本日12月22日月曜日をもちまして
2014年、年内環の営業を終了させていただきました。
たくさんのご注文をいただき、ありがとうございます。
と、いいつつも、
明日までは、発送のみ可能となっております。
午前中までに、ご注文お待ちしております。
環先生の携帯まで、ご注文おまちしております。
さてさて
昨日のニュースで
出ましたね。出てきましたね。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20141221/1836_osen.html
原発事故の放射性物質放出量は
爆発のあったときに出たのは、25%で
その後に75%が出ちゃったのよって。それが、大汚染になっちゃって
でも、なんでかかな?
って、そういう具合なわけですね~~~。
こうやって、ちょっとすずちょっとずつ認めていくという
慣らし作戦ってわけなんでしょうね。
ちょっと長いのですが、
放射線について、あらためてまとめてみました
お時間があるときにでも~~♪
***************
「放射能ってそんなに気にするもの~??」
原発事故は過去にそう多くありません、福島と同じレベル7という深刻な
事故を今から28年前におこしたチェルノブイリ原発事故から学ぶことが多
くなります。
アメリカ、カリフォルニア州の政府機関はカリオルニア沿岸に
どれだけの影響があるかという調査におけるレポートを公式に発表しました。
その中で、福島の原発事故によるセシウム飛散量がチェルノブイリを
越えているとし、そのレポートはENENEWSのウェブサイトに上がりました。
(福島18.1京ベクレル、 チェルノブイリ10.5京ベクレル)
(ENENEWS website 2014.5.20)
チェルノブイリ原発の所在地、ウクライナでは
「健康な子は6%」と、
政府が報告書を出しています。
具体的には、コロステンの学校では、485人中、
体育の授業を受けられる子は14人という形で現われたり、
お隣のベラルーシでは事故前の徴兵対象が8割、
免除は2割、
事故後20年がたって、徴兵対象が3割に減ったそうです。
空間線量が0.08μSv/h(さいたま市と同じくらい)
のウクライナの三つ学校(ピシャニッツァ村、モジャリ村、コヴァリン村 2012年調査)では、
7割の子に健康異常があり、その原因が内部被曝の可能性が高いと
見られています。これらの地区の食品を検査した結果、
平均10ベクレルで健康に障害が起きていると考えられています。
(参考文献:第三回ウクライナ調査報告 食品と暮らしの安全基金:今子供たちを守るために知っておきたい放射能のこと 自然育児友の会))
「レントゲン取っても、体調は大丈夫だけど!?放射能は食べたらウンチで出せばいい?!」
被曝には主に、外からと内からがあります。
まず、放射線は主に3種類、
貫く力が強いガンマ線、これは体も貫きますのでレントゲンなどに使われるのはこっち。
貫く力が弱いアルファー線とベータ線(その他中性子などもあります)
「体からの被曝」自然放射線(地面から、飛行機に乗っている時)や、
核兵器などの人工放射線などがあり、レントゲンもこっち。
レントゲンは当てる範囲を極力しぼります、
しかし当てる量が多いと人体に障害を与え、最悪死にいたります。
広島と長崎に落とされたウラン爆弾とプルトニウム爆弾は市民の体を
一瞬で通過し、原爆症を発病、中性子により、
放射性物質に変わった地表の物質からも生き残った人に影響を与えました。
「内からの被曝」爆発や事故によって降り注いだ放射性物質が
農産物などに付着し、食事として体内に取り込むと、
肺と胃から血液に運ばれ、全身のどこかに付着します。
アルファー線(0.1ミリメートル放射線を飛ばす能力がある)と、
ベータ線(1センチ放射線を飛ばす能力がある)などが長時間、
至近距離から放射され、細胞が傷ついてしまいます。
とくに、細胞が入れ替わりにくい組織がダメージを受けることが
わかってきており、脳、心筋、腎臓、神経が影響を受けやすいと
いわれています。
アルファー線やベータ線が、体液中の酸素分子に衝突すると、
酸素分子が有害な活性酸素に変わり、活性酸素が細胞膜に
穴をあけてしまいます。その穴から、放射性分子が細胞内に入り、
新陳代謝を混乱させたり、遺伝子を傷つけてしまいます。
傷つけられた遺伝子の細胞が死ねば問題ないのですが、
生き延びてしまうと、細胞分裂して、間違った遺伝子が増え続け、
何かの拍子に突然変異がおきてしまいます。
その細胞が内臓や諸器官を作る体細胞なら、白血病、癌、血液疾患に。
生殖に関わる細胞なら、代々、子孫の生殖細胞に傷が受け継がれ、
何代目かの子孫に障害が発生することになります。
またインフルエンザ、肺炎などの感染症、加齢による病気、肺気腫、
心疾患、甲状腺疾患、糖尿病が起こりやすくなることも言われています。
根気がなくてやる気がでない、農作業が30分ももたないと言われる
原爆ぶらぶら病も、この内部被曝が問題だと広島の原爆から治療に
あたっている肥田医師はいいます。(参考文献:内部被曝の脅威)
「じゃあ、どの程度なら大丈夫?」
放射性物質の水道水の基準値
アメリカ 0.111ベクレル/L以下同単位
ドイツ 0.5
WHO 10
ウクライナ 2
日本暫定基準値の時、200
日本の新基準値 10
原子力規制委員会は水道水モニタリングをしています。全て基準値以下です
が小数点以下第五位まで報告されています、
2014年12月現在、最新のデータより、
26年4~6月分の水道水からセシウムが検出されている県は
セシウム134と137両方が検出された県
宮城県、山形県(山形市)福島県(福島市)、茨城県(ひたちなか市)、栃木県(宇都宮市)、さいたま県、(さいたま市)、東京都(新宿区)
137だけ検出された県
群馬県(前橋市)千葉県(市原市)神奈川県(茅ヶ崎市)
その他の県は不検出
食品の基準値
日本は 100以下
ウクライナ 野菜 40(ベクレル/kg 以下同単位)
パン 20 (主食なので基準が厳しめ)
じゃがいも 60
果物 70
肉類 200
魚 150
乳製品 100
幼児用食品 40
(参考文献:これだけは知っておきたい、原発事故と放射能の基礎知識)
セシウムはカリウムに似ていて、カリウムを必要とする野菜や果物には、
セシウムを取り込みやすい傾向があります。
また、ストロンチウムはカルシウムに似ているので、
カルシウムを含む海のものも、産地を気にしたいところです。
基準値越えが見つかっている ものは
避けたいものです
福島周辺の川魚、きのこ、ハーブ類
関東地方の川魚、太平洋側の底魚、関東の茸、ハーブ、かんきつ類、
梅、筍、ブルーベリー、玄米、玄米や胚芽を使ったお菓子なども
原子力規制委員会が、基準値以下でも水道水をモニタリングし、
公開することそのことに、意味があることだということが伺えます。
基準値以下だからといって、大丈夫とはいえないこと、
基準値以下である10ベクレル平均の食事でウクライナで起こっている
事実があるということ。
これ以下なら大丈夫という しきい値はないと言われています。
よって、このように水道水のモニタリングが報告がされているのだと思います。
最近は著名人の方が、原発の影響は問題ない!という趣旨の本を出版されたりも
しはじめております。
個人的には、とてもひっかかってしまいます。
子供たちが元気でいるために、大人が出来ることは、
分かっている情報を活用し、放射線を含むものを食べさせないこと、
健康が全てではないかもしれませんが、
もうどこの国も地域も原発事故が二度と起こさないために、
原発とサヨナラするために、この被害を認識し、向き合うのが日本人の役割の一つなのかもしれないな~って思うのでした。
今日も長いブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。
2014年、年内環の営業を終了させていただきました。
たくさんのご注文をいただき、ありがとうございます。
と、いいつつも、
明日までは、発送のみ可能となっております。
午前中までに、ご注文お待ちしております。
環先生の携帯まで、ご注文おまちしております。
さてさて
昨日のニュースで
出ましたね。出てきましたね。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20141221/1836_osen.html
原発事故の放射性物質放出量は
爆発のあったときに出たのは、25%で
その後に75%が出ちゃったのよって。それが、大汚染になっちゃって
でも、なんでかかな?
って、そういう具合なわけですね~~~。
こうやって、ちょっとすずちょっとずつ認めていくという
慣らし作戦ってわけなんでしょうね。
ちょっと長いのですが、
放射線について、あらためてまとめてみました
お時間があるときにでも~~♪
***************
「放射能ってそんなに気にするもの~??」
原発事故は過去にそう多くありません、福島と同じレベル7という深刻な
事故を今から28年前におこしたチェルノブイリ原発事故から学ぶことが多
くなります。
アメリカ、カリフォルニア州の政府機関はカリオルニア沿岸に
どれだけの影響があるかという調査におけるレポートを公式に発表しました。
その中で、福島の原発事故によるセシウム飛散量がチェルノブイリを
越えているとし、そのレポートはENENEWSのウェブサイトに上がりました。
(福島18.1京ベクレル、 チェルノブイリ10.5京ベクレル)
(ENENEWS website 2014.5.20)
チェルノブイリ原発の所在地、ウクライナでは
「健康な子は6%」と、
政府が報告書を出しています。
具体的には、コロステンの学校では、485人中、
体育の授業を受けられる子は14人という形で現われたり、
お隣のベラルーシでは事故前の徴兵対象が8割、
免除は2割、
事故後20年がたって、徴兵対象が3割に減ったそうです。
空間線量が0.08μSv/h(さいたま市と同じくらい)
のウクライナの三つ学校(ピシャニッツァ村、モジャリ村、コヴァリン村 2012年調査)では、
7割の子に健康異常があり、その原因が内部被曝の可能性が高いと
見られています。これらの地区の食品を検査した結果、
平均10ベクレルで健康に障害が起きていると考えられています。
(参考文献:第三回ウクライナ調査報告 食品と暮らしの安全基金:今子供たちを守るために知っておきたい放射能のこと 自然育児友の会))
「レントゲン取っても、体調は大丈夫だけど!?放射能は食べたらウンチで出せばいい?!」
被曝には主に、外からと内からがあります。
まず、放射線は主に3種類、
貫く力が強いガンマ線、これは体も貫きますのでレントゲンなどに使われるのはこっち。
貫く力が弱いアルファー線とベータ線(その他中性子などもあります)
「体からの被曝」自然放射線(地面から、飛行機に乗っている時)や、
核兵器などの人工放射線などがあり、レントゲンもこっち。
レントゲンは当てる範囲を極力しぼります、
しかし当てる量が多いと人体に障害を与え、最悪死にいたります。
広島と長崎に落とされたウラン爆弾とプルトニウム爆弾は市民の体を
一瞬で通過し、原爆症を発病、中性子により、
放射性物質に変わった地表の物質からも生き残った人に影響を与えました。
「内からの被曝」爆発や事故によって降り注いだ放射性物質が
農産物などに付着し、食事として体内に取り込むと、
肺と胃から血液に運ばれ、全身のどこかに付着します。
アルファー線(0.1ミリメートル放射線を飛ばす能力がある)と、
ベータ線(1センチ放射線を飛ばす能力がある)などが長時間、
至近距離から放射され、細胞が傷ついてしまいます。
とくに、細胞が入れ替わりにくい組織がダメージを受けることが
わかってきており、脳、心筋、腎臓、神経が影響を受けやすいと
いわれています。
アルファー線やベータ線が、体液中の酸素分子に衝突すると、
酸素分子が有害な活性酸素に変わり、活性酸素が細胞膜に
穴をあけてしまいます。その穴から、放射性分子が細胞内に入り、
新陳代謝を混乱させたり、遺伝子を傷つけてしまいます。
傷つけられた遺伝子の細胞が死ねば問題ないのですが、
生き延びてしまうと、細胞分裂して、間違った遺伝子が増え続け、
何かの拍子に突然変異がおきてしまいます。
その細胞が内臓や諸器官を作る体細胞なら、白血病、癌、血液疾患に。
生殖に関わる細胞なら、代々、子孫の生殖細胞に傷が受け継がれ、
何代目かの子孫に障害が発生することになります。
またインフルエンザ、肺炎などの感染症、加齢による病気、肺気腫、
心疾患、甲状腺疾患、糖尿病が起こりやすくなることも言われています。
根気がなくてやる気がでない、農作業が30分ももたないと言われる
原爆ぶらぶら病も、この内部被曝が問題だと広島の原爆から治療に
あたっている肥田医師はいいます。(参考文献:内部被曝の脅威)
「じゃあ、どの程度なら大丈夫?」
放射性物質の水道水の基準値
アメリカ 0.111ベクレル/L以下同単位
ドイツ 0.5
WHO 10
ウクライナ 2
日本暫定基準値の時、200
日本の新基準値 10
原子力規制委員会は水道水モニタリングをしています。全て基準値以下です
が小数点以下第五位まで報告されています、
2014年12月現在、最新のデータより、
26年4~6月分の水道水からセシウムが検出されている県は
セシウム134と137両方が検出された県
宮城県、山形県(山形市)福島県(福島市)、茨城県(ひたちなか市)、栃木県(宇都宮市)、さいたま県、(さいたま市)、東京都(新宿区)
137だけ検出された県
群馬県(前橋市)千葉県(市原市)神奈川県(茅ヶ崎市)
その他の県は不検出
食品の基準値
日本は 100以下
ウクライナ 野菜 40(ベクレル/kg 以下同単位)
パン 20 (主食なので基準が厳しめ)
じゃがいも 60
果物 70
肉類 200
魚 150
乳製品 100
幼児用食品 40
(参考文献:これだけは知っておきたい、原発事故と放射能の基礎知識)
セシウムはカリウムに似ていて、カリウムを必要とする野菜や果物には、
セシウムを取り込みやすい傾向があります。
また、ストロンチウムはカルシウムに似ているので、
カルシウムを含む海のものも、産地を気にしたいところです。
基準値越えが見つかっている ものは
避けたいものです
福島周辺の川魚、きのこ、ハーブ類
関東地方の川魚、太平洋側の底魚、関東の茸、ハーブ、かんきつ類、
梅、筍、ブルーベリー、玄米、玄米や胚芽を使ったお菓子なども
原子力規制委員会が、基準値以下でも水道水をモニタリングし、
公開することそのことに、意味があることだということが伺えます。
基準値以下だからといって、大丈夫とはいえないこと、
基準値以下である10ベクレル平均の食事でウクライナで起こっている
事実があるということ。
これ以下なら大丈夫という しきい値はないと言われています。
よって、このように水道水のモニタリングが報告がされているのだと思います。
最近は著名人の方が、原発の影響は問題ない!という趣旨の本を出版されたりも
しはじめております。
個人的には、とてもひっかかってしまいます。
子供たちが元気でいるために、大人が出来ることは、
分かっている情報を活用し、放射線を含むものを食べさせないこと、
健康が全てではないかもしれませんが、
もうどこの国も地域も原発事故が二度と起こさないために、
原発とサヨナラするために、この被害を認識し、向き合うのが日本人の役割の一つなのかもしれないな~って思うのでした。
今日も長いブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。