日本フィルハーモニー交響楽団のヴィオラ奏者として活躍する後藤氏は、
毎年この時期、ピアニストの清水将仁氏と二人のリサイタルを開催している
高校の同級生である彼は、日本フィルでの演奏以外でもさまざまな場所へと活動の場を広げているが、
有名になっても、まったく変わることなく「いい人」だ。
数年前から、高校の同級生や、近所のクラシックファンの友人たちと共に、毎回楽しみに出かけている。
会場は銀座三越の裏手にある、王子ホール。
開演は夜の7時からだが、高校の同級生と早めに待ち合わせて、
軽く何か食べよう、ということに。
どこに入ろうか、と4丁目あたりをうろうろして、FURLAのお店の前を通ったら、
地下にカフェがあるらしい。
バッグの前を素通りし、店員さんに「いってらっしゃいませ」と声を掛けられながら地下に降りると、
テーブルが4つほどの小さなカフェ発見
先に行ったキムラヤは満席で、何組か待ってたのに、こちらはガラガラ。
まあ、バッグのお店だしね
ここで、軽食をとって、時間までおしゃべり
関東近辺にいる同級生たちで、納涼会とか忘年会とか、何度か集まっているが、
この日一緒に行った友人はたまたま後藤氏とはまだ顔を合わせていないので、
この日が卒業以来初めての顔合わせとなる。
なので、事前に彼女にチラシを見せて、後藤氏の顔を再確認。
彼女が思っていた「後藤君」とは違うらしい・・・
話を聞いていると、彼女が思っているのはどうやら完全な別人・・・。
いったい誰を思い浮かべているのか全く見当がつかない
とはいえ、とりあえず会場へ。
今年の曲目は・・・
アルカンジェロ・コレルリ:ラ・フォリア(ヴァイオリン・ソナタ 作品5-12 ニ短調)
ロベルト・シューマン:おとぎの絵本 作品113
マックス・ブルッフ:ヴィオラのためのロマンス
アンリ・ヴューダン:ヴィオラ・ソナタ 変ロ長調 作品36
そしてアンコール2曲
・・・ごめんなさい
今年も1曲も存じ上げません・・・
でも、毎年、彼の人柄がにじみでる、アットホームなリサイタルに癒されています
例年のように、終演後ロビーで一人一人とあいさつを交わす、後藤氏。
私たちも挨拶をして、外に出ると、強風が吹く、不穏なお天気
寄り道せずにまっすぐ帰ったものの、途中駅で強風のため電車が止まってしまった・・・
その旨を家族に一斉メールすると、夫から「何両目?」とメールが。
「4両目」と返信すると、ほどなく彼が顔をだす
まさかの同じ電車
塾に行ったまま、2つ先の駅で足止めを食っている次男に、ファミレスで待ってるようメールして合流し、
遅い夕食を取り、やっと家に帰りつく。
なんだか、バタバタと盛りだくさんの一日だった
後藤悠仁さん、今年も素敵な演奏をありがとう
忘年会か新年会でお会いしましょう
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