6月の終わりに梅干を仕込んだ。
7月の3週目あたりに土用干しかな、と思っていたが、とにかく雨ばかり降る。
梅雨がなかなか開けない・・・
3日間は晴れてくれないと困るので、待っていたら、梅雨明けは8月になってしまった・・・
早速、大きな竹のざるの上に梅と赤紫蘇を並べる。
梅酢も一緒に天日にあてる。
なかなかいい色になってるな~、なんて見ていると、口の中が酸っぱくなった気がしてくる。
以前にも書いたが、次男は酸っぱいだけの梅干しが好き。
はちみつなどで甘くしているものはどうにも苦手らしい。
そういう素朴な梅干を送ってくれていた祖母は亡くなり、叔母たちは高齢で施設で暮らしている。
祖母や叔母たちはちゃんと赤しそをもむところから始めていたが、私はすでにもんである「もみ紫蘇」をスーパーで買ってくる。
祖母や叔母たちの梅干しは、手をかけた分、もっと赤が深くて美しかった気がするが仕方がない。
それでも家族は食べてくれるので良しとしよう。
少し前まではカラスが家の周りにたくさんいて、庭を荒したりして困っていたので、土用干しなんてできるのかな、と心配だったけれど、
このところ、どこに行ったのかほとんどいなくなった。
ホントによかった。
夜の間は屋根の付いた2階のベランダに移動して、念のため網をかけている。
どうか、この3日間雨が降りませんように。