漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

早川先生

2006-09-27 16:52:04 | Weblog
 早川先生は、音楽にのっておどりながら登場されたのですが、
その音楽が ぼけない音頭 というらしいのです。
こうしたらぼけないああしたらぼけないという
歌があるらしいのです。

それで、私たちは手拍子をたたいたのです。

講演の間に時々歌が入るのですが、先生曰く
「今手拍子をたたいた人はぼけません、
手拍子をたたかなかった人は3年後に
ぼけます。私は歌いたくて歌っているのでは
ないのですよ。そういう診察をしているのです。」

といわれるので会場は大笑いでした。

ぼけとなると私たち薬剤師はすぐに漢方薬に
結び付けますが、
早川先生は、思わず手が動くという感性が
大事なのだと言われました。

人の世話をする人、人のことに共感できる人、
こういう人はぼけないそうです。

自分のことしか考えられなくなり、
人の思いがわからなくなったら人はぼけるそうです。

ぼけないためには、薬より前にこういうことこそ大事なんだと
気づかされました。

私も感性をみがくべく
いろんなことをみたりきいたり
しないと と思います。

まず、わらじ医者 早川一光著  「お-い 元気かあー」
早川 ゆき著    子育て歌集 「アンカー  」

をかってきましたので、
読ませて頂きます。
読みたい人はお店においてあります。
貸し出し致します。

京都出張

2006-09-22 14:56:52 | Weblog
 17日、18日と京都に出張してきました。

パンダマークの薬を扱うお店が全国で約1000店
あるのですが、その会の全国大会が大好きな京都で
ありました。

中身は講演なのですが、
よくこの講師の先生をよんでいただいたと
関係者の方々に心の中で感謝するのですが、
今回も素晴らしい講師陣で、
また、心の中で申し訳ないのですが
感謝感謝でした。

中でも、京都の西陣でお医者さんをされている
早川一光先生のお話が特に心を打ちました。

もう80歳をこえていらっしゃるのですが、
西陣の人たちが診療所がほしいということで、
お金をだしあって診療所を作り
誰かお医者さんにきてもらいたいと
いうことで、大学を訪ねたときに
早川先生が廊下でその人たちに
あってしまったのだそうです。

その時が26歳でそれから
西陣の人たちを診たのだそうです。

西陣の人たちには健康保険もないので
お金もなかなか払えなくて
それでも診てあげていたのだそうです。

西陣の赤ひげ先生だなあと思いました。

        続く


標と本

2006-09-13 16:44:50 | Weblog
 このところの寒暖の差は激しいですね。

私はあつくなるのがきらいなので薄着をするため
昨日は、震えてしまいました。

喉が痛くなるとかぜをひくとか、冷えるとかぜをひくとか
生理になるとかぜをひくとか・・いろいろあります。

漢方では、でている症状を標(ひょう)といい、
その原因を本(ほん)といいます。

場合によって、標を先に治してそのあと本を治したり
標と本を同時に治したり、
本を治せばおのずと標もおさまる場合は本だけを治すとか
いろいろあります。

かぜをひきやすい人の場合は、標である症状をまず治し、
それから本であるかぜをひきやすい体質を治して
かぜをひきにくくしていきます。

喉が痛くなりやすい体質、冷え易い体質、生理の
異常を改善していきます。

これはいろんなことに
あてはまります。

テロ対策、標と本考えているのかなあ???

5年前、始めてのアメリカ旅行がテロにぶつかり
なんとか無事13日ワシントン発のANAで帰れました。

その時、帰ろうにも乗る飛行機が日本からきてないという話もあり、
飛行機がないと帰れないというあたりまえの事に愕然としましたが
空港でANAの青い色をみたときには
ほんとにうれしかったです。

成田についた日は今日みたいな雨で、もっと気温は高かったですが、
まとわりつくような湿気が心地よかったのを
覚えています。

アメリカはドライでした。

花壇

2006-09-09 22:14:02 | Weblog
 環のお店の花壇が、今花盛りです。
虫たちはよく知っています。
どこから飛んでくるのか、蜂や蝶が飛びまわっています。

お客さんで太極拳の生徒さんに園芸の仕事を
されている方がいらして、
その方に花壇を作って頂きました。

どんな花壇がいいですかってきかれたので
通る人が元気になれるような花壇に
ってお願いしました。

そうしたら、オレンジと白のジニア、赤のストロベリーキャンドル
源平菊、それからバジルとそのほかいくつもの種類の
お花を植えてくれました。

コンセプトは 元気ビタミンガーデン ということです。

一番元気をもらっているのは私かもしれません。

毎日、お花を摘んでお店に飾れる幸せを
くれて、ありがとうございます。