ソーシャルデイスタンスと言う耳慣れない言葉を、最近目にするようになりました。
コロナ禍のご時世では距離を置くことが他者への思いやり。
その通りだと私も思います。
感染しない心がけと同時に、他の人にも感染させない。
その気持ちが今はとても大切なのでしょう。
そんな時ですのに、私は以前と変わらず、週末には次女宅に行き団欒を共にしています。
若夫婦家族から感染するリスクがないわけではありませんが。
孫たちの顔が見たいからの単純な理由が第一ですが、他にもう一つ訳があります。
ネット通販で購入したのですが、幾つか難点ありなんです。
とても軽くてデザインも気に入っているのですが、柄を伸ばすと大きくなり過ぎて。
そのためスカーフで止めています。型も崩れやすいです。
折角買ったのだからと、それでも使用してもう二年くらい経過。
大量に食料品を入れられるので助かってはいますが。
商品の一覧には有本葉子さん推薦って書かれていました。
週末に翌週の食料品のまとめ買いするのは、私の常日ごろの習慣。
7~8千円のお買い物になりますので、レジ袋をいつも4枚くらい使用します。
それをショッピングカートに納めると、結構な重量。
週末以外の買い物では、娘宅に寄りませんから、その時は帰途はバス利用です。
夫が居る時は、いつもタクシーでしたが。
今は節約を心がけ、タクシー利用はほとんどしなくなりました。
我が家からは、娘宅に隣接するスーパーまでは、徒歩20分くらいの距離。
行く時は緩やかな下り坂なので実に快適に歩けます。
でも帰りは逆で、緩やかな上り。
高齢者の私が重いショッピングカートを引いて歩くには、ちょっと無理な道のりと距離なんです。
今日の画像はカテゴリー「ライフスタイル」向きでしょうか。
とは言え、バス利用は今は怖くて私はできません。
密閉した雰囲気がするタクシーはなお更です。
一番安全なのは次女宅に寄り、自家用車で我が家まで送ってもらう事。
こんな理由から、ソーシャルデイスタンスの言葉にはお構いなく、以前と変わりなく娘宅に出かけている私です。
一人暮らしの私には、元気エネルギーをチャージしてもらえる、掛け替えのない憩いの場所。
本当に有難いことと思っています。
そんなある日のこと、少々軽率だったかもしれないけれど、私は次のような声をかけてしまいました。
「今お庭が花盛りでとてもきれいなの。
かれんちゃんに見せたいから、来てほしいのだけれど・・・」
こんなお誘いは、平常時なら当たり前の日常会話ですが。
今はそうはいきません。
私は娘に言いました。
「家族同士のこんな誘いでさえ、今は後ろめたさを感じてしまうわね~」と。
するとMちゃんが言いました。
「大丈夫よ。我が家は今、ママ以外誰とも会っていないから。
明日、サンドイッチとケーキでも買って持ってゆくわね」と嬉しい返事。
確かにそう。
お互いに厳しい自粛生活をしていて、交通機関を利用しない徒歩圏内であれば、家族同士は会っても構わないのでは。
私は孤独にも強いので、一人でも大丈夫でしょうが・・・。
普段子供家族と温かな交流をしていた老親が、子供との行き来を急に禁止されたらどうでしょう?
鬱になったり老化が急に進んだり、そんな懸念も十分あると思うのです。
ですから政府は、そこまでの厳しい自粛を要請してはいないのでは。
何だか自分が娘家族に会う言い訳みたいになってしまって恥ずかしいです。
この意見に自信があるわけではありません。
それぞれ、色々な思いがあるでしょうから。
あまり厳しい目を他人に向けすぎるのも、世の中がぎすぎすしてしまうようで何だか心配です。
我が庭の点景
風光る春から風薫る五月となり、みずみずしい鮮やかな緑が私達の不安な心を癒してくれます。
娘たちの優しい明るい声も同様。
こんなご時世だからこそ、私はささやかな幸せを一層噛みしめて、日々を過ごしています。
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