がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 アイマス あずキャット002 &今年の初エントリー

2010年01月09日 | 模型
遅ればせながらハッピーニューいやーんバカンス娘達よ。@河童です。

今年は新年早々散々でございまして、元日は持ち堪えたけど2日から風邪を引いてダウン。
ついでに鞭打ち症状がこんな時に限って出てきちゃいまして、悶絶してる内に正月が終わってしまいました。
仕事柄定休というのがないだけに、正月ってのは非常に貴重な連休だっつーのに勿体ないったらありゃしない。
カミ様は子供を連れて山口県の実家に里帰りしておりまして、普通なら三日間は好きなように過ごせる筈なんですが
殆ど寝正月でした。

五日位からは症状も緩和してきまして、本来年末年始に三昧する筈だった模型製作も再開いたしました。

 
年末に仮組みとパーツ整形を進めていたコックピット部の目処がつきました。飛行機モノは
此処が出来上がらないと先に進めないんすよね。1/48で復座って事でコンソールなんかも
全部塗り分けなきゃなんないから面倒くさい箇所なんですが、形になるとモチベーションが急上昇するポイントでもあります。
キット指定を無視して内装基本色はクレオス#317のグレー。コンソールは艶消し黒を筆塗りしてます。
繊細なモールドを殺さないように溶剤で薄めに溶いた艶消し黒(ラッカー)を重ね塗りして、
乾燥させたら#317にスーパーフラットブラックを少量混ぜたグレーを使ってドライブラシを掛け
モールドを際立たせてやります。アクセントに一部のスイッチのモールドにライトグレーを乗せてやり
更に幾つかのボタンは黒で彩度を落とした赤を注しています。ディスプレイパネルは
タミヤエナメルのメタリックブルーにクリアーイエローを足した色で塗ってます。全部緑ってのもなんなんので
一部はスモークを厚めに塗って表現を変えたりもしてます。一応D型のコックピット画像を参考にしましたが
実機の配色よりもサイドコンソールとの配色の整合性を優先して前後パネルは白や銀は使わずグレー系で色挿しを行いました。
といっても黒パネル上に掛けたドライブラシのお陰で殆ど色挿しの必要はなく、極一部の
大きなスイッチのモールドのみ明るいグレーを挿してます。

イジェクションシートを先にバスタブに装着しちゃってますが、機首と胴体を合体させた後の方が
何かと都合が良かったかも知れません。座面はベースにカーキグリーン+黒を吹いてから
シンナーで薄めたカーキを上から重ねつつベースとブレンディングし、乾燥後に自家調色ライトカーキでドライブラシ。
フレームは艶消し黒をベースにして、上にニュートラルグレー+艶消し黒の混色をドライブラシしてます。

 ↑の様に後部シート後方に装着されるキャノピーブレイカーとその後方の天板との位置関係が
何故かキチンと納まりませんでした。インスト指定通り進めると後部の天板の装着が難しくなるため
キャノピーブレイカー(G25+G20)は機首パーツでコックピットバスタブを挟む時に同時に作業した方が
断然位置合わせが楽です。私は後になって気付いたために、天板パーツ(G41)の切り欠きを
削り込んで後方にシフトせざるを得なくなってしまいました。仮組みサボるとすぐに反撃が来ます(笑

又、機首左右とコックピットを挟む際には、↑の○部分が機首パーツと干渉してしまいます。

干渉部の機首側をパーツの厚み分だけ削り取って逃げを作り対処してます。

 
前後のパネルフードは布製カバーが装着されていて、ティッシュを貼り込んだりするのが定番な箇所。
今回はエポパテを擦り込んで表面をゴワゴワにし、硬化前に硬めの歯ブラシで表面を叩いてみました。

このフードパーツもパーツの厚みがメーカーの想定以上に厚くなってるようで、いざ装着しようとすると
アチコチ干渉して上手く納まりませんでした。パーツの内側、特に後部フードの赤丸部が酷かったので
前後ともパーツ裏から削り込んでパネルが上手く収まるように加工しておきます。


 車ジャンル同様に飛行機ジャンルでも様々なサブマテリアル&パーツが市場には存在してまして
例えば今回紹介したコックピット部分だとアイリスやアヴィオニックス(旧ブラボ)辺りから
どうやって一発抜きしたのかと感心してしまうようなレジン製パーツが出てたりしますんで
お手軽にディテールアップしたいならそういうのを組み込むと良いかもしれません。
キャノピー開状態で製作する場合、このF-14は設計自体の旧さもあって見てくれ的に厳しい部分も多く、
そうした別売りパーツを使うなり、或いは各種素材を駆使して壁面のコンソールや隔壁のパイピング
イジェクションシート周辺の情報量追加等々してやった方が、最終的な完成時のバランス取りは楽かも?
私は金出す気も時間も無いしアイテムがイロモノってこともあって、今回は素直にキャノピー閉で
追加工作極力施さずに尚かつ人形さえも無しで作ることにしてます。一言で言えば素組みですな(笑

 ってな事で、漸くコックピットが一区切り付いたので、次回は機首周りの工作に取り掛かることにします。

☆オマケ。折角コックピットをやっつけたので、ついでに他のうっかり所有しちゃってるイロモノの
やはりコックピットだけをやっつけてみた。スケールが1/72になると計器パネルなんかはデカールに格下げになり
お陰で製作は死ぬほど簡単。1/48と違って1/72のコックピットディテールアップは即ち
殆どのパーツのスクラッチビルドを要求されると思って間違いないっす。金出せばアイリス辺りが助けてくれますが
今回は当然色塗ってデカール貼ってオシマイ。流石に情報量的に寂しいので人形は乗せています。
 
デモドリ氏の私的通り、まんまとMG誌の罠にはまってF-16C(CJ)までやっつけてみたり(笑
そもそもF-2のキットには人形は付いていないのですが、シートパーツは同一だし復座型の為の
パーツも金型割りの都合上一部セットされていて、人形も2体入っていて都合が良かった。
F-2はコンソールのレバーの配置がF-16と違うので、人形を流用する場合には右腕の加工が必要です。


 さて、気が付けば2010年も10日が過ぎようとしています。今年は模型趣味業界では何が起きるでしょうか。
新米パパさんも記事上げておられましたが、フジミが今度はFW16を魔のサンマリノGP仕様で
尚かつ先行案内のFW14Bを差し置いて来月いきなりキット化するそうな。お値段税込み5250円。
そーですか、価格がタミヤ並みって事は内容もタミヤ並みなんですね(圧。タバコが絡む車なので
キット代と別にサイドパーティー製のタバコデカールが必要になるから実際買うときは
定価の2~3割増しになっちゃうことも考えて欲しいところです。と言いながら多分複数買いしちゃうな(笑

 オマエ、また積むのか!?

と言われそうですが、昨年きよみさんやデモドリさんとこ経由で知ったmokeijinのロース氏の積みっぷりを見て
なんだか物凄く安心してしまいました。高い製作スキルもさることながら、驚いたのを通り越して
もはや感動すら覚えそうな積みっぷりが素晴らしい。積む勇気が湧いてきます(を

では、今年も皆さんよろしくです!
コメント (11)
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