出張で岐阜に行くことになったので、折角病で名古屋に泊まって飲んだくれ。
すると、翌朝大阪で地震が発生して交通機関は大混乱。新幹線が止まっただけではなく、岐阜方面への東海道本線も停止。
土地勘無いので焦ったけど、名鉄名古屋駅から岐阜行きが出てると聞いて、ソッチに乗って何とか仕事に穴開けずに済みました。
それはともかくとして、大阪方面で地震に遭われた方には謹んで御見舞い申し上げます。
仕事を済ませて再び名古屋に戻り、少し時間が出来たので栄~名城エリアをウロウロして名古屋城にも行ってみた。
天守閣が工事中とかで、足場組まれててイマイチでしたが、一方で本丸御殿が遂に修復完了って事で見てきました。
御殿内部を拝観後に外に出ると、御殿の建物の雨戸の隙間から中を窺う怪しい人影。
外国人観光客が「Wow!!NINJA!!!」と大喜びするくらいにバレバレの隠密行動です。
くの一さんでした。慣れすぎてるカメラ目線と決めポーズのサービス付き。隠れる気はサラサラない様でした。
さて、エヴァーレンは、中研ぎ入れてクリアー掛けて、今度は乾燥ブースが使えない(層剥離を起こす)ので、
凝りもせずに次ネタを開梱。ハセガワのスーパーデルタです。アヴェンタドールを作ってたときに、エッチングの山を漁ってると
このキット用のグレードアップトランスキットが出て来たので、折角だから作っちゃおうって事にしました。
そこのアナタのお察しが聞こえるようだ。面倒くさいキットに手を出しちゃったよ。コレが面倒くさいって事は
全く以て忘れてしまってましたねぇ。初版ロットにして信じられないほどのヨレヨレっぷりなボディー。
モールドも何処がモールドでどこがパーティングラインかも解らなくなるほどの型ズレっぷりですな。
一回黒サフ吹いて、面出しヒケ埋めスジボリと、地味ーーーな仕事を延々続けるのはホントに面倒くさいです。
結局ね、レジンのガレージキット並に時間が掛かっちまいました。ここまでは出張前に済んでたんけどね、
ホントは出張前に塗装してから出張行くつもりだったから、まぁ、本人には想定外だったんでしょうな。
アヴェンタドールもMP4-12C、仮組み確認サボって製作してしまいましたが、今回はちゃんと基本に沿って作業するぞと一人気負い
シャーシやサスペンションの事前確認をしてみたら、コレが思いの外問題山積。一番気に入らないのが
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何この車高。ダートタイヤ履いてるグラベル仕様の如き腰高感。ターマック仕様なのはタイヤとホイールだけというヤッツケ仕事仕様。
単純な構造のキットなら、ダンパーのアッパー切りゃぁ後はどうにかなるんだけど、このキットは良くも悪くも懸架の構造が複雑。
仕方ないので、前後ロワアームをリンク部分で一旦切断してから、金属線でアームが上下に動くように加工して、
アップライト側のアーム接合部にもアソビを作っておいた。後は、ダンパーの長さ加工だけで車高を上下に出来るし
キャンバー角も若干だが調整出来る様になるよ。
試しに合体してみたら、フロントは良いけど今度はリアが低すぎ。1mm位かな~?そこは現物合わせで調整するとしよう。
ホイールは、外周の1本当たり18箇所、4本で計72箇所の穴を空けるのが出来る人の仕事になっとるようですが、
オッサンには面倒くさすぎるのでキットのママで、外周の穴は塗装で誤魔化しておく。
っつー感じで、今回はここまで。
最近の悩みは自分の時間がとれるとれない以前に工作するときの集中力が続かないことなんだけど、おいちゃんはそういうことない?
車は終盤に手間が掛かるからハイペースに見えて微妙。
でも、今のところ、実車のディテイルがどうとかこうとかを殆どスルーして
キットストレート+α程度でやってるから気軽ではあると思うよ。
あと、やはり作ってないと作り方を忘れちゃっててね、
取り敢えずその辺りの思い出しってのがあって、一個作って思い出し
思い出したのを活かして二個目に手を出し、更に思い出して現在三個目って感じかな~。
それと、塗装ブース作ったじゃないですか。あれ、瓢箪から駒といいますか、
ブースの底面が広い作業場にもなるんですよ。おかげで
作業机の上が以前ほどカオスにならなくなってるのも大きいかな~。
最新設計のキットから古いキットに進んでみましたが、
単純に作ってて面白いのは古い方やね。昔のキットの方が
メーカーサイドも挑戦的だったよね。比べると、最近のは迎合し過ぎな感じ。