がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/24 Chrysler 300C collaborate with BAYONETTA cp.2

2011年01月06日 | 模型


 カミさんと子供達が帰省からUターンしてきて名実共に正月が終わった@河童家です。結婚して7年位経ちますが、最近思うのは家っていいなーと。
屋根があって電気が点いてってのが家なんじゃなく、自分の家族が居る場所が家なんですよ、なんて事も思うのであります。
流石にウチのカミ様は死んだふりはしませんが。

 さて、正月モードも終わって仕事復帰と同時に模型も復帰。早速に年末から作り始めてたクライスラー300Cの続きを。
っつっても、製作記として残しておくような仕事がある訳じゃなく、前回のエントリーでドア閉固定の処理も済んでますんで、
とっとと塗装に入りました。


 っつーか、もうクリアーコート前まで進んでしまいました。今回のコンセプトは、グッスマのデカール「ベヨネッタ」。そう、あのドS痴女魔女姐さんでデコレートです。
前の初音ミクの時もそうだったんですが、こういう汎用デカールって中々使い方が難しいというか、ロゴやキャラの配置に難儀しますな。
今回も色々考えたんですが

・ボンネットにゴモラ招喚のグラフィックをドカンと貼る(っつーか貼りたい)
・サイドには一番の大きな姐さんのスカロボ(四丁拳銃)構えポーズを貼る(っつーか貼りたい。)

という二点が先行確定。そこから色々ネットで調べてたら、ニコ動画なんかでゴモラ招喚のアクション(動画の3分過ぎ及び12分過ぎ辺り)では

「かーまぼーこー」っつって弾幕撃たれるんですが、どうやら実際は魔女語(?)で「AVAVAGO」っつってるらしいとのこと。意味はよう判らんのですが
どうも「悪魔の雷でブッ殺せ」的意味らしいです。更にドゥルガーっつーモロに雷系の武器もあったりしますんで、んならカラーリングは雷をコンセプトにしようという事にしまして、
ボディーに稲妻書いてみた。ドゥルガーなら雷&炎の武器なので炎も描こうかと思ったが、リアルファイアーは全く未経験なので今回は諦めました。今度練習してみよう。

・ベースカラーはクレオスウィノーブラックを敷きまして、上にクレオススーパーブラック+クレオスCカラートパーズゴールドの混色をコーティング
 →クリアーを吹いて→更にクリアーを砂吹きして→エアブラシで稲妻を描いて→周辺に散ったミストをコンパウンドで除去→デカールへ

っていう手順にて塗装。稲妻の書き方って色々あるんでしょうけど、0.2mm口径のエアブラシで先ず白(スーパーホワイトⅣ)で基本の線を描き入れ
ガイアのウルトラマリンブルーで先に入れた白い線を青白くなるようにコートし、更に細い白線を入れてまたブルーで陰影付けてトドメに極細の白で
稲光の中心線を沿うように入れるという、まぁLightning(稲妻)の描き方としては定番な手法にて。下地色に保護用のクリアー入れた後に砂吹きしたのは
塗装面がやや荒れてた方が、シャビシャビに薄めて超至近距離低圧吹きで乗せる塗料を乗せやすくなるためです。
 稲妻は全身に入れると非常にうるさい感じになるので、ルーフと左右両サイドのみに描くことにし、前面・ボンネット・リアゲート・ケツには入れないようにしました。
一発勝負になっちゃうので

実験君2号機で練習してから実戦に突入しましたが、ちょっと慎重になりすぎてブラシの動かし方が悠長だったせいか、想定よりも稲妻のラインが太くなった感があります。
キモは最終的に入れる白が最初の段階で入れたラインの上を外さないようにトレースすること。人がやってんのを見てると簡単そうなんだが、いざ自分でやってみると
思ったよりも神経使いますな。尚、実験君では青にクリアーブルーを使用してるんですが、実戦ではデカールが介入するって事で染み上がり&クリアーコートでの余計な滲みを
警戒して、ガイアのウルトラマリンブルーに変更してます。ウルトラマリンは顔料系なので染料系のようなトラブルの心配はないですが、逆にグラデーションを効かせ難いですね。
これも練習とは少し勝手が違った部分でした。

 デカールは初音ミクNSX以来二度目のグッスマデカール。前回のミクの時は意外なほど貼りやすくて感心したんですが、今回のは更に質を変えたらしい。
で、結果どうだったかっつーと「硬い!」「溶けない!!」「馴染まない!!」とF-14のアイマスデカールの様な(あれ程割れやすくはないけど)、
実に貼りにくい物になっちゃっててちょと残念。あらゆる軟化剤が効きにくく、どうしたもんかと試しに半田鏝出してきて、水を含ませた綿棒をコテのヒート部で
加熱しながらデカールを圧着(蒸し綿棒)すると非常に貼りやすくなってくれました。要するに熱で程良く軟化するっつーことですね。

 今回は先述の稲妻がアチコチに入ってますんで、これ以上うるさくならないようにロゴ関係は最小限に抑えてます。スポンサーロゴも無し。
ボンネットに入ってる変体フォントの「AVAVAGO」のみ、市販のインレタから起こした自作デカールです。

日本型車検の影響かwグラフィックを窓に掛けるのは好きじゃないんですが、リアウィンドウだけは「描いた」んじゃなく「貼った」感のあるグラフィックを貼ろうと思いまして
セットにあったスカボロ四丁拳銃とリボンの一部を貼付。トランク上面には何も貼らないつもりでしたが、ルーフから降りてくるリボンを左右対称に出来なかったので
誤魔化しの意味もあってベヨネッタのロゴを。トランクの正面部分には真後ろから見たときに四丁拳銃と面が繋がるって事でセットの「Scarborough Fair」ロゴを貼付。


 今回、ベースカラーに初めてクレオスのクリスタルカラーを使用してみました。白系・青系は上品になっちゃうので、ルビーレッドとトパーズゴールドをセレクトして比較してみたら
トパーズゴールドの方が下品なパールブラックになったのでコレをチョイス。ベヨネッタもブラックの衣装にゴールドの鎖ジャラジャラなので丁度良いんじゃないかと思ったのもある。
このパール、粒子が細かいと言うより反射が強いパールのようです。粒子の細かさなら、ラインナップの中で一色だけ遅れて年末に出てきた「ムーンストーンパール」が細かいですが
それでも細かさと言うより反射の強さが従来のパールフレークより強いって印象です。イリサワ流通雲母堂のパール剤で言うならVGパールみたいな感じか。
 あと、パール粉が最初からクリアーに混ぜられてるタイプの商品形態になってて、パール粉の含有量がちょっと多めな感じです。

 っつーことで、後はクリアーの層を作るっつーことになるんですが、10日辺りから一週間、ネット環境が不安定な地域に長期出張しますんで、それまでにクリアーを終わらせたいです。。

コメント (12)
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