少し肌寒い土曜日の午後、新聞広告で見て気になっていたイベントに一人でふらっと出かけてゆく。
「工房からの風」と題したこのイベントは、全国の作家さんたちが作品を販売するマルシェだ。
会場は市川コルトンプラザというショッピングセンター。
車で15分ほどのこの施設のすぐ近くに、結婚してから長男が2才くらいまで住んでいた。
この施設の敷地内になにやら怪しい神社があって、当時はあまり近寄らなかったものだが、今回のマルシェはその回りにまで出店していて、20数年ぶりにそのあたりに足を踏み入れた。
かなりの広さにたくさんの作家さんたちがご自分の作品をアピールして販売している。
陶芸の作品や、木工作品、皮製品、織物やアクセサリー・・・
かなり楽しい
ビミョーにお手入れが行き届いていないが、なんとなくガーデンっぽくなっているところもあり、ちょっとした癒しのスペースになっている。
ここに特設のカフェができていて、お茶とケーキがいただける
カフェのスタッフの方々は、何となく手際が悪くて、スムーズに席に案内できないが、ものすごく一生懸命で誠実な感じがして微笑ましい。
私はリンゴとルバーブのケーキを
この日は、薄曇りだったけれど、風が気持ちいい。
買おうかどうしようか迷っていた作家さんのところにもう一度見に行って、やっぱり買おう、と説明を聞いてみたりする。
この日の戦利品は
漆と阿蘇山の火山灰を混ぜて塗ったという木のプレート。
ひびの入ったご飯茶碗を使っている夫のためにお茶碗を。
こういうところに来るとついつい買ってしまう一輪挿し2品。
家に帰って、早速庭のチェリーセージを切って飾ってみる。
このイベントは、毎年開催されていたが、いつも何かしらの予定が入っていて、行きそびれていた。
千葉近郊の作家さんだけだと勝手に思っていたけれど、全国だったとは・・・。
テントとテントの間はゆったりとしていて、お祭りのようなごちゃごちゃ感もなく、のんびり、穏やかな時間を過ごすことができた。
自分で作品を生みだすことができるってすごいし、それを続けていられるって幸せなことだ。
あ~楽しかった
来年もぜひ行ってみよう、と心に誓ったのでした