ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

【観劇メモ】「世界中がフォーリンラブ」スーパーエキセントリックシアター

2020年10月28日 | 演劇

この季節のお楽しみ、スーパーエキセントリックシアターの公演。

同じく楽しみにしている友人と一緒に、毎年池袋サンシャイン劇場に出かけて行く。
毎年6月に三宅裕司さんが座長の「熱海五郎一座」の公演があり、それも楽しみにしていたのだが、コロナの影響で中止になってしまった。
なので、ワクワク感はひとしおだ。
いつも世相を反映して、ちょっとおちょくってる内容が多いのだけれど、今回はまさにコロナウィルスのパロディ。
そのウィルスに感染すると、性別を問わず恋に堕ちてしまい、抑えられなくなると鳥の求愛のようなへんてこりんなダンスを始めてしまう。
このウィルスの名前は
「純一」
失礼ですよね😅
「純一」ウイルスは、実は・・・
ってところは言っちゃいけないけど、ちょっとありそうで怖い。
登場人物の名前がまたおもしろい。
武田アリナとか、大塚ポカリス、ワカモト、シオノギなど、製薬会社やクスリの名前。
歌や踊り、ドタバタ、罪のない笑い、くだらなくて大笑い、でもちょっとほろっとして、なんとなく平和な気持ちになるのでやめられない。
「不要不急」ではないかもしれないけれど、やっぱり「笑い」は無くてはならない気がする。
ところでこの日、ちょっと珍しいことが起こった。
それは、舞台上で、ワイドショーを収録している、という場面。
突然舞台がが夕暮れのような黄色っぽい照明になり、すぐにミラーボールのようなくるくる回る照明になり・・・
そのシーンが終わって、暗転するはずが、明るいまま。
セットを片付けてる人たちが丸見え。
演出なのかな、と思ってたら、幕が下りて、三宅さんが登場。
照明トラブルで原因を調べているため、復旧するまで少しお待ちください、とのこと。
41年間の公演をやってきて、こんなことは初めて、とも。
小倉さんも登場し、二人のトークショーになりました。
これはこれで結構楽しい。
数10分が過ぎ、バックアップとやらがあるのでそれでなんとか、とスタッフが呼びに来て、舞台再開。
カーテンコールの時の説明では、やはりところどころいつもと違っていたらしいが、初めて観たので特に気にならなかった。
帰り際には、照明トラブルのお詫びと、入場の際に記入した連絡先に後日説明の連絡をする旨のアナウンスが流れていた。
ホントに電話がくるのかしら?
劇場出口まで、たくさんのスタッフの方たちが、「申し訳ありませんでした」と頭を下げて見送る、という不思議な光景。
ちょっと貴重な体験でした。
サンシャイン劇場も例に漏れずコロナ対策に余念がない。
半券に連絡先を書く。
半券は自分で切る。
もはやアルコール消毒は劇場にかぎらず当たり前。
パンフレット売り場は透明シートで仕切られ、座席は一人おき。
前後も互いに違い。
これは、ホントに観やすくてうれしい。
これからの季節、邪魔になるコートなど、隣の席に置けるし。
今回お付き合いいただいた友人との観劇の時は、すぐに電車に乗って地元に戻り、地元で食事をする。
観劇のあとに行くお店はいつも同じ。
3月ごろから、ずっと彼女と観劇に出かけてなかったので、このお店もそれ以来。
営業しててホントによかった
すこしずつ、日常が戻ってきているけれど、相変わらずコロナの感染者は減っているわけでもない。
マスクをすることなく、いろいろな心配をすることなく、観劇や食事を楽しめる日が戻ってくることを切に願う。

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