!

内風呂は女性専用があり

こちらもまたよい!

光があたると、お湯から水の粒が揮発している様子が目に見える。

もちろん、それを吸いまくる。

 

飲泉も出来るのですが、

凄い味でした。鉄のフライパンをこそげたような味といいましょうか。

飲むと、下剤にもなるそう。

おひとつ、いかがですか?

 

ご飯も新鮮で丁寧で、地場のものだと感じます。

量も多すぎず、美味しかったです。

天ぷらに、高麗人参がついていて、ビックリ。

この辺りでも作っているのですか?と尋ねると

『この辺ではちょっとね、植えると10年は他のもの

作れませんからね、もうちょっと山の中でね』

翌日道の駅でも、生の高麗人参がパックされて

いくつも売られていました。

天ぷらは、苦味がうすれほくほくと甘味さえ感じられて

美味しかったです!

 

さて、切り立つ岩に沿うように立っているお宿。

その岩の下は、隙間があり

ここは縄文時代の住居なのだそうです。

それはまるで、アナスタシアの世界。

自然の中に住まわせてもらう

そんな感覚がきっとあったのでしょう。

今は、なかなかそういう気持ちが起きにくいのも、

無理ないような

 

帰りは、何度も何度も何度もトイレに行く。

この解毒系というのか

身体の機能アップ系というのか

これがおきる温泉が、好きです。

温泉行ったら元気になる身体じゃなく、

自分で元気になれる身体が一番かもしれませんが、

たまには温泉も♨️❤️

 

宿を後にして

りんご狩りへ

取ったりんごと同じ量くらい

お土産にくださった

どこまでも親切な上田の方々。

 

白樺印のお味噌を買い

丸子農産物直売所のうどん屋さんでお昼を食べ

和菓子屋のやまざきやさんへ

絶品のお赤飯おにぎり。

小豆ではなく甘納豆?を炊き込んでいて、

甘いお赤飯なのですが

上品なおはぎみたいなお味で、美味しい!

栗きんとんもありました!

そして、おやき。

これは、おやき?焼いておらず、蒸してるのかな?

しっとりして、とっても美味!

キャベツとしめじという餡は、玉ねぎのように

キャベツが甘い!

カボチャ餡も美味しかったです。

夕飯は、この戦利品であるおやきと、お赤飯と、果物たち

全部甘いものとなってしまいましたが…

楽しい旅を

ありがとうございました。

今週も佳き日々となりますように。

 

 

 

 


風邪治し講座

2022-10-01 19:50:55 | 梅雨の野菜料理

心はともに

みなさまこんにちは

どこもかしこも金木犀の香りでいっぱい
そんな気持ちのよい一日に

三鷹市にて、漢方風邪治しの勉強会を行いました。
お忙しい中、ご参加くださった皆さまに
心より感謝を申し上げます。

風邪においてのお悩みは
治療法において家族の間での考え方の違いだったり
家族がひいたときの対処法だったり
風邪そのものも見極め方だったりします。

今日は、漢方のテイスティングをしながら
すすみました。

まずいの、
美味しいの、から始まり
焼き芋みたい
お酒のんだみたい
と、だんだん詳細な表現に
皆さまなっていきました。

もう一回受けたい!というお声も頂き
ぜひ次は風邪をひいてきてください^ ^
なんてお伝えしています。

私もまだまだ勉強中で
深い深い風邪。

ぜひ一緒に学びませんか?

また近々行いたいと思います。
アドリブ講座なので、毎回同じテーマですが
参加者の方によって、毎度変わるのが面白いところです。

今日はありがとうございました😊


栗ジャム

2022-09-24 05:58:24 | 梅雨の野菜料理

心はともに

皆さまこんにちは

美味しそうな無農薬の大きな栗が売られていて


栗ジャムを作りました。

餡子も炊いて
餅米蒸して
栗のおはぎと
餡子のおはぎに。


それを持って、昨日はお墓参りの梯子しました。
ご先祖様に感謝。

栗を煮るお鍋は
伊賀焼のみそ汁鍋。


分厚いので、沸騰まで時間がかかります。
焼き芋なども、60度まで上がるのに
長く時間がかかると、甘みがでると言われます。

この最初に時間をかける。
ええ、子育てみたいですけれど
それが美味しくなるわけですね。
ちなみに、うちは料理は伊賀焼土鍋たちが毎度活躍します。
かまどさん
みそ汁鍋は毎食に。

漢方薬を煮出す時、金属の鍋だと
効果はでなくなります。
土瓶やガラスでなくてはならないのです。
これは、五行の関係からもいえますが、
金剋木の関係とあてはまります。
子どもの頃、イボができて、
ステンレスのやかんで、鳩麦茶を煎じて飲んでも
治らなかったのが、
やかんを土瓶に変えたら、治ったのです。
美味しいから
そして、少しでも食材の効能を発揮させ
頂きたいからという
貪欲さと
イボころりのあの感動があって

環では
この伊賀焼シリーズを取り扱っております。
とくに
みそ汁鍋は人気商品です。
ひと回り大きい
カレー鍋もあります。
かわいいんです。
重いけれど。

さて、栗の話し
栗は身体を温めます。
そして
胃腸を元気にし、下痢を止めます。
腎にもよく、足腰を強くし、足のしびれや、だるさにもよいです。
そして、血流が悪いと出血が多くなりがちですが、(生理も)
その血流をよくして出血をあさえる働きも。
血流が悪いことによる
不正出血にもいいです。

栗ジャムレシピは
次回の環便りに掲載予定です。^ ^