ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

アトリエ訪問

2016年04月15日 | おでかけ
この1年ほど、色彩塾というところで色のお勉強をさせていただいている。

15人くらいの女性ばかりのクラスで和気あいあい、楽しみながら色の使い方を「実感」として学べる貴重な時間だ。

受講しているみなさんの経歴もさまざま。

主婦の方もいれば、ライフオーガナイザー、美術関係・インテリア・建築・ファッション関係・カラーリスト・・・

みなさん、それぞれ目的をもち、真剣にとりくんでらっしゃる。

で、私はこの中で最年長・・・

それはさておき・・・。

受講生の一人に、フラワーデザイナーのAKIさん、という方がいらっしゃる。
色彩塾のお仲間の二人が、AKIさんのアトリエにお邪魔するのに同行させていただくことになった。

http://akiflowers.com/profile.html

彼女はイギリスの学校で、お花屋さんになるための知識と技術を身につけたとこのと。
ご主人はドイツの方らしい。

昨年12月の色彩塾の講義後、彼女のご指導のもと、みんなでクリスマスリースを作る、という楽しいイベントもあった。

その時のリースはこれ。



彼女のアトリエは国立にある。

なんといっても街並みが美しい。

桜がちょうど散ってしまった頃っていうのがとても残念

満開の頃なら、どれほど美しかったことだろう。



ただ、アトリエ近くのしだれ桜は見ごろ。




アトリエにお邪魔する前に、ちょっと国立の街を散策する。


残念なことに、有名らしいケーキ屋さんはお休み。



テラスハウスも絵になる。



アトリエの前にはオリーブの木。




ご自宅の一角に作られたアトリエはフレンチシック。

オトナかわいいと言おうか・・・。


タイルのテーブルに、かわいいキッチン。水栓もおしゃれ。





コーナーのディスプレイも雑誌に出てくるようだ。

  

きょろきょろとアトリエの中を見回し、写真を撮らせていただいてると、AKIさんは慣れた手つきで、
なにやらホーローのボールを準備している。 

これはいったい・・・



ウェルカムアロマ、だそうです。

ハーブとポプリに好きなアロマオイルをちょっと垂らしてお湯を注ぐ。

う~ん、いい香り

「この中に指を入れてください」

指先からほわ~んと、あったまり、いい香りに包まれる。

ああ、日ごろ私はなんてバタバタ暮らしているんだろう。

「あそこから、好きなお花を7本選んで、ブーケを作りましょう。」



ここから、選んで、ざっくりとお花を束ねる。

3人で作り終えたら、バスケットに飾ります。



このオシャレなテーブルで、サンドウィッチをいただく。



とにかく、流れるような手際の良さ。

ああ、おもてなしってこんな風にしないといけないのね、と日ごろの自分を反省・・・。

この日、私は自宅の庭でとれた夏みかんのプレザーブを作って、お土産に。

これを、ささっとラスクと一緒に出してくださる。

他の皆さんが持ってきてくれたお菓子も

 

おしゃれに登場。

箱のまま出したりはしてはいけません。
今後、気をつけます

閑静な住宅街、アロマの香り、きれいなお花たち、素敵なインテリア・・・。
別世界に迷い込んだようなひとときは、あっという間に過ぎていく。

このあと、PTAの集まりがある、というAKIさんのお母さんの顔を垣間見て、
こんなお母さんに育てられる女の子って、どんな素敵なお嬢さんになるのだろう、と思いを巡らし、
うちは男の子でよかった、と胸をなでおろす。

さて、せっかく国立まできたので、友人に会おうと、数日前に連絡していた。
中学からの友人が、国立駅前でダンススタジオをやっている。

経営者でもあり、現役のダンサーでもある彼女は、昨年体調を崩した、と年賀状に書いてあった。
ちょっと心配だったので連絡してみたところ、夕方なら時間が空くから会おうと言ってくれた。

待ち合わせの時間まで小一時間。
と、ご一緒した二人が、お茶しよう、と誘ってくださる。
なんて嬉しい

月1回のお付き合いだし、10歳くらいは年下のお二人だけれど、色彩塾やそれぞれのおうちや仕事の話、
今後の自分の進んでいく道・・・と話はつきなくて、あっという間に待ち合わせの時間になる。

お茶ばかり飲みっぱなしで、今度は駅前の「ルノアール」へ。

先に着いていた彼女が手を挙げる。

相変わらず、スタイルが良くて、きれいで、ただ手を挙げただけで絵になる
私も、もっとちゃんとしなきゃ、と今日は反省することが多すぎる・・・。

体調はどう?と尋ねると、やっと最近また踊りだした、という。
身体を酷使しすぎて、膝のあたりを疲労骨折、加えて、過労とストレスで十二指腸潰瘍になっていたとか・・・。
満身創痍だ

そのうえ、ご主人のお母さまの介護も手伝っている、という。
あきらかに働き過ぎだ

ただ、彼女の場合、介護はぜんぜん苦じゃない、と言い切る。
毎日じゃない、ということもあるのだが、とにかくご主人が優しいから、と。
私も何度かお会いしているが、ステキな上にホントに優しい。

相変わらず優しいの?と聞くと
「100%優しい」と満面の笑みで答える。
そう言い切れる彼女も素晴らしい

ほんの少ししか介護のお手伝いをしていないのに、ご主人はものすごく感謝してくれるのだそうだ。
忙しい彼女を理解し応援してくれて、優しい彼のお母さんのため、と思うと、ちっともいやじゃない、と言う。

ダンナサマの日ごろの行いって大切なのね。

お互い自営業で、年齢的に先が見えてきた私達。

やめどきがわからないよね~、という話にもなる。
定年退職、っていうラインがあれば、すっぱりやめられるけど、自分で決めるというのはなかなか難しい。

そんな話をしているうちに、彼女の夜のレッスンの時間が迫る。
国立は うちからはちょっと遠いので、私もそろそろ帰らねば・・・。

今度の集まりには顔を出すねという彼女と別れて、盛りだくさんの一日が終わる。

電車の中で、色んな意味で刺激的だった一日を振り返り、
よし、明日からがんばろうなどと前向きになってみたりする。

まずは家の掃除から・・・





























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