がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 LOTUS 95T 【11】

2008年02月07日 | 模型
 え~、前回のエントリーでも書いたとおり、先月28~30日まで家族旅行で横浜に行って来ました!
飛行機嫌いの私故、フォッサマグナ越えて関東に行くのは勇気が要りますが、ここで家族の機嫌を取っておかないと、
こっちもおちおち遊ばせて貰えなくなったり、密輸が一層厳しくなってはいけないので頑張って来たのであります。
餃子ポロラー師や居酒屋模型オヤジ師辺りは
横浜=バ○ッカ
と食いつきそうですが(笑、今回の目的は

アソパソマソミュージアム!!!
これですよこれ。上の娘がアソパソマソとプリキュアが好きでしてね、USJだディズニーだってのより
コッチの方が喜ぶだろうって事でありまして、そうした事情から横浜に決定したのです。よって
関東くんだりまで出向くのにパパの余興はナシよ♪
な旅行ですよ添乗員ですよでした。飯は美味かったけど。
 で帰還後は猛烈に月末で家族旅行で呆けてる間に溜まった仕事を連日午前様で片付けまして、
二月は早々から出張続きの@河童です。ちなみに明日からは京都・大阪に出張りです。

 さて、そんな訳で模型はダラダラですの微速前進。我ながら一体何時になったら塗装に入れるのかと
我が身に神妙な顔つきで問うておるところです。
そんな感じで(?)11回を越えても未だに塗装に入っていないロータス95Tの続きです。

 今回は再び歴史は巡るよリインカネーションっつー感じでギアボックス。仮組み段階で
サス調整は一通り済んでるんですが、ギアボックスは作業が残っていたので戻ってみます。

 先ずアッパーアームassyとギアボックスを接続するマウントは、アッパーアームごと一体でメタルで成型されてます。
カウル被せちゃうと殆ど見えないんで自作でセパレート化とかはやるだけ無駄なんですが、一箇所だけ、
後部のマウント用プレートには、実車ではリブというかモールドが入ってんですが、キットでは全くのノッペラボウ。
無視しちゃっても良いんですが、他の部分にソコソコ手を入れちゃってるので、バランス的にココにもモールドを追加しました。

 キットのパーツに0.3tの真鍮板から切り出したリブをハンダ付けしてんですが、普通に切り出したら
形状から見てもグニャグニャになって作業性が悪いのは目に見えてます。そこで、1.5mmのプラ板に
0.3tの真鍮板を瞬着で貼り付けまして、キットのマウント部分の形状に沿って型紙を起こし、
型紙をプラ板に貼り付けた真鍮板に更に貼り付けまして、この状態からリューターで削ってモールドを創成します。

終わったらアセトンに浸けてプラ板と瞬着を溶かせば、真鍮のモールドだけが生き残るという寸法。
これをキットのパーツにハンダ付けして、外周を整えてやれば、彫刻刀なんかでチマチマモールド彫るより簡単に出来ますでよ。

 ギアボックスのエンド部分は二分割されたメタルパーツを接着するように指示されてますんで仰せのままに。
 但し、右側にはシフトリンケージが有りまして、リンケージのエンド部分だけがパーツに再現されてんですけど、
出来が悪いので切り飛ばして真鍮管で再生しようと思います。今は取り敢えずキットのモールドを切り飛ばしたのみ。
ギアボックスエンド部分上方にはオイルクーラーが付いてるんですが、装着位置が曖昧だし、
パイピングが入るので仮組み繰り返してもガタつかないように真鍮管でスリーブを打っておきました。

また、キットでは省略されていますが、ギアボックスからパイプステーがアンダートレイに伸びてますんで、
自作で構築する事にしたんですが、基部は実車でもパイプ材のブッタ切りがギアボックスに刺さってますんで
これも真鍮パイプで作り、ハンダ付けしておきました。ハンダ多すぎて余分を落とすのにとっちらかったりしたですよ。

 で、このギアボックスとアンダートレイを接続する吊り下げステーが全く省かれていて
意外にコレが目立つ部分なのでこれを再現したいのですが、その為にはギアボックスとサス(車高)とアンダートレーの位置関係がとても重要。
で、ココにいたって再度ここらを仮組み。軸をシッカリ取らないと仮組みもクソも無いんですが、
ボディーパーツとギアボックスの接続に関して、当初の真鍮線でダボ作って云々ってのは、
レジン相手だと受け側の穴がすーぐにバカになっちゃって意味を成さないためやり直してます。

ギアボックスのボディーとの接続側の概ねセンター位置に1.0mmの洋白線を打ち込みます。
更にこの洋白線には1.1mm内径の真鍮パイプを接着せずに被せておきます。
ボディー側には概ねセンター位置付近に3~4mmの大穴を開けまして、そこにエポキシパテを詰め込んで、
硬化前にギアボックスを差し込み、ウィングやらサスアームやらの位置関係を微調整します、
で、ギア部とボディーを合体させたままパテ硬化まで放置し、硬化後にギア部をボディーから引き抜きますってーと
ボディー側に真鍮管が固着して、ギア側には洋白線だけが残り強度と仮組み楽々度が微妙にアップするという寸法。


 仮組みついでに、先ずリアアッパーアームをギアボックスに接着固定してしまい、
更にアップライトもアッパー側のみハンダ付けして固定してしまいます。
 過去ログ見てみると、以前サスの作業時に書いたて無かったみたいなんですが、実はリアアップライトは
キットのままだと左右が非対称状態な上に、そのままではホイールが填らない大きさ。で、削り込んで
ホイールに填るようにはしたんですが、アッパーアームとの兼ね合いで形状差修正は如何ともし難く、
ホイールで殆ど隠れちゃうのを良いことに装着時に見える部分だけ対象になればソレで良いって感じでやっつけてますが、
アッパーアームとの接続部は意外と露出します上に、キットの固定法だと実車とは全然違っちゃってますんで
そこらを加味しつつ修正を加えてあります。

 こうして漸くアンダートレイとギアボックスの位置が定まるようになりまして、先述の吊り下げステーの製作が可能になります。
 後はステーの形状をキチンと製図して、細くても加工中に曲がりにくい洋白線をハンダ組みして構築。
言うのは簡単ですが、ボディー&ギアボックス&アンダートレイの相関関係に、このテキトーなパーツが関わってきますんで
何度も仮組みして正しい寸法で組み上げます。

組み上げたステーはアンダートレイ側に固定し、基部のみギアボックスパーツに埋め込んでおきまして、
組み立て時に両者を接合する事になります。実は、今回紹介しました一連のチマチマ作業の全ては
この吊り下げステーを作るために、この時点での施工が必要だったと言うのはホントの話。スタジオが
パーツを省略したがる気持ちも判らんでもない。リアカウルが剥き出し状態でなければ無視したいとこなんですけど、
95Tの場合以外と目立つんすよね。


 以上がここ最近、僅かな時間の隙間を縫っての作業です。ギアボックス周辺は、まだオイルクーラーと
シフトリンケージと排気口とロワアーム自作と色々残ってんですよねぇ。何とか今月中にはパーツを揃えて
塗装モードに移行したいところですが、こんな調子ではどうなるやら?

 さて、最近クレオスから出たグルーアプリケーターってご存知?

出てたのは知ってたんですが、接着剤塗るのにわざわざ800円も出してマテリアル買わネェよ、スカ!とか思ってたんですが、
店頭で見て知ったのは、これがいわゆるプラセメント用途がメインではなく、瞬間接着剤やパテ類の為のマテリアルとの事。
意外とコレは便利なのではないか?と思っていまいまして、メーカーに乗せられてまんまと購入w
早速使ってみたんですが、使用感も中々では有りますが、使用後の瞬着やパテの剥がれが実に気持ちいい。
瞬着やフラックス(これはメーカー想定外?w)の穂先へのノリが、アートナイフの刃先並みに良いのですよ。
てことで、廃品となったアートナイフが沢山有るなら、別に買わなくても良いアイテムです(笑。誉めてんだかケチ付けてんだか。


 そうそう、あとプラモする暇はなくても仕事中に仕事する振りしてPCで遊ぶことは出来ましたんで
コッソリとHPそリニューアルしました。今回はCSSもスクリプトも殆ど使用せず、シンプルに作りました。
如何に見栄えが良いページにするかではなく、如何に更新作業を楽にするかを考えて作り直したのは言うまでもありやせん(殴
コメント (15)
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