ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

真夏の方程式

2013年07月16日 | 映画
何の予定もなかった連休最後の日の夜、ふと思い立って映画を観に出かける。

長男は出かけていたので、家に残っていた夫と次男に声をかけたら ついてきた

夫が一緒だと、夫婦割引で一人1000円になる、という打算が・・・
高校生の学割より安い

この日観たのは、福山雅治さん主演の

「真夏の方程式」

ご存じ、ガリレオシリーズ


すでに、原作は読んでしまっているので、結末はわかっている。
中には原作と違う結末を迎えちゃったりする作品もあるけれど、
東野圭吾さんの作品は、テレビドラマも、映画も、かなり原作に忠実だと思う。

「プラチナデータ」は映画を観ていないけれど・・・

限られた時間の中でまとめなければならないせいか、
登場人物や、はりめぐらされた伏線、それぞれの想いなどがはしょられてしまった感はいなめない。

けれど、大切な言葉はしっかりとそのまま。

メッセージはちゃんと伝わっている気がする。

公開中の映画の内容を書くわけにはいかないが、
登場人物がそれぞれ、お互いがお互いを愛し、気遣い、思いやるがゆえに、
起こってしまった悲劇みたいなものが、なんともせつない。

原作を読んだ後にも感じた、何とも言えない後味の悪さはそのままだけれど、
根底に流れる優しさに救われた気がした。

何よりも福山さんのかっこいいことったら

湯川学の持っている、無意識の優しさみたいなものが、自然に出ていて、ホントに素敵

相手が子供であろうが、甘えをゆるさず、きっちり一人の人間として向かい合う、ってことは
見習わないといけないな、と思ったりする。

そうそう、このことは、マンガ「天才柳沢教授の一日」の主人公 柳沢教授も同じだったわ

物事の真理を追及することを生業としている人たちは、その手前のフィルターは関係ないのかしら。

なんて、小説とかマンガとか架空の話の中でのことを、まじめに考えたりして・・・


そういえば、5年前、このシリーズの「容疑者xの献身」を次男と二人で観たっけ。

このとき、中学生だった次男は、途中 大事な場面で寝てしまい、
もう一人殺されてることがわからないために、とうとう謎が解けないままだった・・・

さすがに高校生になった今は、ちゃんと最後まで起きていた

最近は舞台にはまっているので、映画を観る機会は激減したけれど、
かなり前からチケットを手配しなければいけない演劇とは違い、
思いついたときに、ふっと行ける手軽さは、うれしい。

映画館は車で10分のところにあるし、これからは映画もチェックしなきゃ、
と思うけど、この上 映画まで?と言われるかも・・・









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする