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ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

風立ちぬ ~試写会~

2013年07月18日 | 映画
ローソンのポイントカードで試写会が当たった

話題のジブリ映画「風立ちぬ」

会場は有楽町よみうりホール

午後3時半開演にさきがけて、せっかく都内に行くのだからちょっと寄り道


まずはランチ

一緒に行った妹が見つけてくれた「HATAKE]と言うお店。


 
 

その名のとおり、野菜いっぱいのランチメニュー

地下にあるお店へ降りて行く階段のあるドライエリアには、通常よくある植栽ではなく、
トマトとかトウモロコシとかが植えてある。
お手入れは・・・ビミョーだけれど・・・

トシのせいか、このところ、がっつりお肉はもう無理

無性に野菜が食べたくなったりする


で、ランチはこちら

グリーンピースの冷製スープにパン、ズッキーニの入ったリゾット

 

たっぷり野菜のサラダと



かぼちゃのプティング



サラダがかなりのボリューム


お腹がいっぱいになったところで、次の寄り道。

このお店の近くのギャラリーで、妹の知人の息子さんが個展をひらいている、
と言うのでのぞいて見よう。




この招待状にかいてあるように、鉛筆書きの上にボールペンでインキング。


できあがりは、こんな風。




緻密すぎる

会場にご本人がいらっしゃったので、お話を伺う。

作品のほとんどが、こんな風な架空の街の家並み。

中には日本のお城のようなものがあったり、中世ヨーロッパのようなものがあったり。

安野光雅さんを思い出したり、マンガ「AKIRA]の大友克洋さんを思い出したり・・・

ちょっと建築のアイソメトリック図の手法に似てるような


あまりに緻密な絵を拝見し、ちょっとびっくりしたところで、この日のメイン、試写会へ

このところ、テレビでがんがん宣伝している話題作。

会場のよみうりホールは2階席までびっしり

大正から昭和にかけて、実在したゼロ戦の設計者である堀越二郎氏と
小説「風立ちぬ」の作者、堀辰雄氏をごっちゃにした主人公「二郎」のお話。

試写会なので、内容を詳しく描くわけにはいかないが、いいお話しだったと思う。

主人公は、ただただ自分の作りたい飛行機を作ることに、邁進した結果、
航空史に残る美しい機体を作り上げるが、これはゼロ戦となって、
多くの人たちの命をうばうことになってしまう。

が、映画はこの事実を淡々と伝えるだけ・・・。

残された時間がわずかな愛する人との時間を犠牲にしてまでも、作り上げた夢が
こういう結果になってしまったことも淡々と・・・

ユーミンの歌う「ひこうき雲」が流れると、ちょっと胸が締め付けられるような気がした。

この歌はユーミンが高校生の時、友人の訃報を聞いて作った歌だ、と誰かに聞いた。

でもまるでこの映画のために作ったかのように、ぴったり

個人的には、主人公の声がちょっと・・・

このあたりは意見が分かれるところだと思う。

事前のCMや特番などで、主人公の声を担当した庵野氏の露出が多すぎて、
台詞の度に、それも感動のシーンになればなるほど、彼の顔が浮かんで、
ちょっと興ざめしてしまう。

ボクトツとした感じで、エンジニアらしいといえばそうかもしれないけれど、
飛行機好きの私としては、いいお話しだっただけに、ちょっと残念

けれど、やっぱりジブリ映画は美しい


緻密な絵の個展を見た後、緻密な絵で綴られた映像を観て、ちょっぴり非日常を感じた1日でした




























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真夏の方程式

2013年07月16日 | 映画
何の予定もなかった連休最後の日の夜、ふと思い立って映画を観に出かける。

長男は出かけていたので、家に残っていた夫と次男に声をかけたら ついてきた

夫が一緒だと、夫婦割引で一人1000円になる、という打算が・・・
高校生の学割より安い

この日観たのは、福山雅治さん主演の

「真夏の方程式」

ご存じ、ガリレオシリーズ


すでに、原作は読んでしまっているので、結末はわかっている。
中には原作と違う結末を迎えちゃったりする作品もあるけれど、
東野圭吾さんの作品は、テレビドラマも、映画も、かなり原作に忠実だと思う。

「プラチナデータ」は映画を観ていないけれど・・・

限られた時間の中でまとめなければならないせいか、
登場人物や、はりめぐらされた伏線、それぞれの想いなどがはしょられてしまった感はいなめない。

けれど、大切な言葉はしっかりとそのまま。

メッセージはちゃんと伝わっている気がする。

公開中の映画の内容を書くわけにはいかないが、
登場人物がそれぞれ、お互いがお互いを愛し、気遣い、思いやるがゆえに、
起こってしまった悲劇みたいなものが、なんともせつない。

原作を読んだ後にも感じた、何とも言えない後味の悪さはそのままだけれど、
根底に流れる優しさに救われた気がした。

何よりも福山さんのかっこいいことったら

湯川学の持っている、無意識の優しさみたいなものが、自然に出ていて、ホントに素敵

相手が子供であろうが、甘えをゆるさず、きっちり一人の人間として向かい合う、ってことは
見習わないといけないな、と思ったりする。

そうそう、このことは、マンガ「天才柳沢教授の一日」の主人公 柳沢教授も同じだったわ

物事の真理を追及することを生業としている人たちは、その手前のフィルターは関係ないのかしら。

なんて、小説とかマンガとか架空の話の中でのことを、まじめに考えたりして・・・


そういえば、5年前、このシリーズの「容疑者xの献身」を次男と二人で観たっけ。

このとき、中学生だった次男は、途中 大事な場面で寝てしまい、
もう一人殺されてることがわからないために、とうとう謎が解けないままだった・・・

さすがに高校生になった今は、ちゃんと最後まで起きていた

最近は舞台にはまっているので、映画を観る機会は激減したけれど、
かなり前からチケットを手配しなければいけない演劇とは違い、
思いついたときに、ふっと行ける手軽さは、うれしい。

映画館は車で10分のところにあるし、これからは映画もチェックしなきゃ、
と思うけど、この上 映画まで?と言われるかも・・・









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【観劇メモ】ベルサイユのばら

2013年07月10日 | 演劇
義弟が取引先からいただいたチケットを譲り受け、日比谷宝塚劇場へ

メンバーは、義母、義姉、夫の従姉とそのお友達と私の5人。

雪組公演「ベルサイユのばら ~フェルゼン編~」

なつかしい

その昔、私が中学生のころ、一大ブームとなっていたことを鮮明に思い出す。

なぜ、はっきり覚えてるかと言うと・・・

当時参加したサマースクールに宝塚ファンの大阪の女の子がいて、
彼女が「ベルばら」のすべてのセリフを覚えており、一人ですべての役柄を演じて見せてくれたからだ

宝塚にまったく興味のなかった私は、ド肝を抜かれた

彼女は後に宝塚に入り、20代前半はポスターに名前が載っていた。

今はどうしているのだろう・・・


それにしても、華やかなことこの上ない

「豪華絢爛」と言う言葉は、このためにあるんじゃないかって思うくらい、
目がくらむような華やかさ

宝塚のチケットをいただいたのはこれで3回目だけれど、今まで見た中で、一番きらびやかだと思う

フランス革命前後の18世紀のフランスが舞台。

フランス王妃、マリー・アントワネットとスウェーデン貴族フェルゼンの悲恋物語。

マリー・アントワネットを愛加あゆさん、フェルゼンを壮一帆さん。

なんといっても衣装がすごい

フランス貴族の舞踏会シーンなど、これでもかってくらいの華やかさ。

パーティ会場の装飾も尋常じゃない

おなじみ、オスカルとアンドレの恋物語も交え、フランス革命へと向かっていく。

いつもながら、女性が男性を演じることへの違和感は感じつつも、
フランス革命シーンの迫力には圧倒されたし、
バスティーユに白旗が上がるのを見ながら息絶えるオスカルには感動しちゃう。

フェルゼンの差しのべる手を振り切り、ギロチン台の階段を1歩1歩上っていく
王妃の気高さには息をのむくらい

宝塚ファンでも何でもない私でも、くらくらしそう・・・

はまっちゃう人の気持ちもちょっとわかる気がする。

チケットをいただくこの公演は、不動産会社の関係者向け、貸切公演なので、
今までは7:3くらいの割合で男性が、それもオジサマが多くて、今一つ盛り上がりに欠けていた。

が、今回はちょっと女性が多かった気がする。


1階席に上がっていく階段の踊り場には



こんなのがあって、みなさんこの前で記念写真を撮ってらっしゃる。


いつの間にか義母は、売店でこんなお土産を・・・



宝塚せんべい

これは、かなり笑える

息子たちはちょっとひいていたけれど・・・

普段観ている舞台とは全く異なる不思議な世界。

でも、これはこれで、楽しくて、ものすごいストレス解消になるかも。

たまには違う世界をのぞいて見るのもなかなかいいものだわ

・・・多分、自分ではチケットを買わない気がするけれど







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【観劇メモ】天使はなぜ村に行ったのか ・・・熱海五郎一座

2013年07月07日 | 演劇

 

昨年に引き続き、今年も足を運んだ熱海五郎一座公演

もともとは伊東四朗さんが座長の伊東四朗一座

それを引き継いだ三宅裕司さんが、伊東ではなく熱海、四朗ではなく五郎、ってことで
「熱海五郎一座」になったとか・・・

三宅さん率いるSET(スーパーエキセントリックシアター)の公演も、
小倉久寛さんの独り立ち公演もそうだけど、とにかくばかばかしくて、くだらないんだけれど、腹の底から笑える

そもそもの話の設定からばかばかしいのだけれど、
その中にも、かなりクォリティの高い歌あり踊りあり、アクションあり・・

 

 
しかも、不覚にもほろっとさせられたり・・・、とものすごいお得感

ぎりぎり下品にならないラインを保っているのも気持ちがいい
「正しい喜劇」って感じがする。


毎回女性のスペシャルゲストが登場するのだけれど、今回は浅野ゆう子さん。
テレビで観るよりも、はるかにスタイルが良くてお美しい

毎年恒例、5分前になると登場して前説をする東貴博さん。
今年はビッグダディ風。


老人ばかりの過疎の村、と言うのが今回の舞台。

そこに浅野さん演じる美人の民俗学者がやってきて村おこしに一役かうことになるのだけれど、
渡辺正行さんが演じる観光会社の社長や、国家機関のスパイとなったラサール石井さんが演じるおじいさんなどの
思惑がからんで、グダグダになっていく。

三宅さんの村長さんは飄々としてとぼけた感じがほんとに楽しい。
つっこみの間も抜群。
さすがの安定感だ

そのそばで、小倉さんがしっかり脇をガード。
村で最高齢のおばあさんを演じた春風亭昇太さんも絶妙な間で笑わせてくれた。

根底に流れるテーマは「少子高齢化」とちょっと重い。

これを解決するために、国家機関が高齢者ばかりの小さな村を狙って、そうとはわからない薬で、
高齢者を抹殺しようと企てている、というちょっとブラックで笑えないもの。

が、これを笑い飛ばしながらも、人の命の大切さやあきらめない心の気高さを
随所にちりばめて、後味のいいラストとなるのがさすが

今までのスペシャルゲストの皆さんと比べてしまうと、
浅野さんのはじけっぷりは若干控えめな感じはしたけれど、
それでも、他が全員お笑いの人たちの中で、生き生きとされていたような・・・

カーテンコールが楽しくにぎやかなのも、毎年のこと。
今年は渡辺さんのコーラの早飲みは無かったけれど・・・

今年は一座結成10周年とのこと。
 
この先も長く続いて、毎年笑わせていただきたい













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う勝の先勝勉強会 第5回

2013年07月06日 | イベント
友人が家族ぐるみで応援している落語家、
三升家う勝(みますやうかつ)さんの勉強会も、5回目を迎える。

落語のことはまるで分らない私だが、
なんとなく一緒に参加しているうちに、ちょっと楽しくなってきた

なにより、流暢な江戸っ子言葉が心地いい

日本語の美しさを再認識できる感じ、なんて言うとちょっと大げさだけれど


この日の会場は、神保町。

神田古書センター5階にある、らくごカフェ


舞台はこんな感じ。




舞台に向かって普通に椅子が並んでいるけれど、
後方にカウンターがあって、飲み物をいただきながら見ることができる。

だからと言ってワンドリンク制ってわけではない。


出囃子とともに、う勝さん登場。


う勝さんはこんな方。




お着物が涼しげ

いつもはなんとなく写真なんて撮っちゃいけないかな、と遠慮していたけれど、
前の方の席の方たちがバチバチ撮ってるので、私も便乗しちゃいました


最初に2席。

「壺算」と「道灌」というおはなし。

休憩をはさんで、もう1席。

「はてなの湯呑み」っていうのかなあ~、と友人が言っていたが、結局わからなかった

友人は「落語手帳」なるものを持っていて、その日の題目をちゃんと記録している。

古典落語は、聞いたらすぐに何のお話しかわかるらしい・・・


この春から、千葉大の学生となったう勝さん。

学業との両立は大変らしい。

来週からは期末試験が始まるらしく、この寄席が来週じゃなくてよかった、
としみじみおっしゃる。

落語会初の現役大学生真打ちを目指すとのこと

がんばっていただきたい

次回第6回は残念ながら予定があっていけないけれど、まだまだ勉強会は続くようなので、
これからも楽しみに出かけて行こう












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