がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 アイマス あずキャット 003

2010年01月15日 | 模型
先日PCモニターが突然死にました。もう何年も前の15インチ液晶モニターだったんで、まぁ仕方ないかと。
で、モニターがないPCなんてどうしようもないので、近所のDeoDeoに行きますってぇと、新春特価とか言って
まるで俺ちゃんの来店を見透かしたかのようにPCモニターが台数限定でセール中。ひょっとして
俺ちゃんのモニターに何か仕掛けしましたか?(笑。
 っつー訳で買い換えたんですが、今時のPCモニターって信じられないくらい安いですな。
22インチフルHDLCDモニターで14800円とか、最早PCモニターさえ使い捨ての時代が来てるんでしょうか?
今まで1024×768という化石レベルの画角で使ってたんですが、今度は1920×1080になって視野が倍増。
色んな画像も動画も視野角倍増で中学生に戻ったような新鮮な気分(謎


 さて、エルさんも何のことだかサッパリ意味判らないらしいアイドルマスター戦闘機製作記続編です。
今回は機首部分をやっつけていきます。先ずは機首下面の別パーツになってるミサイル用のレールが彫られた板を装着。

するってぇと、機首後半部はバッチシ合うんですが、板の前方が機首パーツと合いませぬ。

特に↑の○部分の段差が酷かった。このキット、大変多くのパーツ毎にパーツ接合時の位置決めリブが設定されてるんですが、
これが笑っちゃうくらい殆ど当てにならんのです。この板状のパーツの裏面には脚格納庫の位置決めリブがあるけど
寧ろ邪魔してくれるだけ。なので基本的に位置決めリブは削り取ってパーツ間の接合自由度を多くして組むんですが
それだけではとても追い切れない段差だったんですが、よーく検証してみたら板状パーツが
まるでメタルキットのパーツみたいに油流れ不良を起こしてるらしく、件の段差部分が反対側に比べて
異様に盛り上がっちゃってるのが原因と判りましたので金ヤスリで心配になるくらいバリバリと削って合わせてます。
 反対側のポリパテ擦り込んだ部分は思ったより隙間が空いちゃった部分。プラ板挟んだ方が楽だったかもですが
ちょうど練り合わせたばっかりのポリパテを余らせていたので、勿体ないからパテ投入。やるならプラ板の方が正解かと。


 話は前後してしまいますが、機首パーツを左右合わせる際に、継ぎ目消し等で二度手間になってしまいますが、
コックピット周囲のアンチグレア(艶消し黒)を一回塗っておくと、後々コックピット内のマスキングに苦労せずに済みます。
コックピット前席左側にスロットル等の調整レバーが省略されてることが判ったのでプラ材で適当に追加。
 また左右パーツにまたがるスジボリは、これも二度手間になっちゃうんだけど貼り合わせる前に一回彫っておいた方が良いですな。
貼り合わせ時にはパーツのダボは信用せず、左右のスジボリの辻褄を合わせてやるのを基準にするんですが
金型のヤレなのかスジボリが他の同社キットに比して非常に薄くなっちゃってて彫り直し必須で有ることもあり
一回先に彫っておいてやると合わせやすいし、継ぎ目消しの処理の時にもスジボリが消えにくくなります。

 機首パーツの貼り合わせ時、当然貼り合わせ部分に継ぎ目が生じるのでクレオスの流し込み接着剤で貼り合わせてから
接合面には黒瞬着を擦り込んで継ぎ目消し。所謂プラモ要接着剤だけだと経変で継ぎ目が浮いてくるから
飛行機はなるべく瞬着で継ぎ目処理した方が良いかと。かと言ってこれくらいのスケールになると
瞬着だけでは強度不足なのでプラ用と併用するって事ですな。私の地元では何故かこのクレオスの流し込みを
お店で見掛けないんですが、他の同形態の接着剤に比して流し込み後のトビが速くて使いやすい気がします。
トビが速いとプラへのダメージも少なくて済むから速いに越したことはない。


 更にレドームもこの時点で接着。何故かこのレドームだけは摺り合わせ殆ど無しでピッタリ合ったので驚いた(笑
接着前にレドーム内には、オモリとして余ってるボルトやナットをポリパテに練り込んでパーツ内に押し込んでおきました。
インストには書いてないっぽいけど、経験上飛行機キットでコレやっとかないと、大抵は完成時に尻餅を付いてしまいます。

 機首左側のバルカン砲パネルは、作業自体は一回目の時に施したんだけど、画像撮ってなかったので此処に記録。
パネルライン(スジボリ)が沢山ある部分で摺り合わせを行うので、ヤスリを入れる場所以外はマスキングテープで養生して
作業した方が不用意にパネルラインを消失せずに済む飛行機キット製作の或る意味御約束な話。


 こんな感じで機首部分は概ね片付いてきました。目下消えてしまったり浅すぎて塗料で埋まるとか以前に
無塗装でも墨さえ乗らないんじゃないかと思うくらい幸の薄いスジボリ彫り直し中。折角凹モールドなのに
何故に彫りなおさにゃならんのよふて腐れつつ作業中です。

 スジボリ自体は概ねダイモテープとエッチング鋸かBMCタガネの0.15mmで彫り直してるんですが、
レドームに入ってるスジボリは、レドームそのもののテーパー形状の影響で、先の手法では綺麗に真っ直ぐ彫るのが難しい。
ここは今は亡き(?)モデラーズの塩ビ製マスキングテープをガイドにして、エッチング鋸で刻んでいきました。

コツはスジボリがレドームを一周するまでは、鋸刃をパーツから離さないで刻んでいきます。
パーツから一々刃を離して彫っていくのは線が歪む元凶になります。
※後日、このレドームのスジは初期型のF-14A以外は基本的に不要なモールドだと知りました。なのでむしろ埋めなきゃなんない。

 ついでに書いておくと、コックピットの前席用計器パネルは、同じく前席用のパネルフード側に接着して

コックピットに差し込む構造になってるんですが、仮組みしてなかった俺ちゃんも悪いけど巧く填ってくれない。

でパーツを観察してみますと↑フードパーツ裏に謎の凸モールド発見。これが干渉してパネルが収まらなかったわけです。
金型の合わせ不良か油流れ不良かと思うんですが、ほんと罠がいっぱいのキットです。面白いから良いけど(笑

通常はコックピット仕込んで合わせ目消ししたら塗装へGO出来るのが飛行機なんですが、
このドムキャットはここからが本番(笑。胴体にも色々なトラップが仕掛けられておりますのよ。


 っつー感じで続きは次回。ついに胴体部分が登場してくるんですが、そろそろ塗装色の検討もしなきゃなー。
コメント (6)
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