漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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ウイルスのこと

2021-07-15 19:45:47 | 梅雨の野菜料理
心はともに
みなさま こんにちは
梅雨明けカウントダウンですが、お元気ですか?
気候変動が凄いこの一週間でしたね。


さて!
幼稚園のママ友から、面白い本を続々とお借りしており
今回ご紹介するのは、同じく崎谷先生の
「ウイルスは存在しない」

面白いんです。
今上巻が読み終わったところですが、ここまでの
結論は、ウイルスっというものは、あるにはあるんだども
病気の原因では、ないんだよ。
っということだと、理解しました。

と、いうのはですね、ネタバレ混みですけれども
ギリシアからローマ時代以前の古代アフリカの知恵では
感染症などの病気は
磁場、季節や天候の変化が人体に現れたものと考えていたそうです。
ヒポクラテスも
そして、アリストテレスの世界観へ
つまり4つの元素、火、土、水、空気の無機物が有機物を生む。
アントロもこちらかな?

それが、顕微鏡ができ、細菌学ができたことで一変してしまう。

最近では、うつ病すら、ウイルスが原因という論文があるそうです。
ストレスがかかる、ヘルペスウイルスの活性化、うつ病へ。
でも、先生はおっしゃる。

おいおい、
ヘルペスウイルスがあるから、うつ病じゃないんだよ。
ストレスが、うつ病そして同時にヘルペスウイルスの活性化っしょ
ウイルスはあっても、うつ病になるわけじゃないっしょ!と。

なのに、そのうち、うつ病はヘルペスウイルスが原因だから、ワクチン打つっしょ!
になるぞ、とのこと。

因果関係と相関関係がごっちゃにされている。

話は戻って、
漢方でも、感染症の原因は、
強すぎる環境の要素が(強い寒さ、暑さ、湿気に当たるなど)
または、身体の防御が弱いからかの(疲れや、病後、産後、寝不足など)
どっちかで見ます。
なので、こっちが私達にとっては当たり前の理論になっています。
何ウイルスが原因など、あまり重要ではない。
参考にはなるけれど。逆にウイルスだけ種類が分かっても
症状を聞かなければ、処方を考えることはできない。

と、いう。
続く