がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 FERRARI 412T2 その14

2013年09月18日 | 模型

 来月MFHから1/12のMP4/4が出ると聞いて、オッサン買う気満々だったわけですよ。

そしたら、ターボ用のシュノーケルダクトが飛び出してる前半仕様のみのラインナップでガッカリしてポチらず。
車種問わず、あのダクトって個人的には好きじゃないんですよね。後半仕様も出してくんないっすかね?出たら♪速でポチりますよ。

 それから、先月の展示会で自分も自分の車を模型で作って展示しようと画策したけど出来なかったのを、「ホイールが無理ゲーでした」って事にしてたんですが、
FACTORY EIGHTY ONE
ってメーカーから、RAYSの57Motorsportsってホイールがリリースされることをキャッチ。この57Motorsportsと自分の57Extremeは意匠が同じって事で発注してみた。

ただし、海外製でマッチングがどうとかは全く不明なので、これで解決するかどうかはワカラン(笑。ついでにちゃんと届くかどうかもワカラン。
更に言えば、整形状態は開拓時代の西部の様に荒野となってる模様。でも、雛形があるだけでもマシってか。

 そんな感じのこの頃、久々に模型製作が楽しく思えてきました。少しずつ形になってくるのがイイですな。っつー事で備忘録用に製作記アップ。
 眼鏡掛けるほどにはなってないのだが、いつのまにか老眼が進行してるのか、細かい作業が非常にやりづらいです。ヘッドルーペで何とかなってる感じ。
ベテランモデラーさんが老眼で1/43からセミリタイアしたなんていう話も時々噂の如く聞いたことはあったけど、何となく判る気がするですなぁ。
 接着剤のはみ出しとかタッチアップすべき部分等が判りにくいので、こうしてブログ用にデジカメで撮ってチェックすると出るわ出るわ(汗

現在の製作進行状況ですが、セクターごとに少しずつ、それこそ1日1作業って感じで、細かい部品を1つずつ塗っては組みの繰り返し。
フルディテールなので、同じ色のパーツをまとめて塗って一気に組むってやり方だと、パーツごとの”差”が出にくくなってしまうので、個別にチマチマやっとります。
組み付けも、今までは仮組みを繰り返して、ディテールアップの取捨選択を検討してきたのですが、漸くトンネル抜けまして、インスト指示通りに接着もしくはビス留めにて
各部を組み付けていってる真っ最中。順番としては、
・燃料タンクとシートを接着
・エンジンとタンク&シートをビス留めで固定(インナーモノコックassy)
・アンダートレイにインナーモノコックをビス留め固定
・バルクヘッド部分の配線作業とタインナーモノコック左右の補器類及び配線装着
・インナーサイドポンツーンに区切り用の網とラジエターコアのメッシュを取り付け
・インナーサイドポンツーンをアンダートレイとエンジンブロックに固定
・ラジエターの配管処理
・フロントモノコック研ぎ出し
・ステアシャフトとモノコック内側のスタビリンクを装着
・フロントサスペンションベース(サスカバー内部)をモノコックに接着
・フロントモノコックをインナーモノコックに被せてアンダートレイにビス留め
・ギアボックスメイン部分をエンジンブロックに接続しアンダートレイ上に固定
・排気管を塗装しエンジンに装着
という順で作業してきました。


 コックピットのインストパネル。真鍮材とインセクトピンからフル自作した物に交換してます。肉眼だと作った本人も分かり難かったんですが、液晶のデカールが浮いてますな(ノω・、)
シートは、キット付属のバックスキンシートを使用しましたが、1/12クラスなら悪くないんでしょうが、1/20にはカーボンデカール以上にオーバースケールな感じ。
ステアリングは、ミラーやヘッドレストなどと一緒に完成間近になったら装着する予定。あと、内壁にはハセガワのカーボンフィニッシュを貼ってます。


長いこと放置していたので埃がナカナカ取り切れない。
モノコックとラジエターダクトの間にある補器類も、キットではちゃんとパーツが用意されてます。配線は省略されてたので資料を参考に接続基部諸共自作。
線材は、旧モデラーズのプラグコードやビニールホース等を使用。旧モデラーズのビニールホースは、両端をプライヤーなどでつまんで引っ張ると伸びるんです。
伸びる際に当然径も細くなりますんで、欲しい太さのホースが無い時に超便利。

また、0.6mmや0.3mm等の細いハンダ線は、ヤスリで”目”を簡単に入れられるので、使用するヤスリ次第でメッシュ風やスパイラル風等色々な表現が可能なので重宝してます。
実車で熱収縮チューブ等で防水防塵処理がされてる部分の再現には、エポキシボンドやマスクゾルを使用。細い熱収縮チューブの入手が難しい田舎者の常套手段ですな。
ラジエターのクーラントリザーバーへの配管基部には福原のユニオンを加工して使用。福原のユニオンは、昔はとても重宝する素材でしたが、近年は国内外から色々なコネクターパーツが出てまして、
今やスッカリ貴重度も重宝度も下がって使用に後腐れが無くなった感じ。ラジエターホースのホースジョイント&バンドは2mmのマスキングテープと細切りアルミ箔にて。
デザインナイフの刃を二枚重ねて使用しメタルックなどを切り出すと、細い一定幅の状態で簡単に切り出せるよん。ホースジョイントの青は、シタデルの青。

元々はゲームの駒の塗装用にとリリースされた塗料だそうで、原色系でも下地無視して発色させられるし、ノビが良いのに乾燥が早いという筆でのチョイ塗りには重宝しますな。
入手ルートが限られてる上に少々高価なので取り敢えず重宝しそうな原色系のみ保有。


 バルクヘッド部の各種配線用の集合ボックスもキットではパーツ化されてる。ボックス部分はカーボンデカールで処理したんですが、コネクターが邪魔なので、
パーツをコピー機で紙に写し、それを型紙にしてコネクタ部分だけ真鍮管から作ったポンチで抜いてカーボンデカールを切り出してます。コックピットのメーターパネルも
同様の方法で処理してます。
 で、目下悩み中なのが、↑画像のエンジンヘッドカバー下部に装着される遮熱板をどうするか。

 ↑の様に結構大きな遮熱板でして、これ付けると車体を上から見た時に、エンジンのヘッドとブロックが完全に情報分断されてしまうので見てくれが悪い。
キットにもパーツが用意されてはいるのだけど、ちょっとオーバーサイズで見てくれの悪さが倍増してしまいそう。二回りくらい小さな物を自作するか、
いっそ無かったことにするかで考え中。


 排気管も塗装し組み付け。焼け色をどうするか考えてたんだけど、実車の資料だと見た目なんか考えてる訳が無いパーツなので、焼けてくすんで小汚いだけ。
なので、今回はブラウン系の焼け色にして派手目に演出してみた。画像だとなんだか銅線っぽく写ってしまいますな(笑。継ぎ目部分に、ウェザリングマスターの青系を
ちょびっと擦りつけてみようかどうしようかチョット考え中。

 

コメント (6)
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