クリスマスが終わったら洗濯機が壊れた。
正確には壊れていた。
洗濯機本体のどこかからじわ~っと水が漏れていたようだ。
床が水浸しになるほどではなかったので全然気が付かなかった。
洗面所の床はタイル張りなので防水パンをつけていない。
たまたまスリッパが洗濯機の中にすっと入ってしまい、ひっぱりだしたら濡れていて気が付いたから、いつから漏れていたのかわからない。
漏れては乾き・・・をくりかえしていたのかもしれない。
16年前に家を新築した時に一緒に購入した洗濯機は、以来一度も故障しなかった。
ムリだろうな、と思いつつ一応修理の依頼をしてみる。
古いので部品がないかもしれません、と東芝のカスタマーセンターの女性が申し訳なさそうにおっしゃる。
大丈夫、わかってます。
出張費がべらぼうに高かったらやめようと思ったが3500円だというので、ダメもとで来てもらうことにした。
2日後の修理の約束の朝、時間の確認のため担当者から電話が入る。
彼曰く
思い当たる原因の修理に必要な部品を探してみたが、すべて廃番になっていて入手できない、とのこと。
それが例えばホースの亀裂ってだけだとしても・・・
もし自分が伺ったとしても原因がわかって安心するだけ、ってことになるので、出張費をいただくのが申し訳ない
買い替えをお勧めしたい
とおっしゃる。
わかりました、と私
ただ、洗濯機をビルトインしているので、今のドラム式はみんな大きくて入らないかもしれなくて、修理をお願いしてみました、と言うと
このタイプは受注生産もしているけれど、アイリスオーヤマの製品がほぼ同じサイズなのでそちらを検討みてはいかがでしょう?
とうれしいアドバイス。
何が壊れたときだったかは忘れたけれど、東芝のカスタマーセンターの電話の応対や、修理に来てくださる方たちの対応は他メーカーに比べてダントツに感じがいい。
マニュアルなのかもしれないが、困ってる人の気持ちに寄り添ってくれてる気がする。
それにしても、16年間メカニックの部分が一度も壊れなかったのはすごい。
本体の劣化ってことだけって言うのが残念だ。
ともあれ早速夫と二人で電気屋さん巡り。
まずは、確実にアイリスオーヤマ製品がある近所のホームセンターユニディへ。
確かにぴったり同じサイズ。
ただ、昔買ったときとほぼ同じ値段なのに乾燥機能がない。
こちらは納期が1月5日
次に、ケーズデンキ
アイリスオーヤマ製品は扱っていないが、AQUAというメーカーの同サイズのドラム式があった。
こちらも乾燥機能はない。
そして納期は1月10日
今現在、洗濯機の下に古いバスタオルを敷いてしのいでいるが、そんなに待てない。
納期を確認しただけなのに、すでに伝票を作って現れた洗濯機担当の店員さんは、ちょっと考えます、と言うと目の前で伝票をぐしゃっと丸めた
いくらなんでもちょっと失礼だ。
今まで大体の家電はケーズデンキで買っていたけれど、少なくとも洗濯機は買うまい、と心に誓ってヤマダ電機へ向かう。
ここにもありました、アイリスオーヤマ
しかも年内に届けてくれる
乾燥機能はないけれど、考えてみれば乾燥機能って数えるほどしか使っていない。
乾燥機能が付くととたんに値段が跳ね上がり、軽く20万円を超えてしまう。
アイリスオーヤマで十分です
ということで、無事年末ぎりぎり30日に洗濯機が届く。
きっちり納まりました
今のような斜めドラムが出てくる前はドラム式はこのサイズが主流。
高級マンションなど、ビルトインしていたところも多かったはず。
みなさんどうしているんだろう。
我が家のビルトイン部分はカウンターは桟木に乗っかてるだけだし、横の収納もビス止めで止まっているだけなので、最悪外しちゃおうって思っていた。
でも、年末にそんな面倒なことをしないで済んでよかったよかった。
このサイズの製品をあえて作っているアイリスオーヤマとヤマダ電機の機動力に感謝して、早速洗濯します
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