歳末の29日(火)、仙台Yさんのご長男が出演するミュージカル「GIFT」を観た。
場所は大塚駅徒歩5分の萬(よろず)劇場。萬劇場は無論初めてだが、行ってみた
らマンションの地下2階だった。(アングラ劇場?)舞台の幅は7mくらいだったろ
うか。収容人数は130人ほど。観客は20代の女性が多かった。
この公演の予約は携帯でメール申し込みするだけで、チラシもチケットも送られて
こない簡単なものだった。言ってみれば「当日預かり&当日精算」方式である。前
日と当日には親切に「お待ちしています」という確認メールが来た。当日は受付で
「ブンダバーです」と名乗ると、入場料と引き換えにハイと入場券を渡してくれた。
Storyは、
この世界には、子どもたちの数だけサンタクロースがいて、サンタクロースは、
(それぞれ)その子だけのGIFTを大事に守っている。(大人のせいで)サンタク
ロースが激減してしまった日本で、クリスマスの夜に「4人の若者」に起きた奇
跡の物語。
2009年、現在の日本で年々増え続ける自殺者の数。子どもは夢を持てず、
大人は希望を持てない。
でも誰にでもあったはずの、自分だけのGIFTをもう一度輝かせたい。
こんな時代に訴えかける、感動のミュージカル!
あまり具体的に紹介してはいけないかもしれないが、4人の若者と、世界サンタク
ロース連盟のサンタクロース(たち)とトナカイ、それをフォローするニンジャ
(忍者)たちがからみ、話が展開していく。笑いあり、涙ありの「感動物語」。会
場では若い女性のすすり泣きも聞こえた。
「若者4人」の演技から、なぜか学生時代に読んだ、小此木啓吾さんの「年をとる
ということは、それとともに可能性を一つひとつ減らしていくということである」
という言葉を思い出した。また同様に20代に読んだ、小泉信三さんの「年長者は自
分が青年だった時の心理を忘れ勝ちである」という一節も浮かんだ。
出演者は誰が特別に上手く、誰が上手くないということがなく、狭いステージでの
(ウェストサイドストーリーのような)ダンスも含めて、チームとしてよく練習し
た印象を受けた。
伴奏はいわゆるカラオケだったが、指揮者もいないのにアインザッツよろしくピッ
タリ合っていたのは驚きだった。(--当然でしょといわれるかもしれないが。)
フィナーレは、出演者の全員合唱による「空を見上げてごらん 愛する人がほほえ
む」で会場全体が大いに盛り上がり終演となった。私も若者たちに精一杯の拍手を
送った。
せっかくなのだから、もう少し強気に大きい会場でもよかったのではないかしら
ん。
終演後、会場にはジョン・レノン&オノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス」が流
れていた。歳末も押し詰まって、すっかり気持ちがリフレッシュして家路につい
た。
地方公演など<再演>を検討されてはいかがでしょう。小学生高学年から中学生に
もご覧になることをおすすめしたいミュージカルである。
なお、「Seiren Musical Project」については→こちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/6a/a1e185c3e303e8837756143ff3f7e35a.jpg)
プログラムの表紙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3d/4fbfbea107e3d4d4230c6f782dadc356.jpg)
写真左下が忍者の「昴」役のY.憲靖さん
憲靖さん、長身でカッコよく、滑舌(かつぜつ)も語気があり、よかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/39/3f5ed1bd8a90283349ec83bfc59dd690.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/35/2aaa7239595203da223bfe7154e37b07.jpg)
写真下の3人は子役さん 上手だった
それでは皆様良いお年をお迎え下さい!
場所は大塚駅徒歩5分の萬(よろず)劇場。萬劇場は無論初めてだが、行ってみた
らマンションの地下2階だった。(アングラ劇場?)舞台の幅は7mくらいだったろ
うか。収容人数は130人ほど。観客は20代の女性が多かった。
この公演の予約は携帯でメール申し込みするだけで、チラシもチケットも送られて
こない簡単なものだった。言ってみれば「当日預かり&当日精算」方式である。前
日と当日には親切に「お待ちしています」という確認メールが来た。当日は受付で
「ブンダバーです」と名乗ると、入場料と引き換えにハイと入場券を渡してくれた。
Storyは、
この世界には、子どもたちの数だけサンタクロースがいて、サンタクロースは、
(それぞれ)その子だけのGIFTを大事に守っている。(大人のせいで)サンタク
ロースが激減してしまった日本で、クリスマスの夜に「4人の若者」に起きた奇
跡の物語。
2009年、現在の日本で年々増え続ける自殺者の数。子どもは夢を持てず、
大人は希望を持てない。
でも誰にでもあったはずの、自分だけのGIFTをもう一度輝かせたい。
こんな時代に訴えかける、感動のミュージカル!
あまり具体的に紹介してはいけないかもしれないが、4人の若者と、世界サンタク
ロース連盟のサンタクロース(たち)とトナカイ、それをフォローするニンジャ
(忍者)たちがからみ、話が展開していく。笑いあり、涙ありの「感動物語」。会
場では若い女性のすすり泣きも聞こえた。
「若者4人」の演技から、なぜか学生時代に読んだ、小此木啓吾さんの「年をとる
ということは、それとともに可能性を一つひとつ減らしていくということである」
という言葉を思い出した。また同様に20代に読んだ、小泉信三さんの「年長者は自
分が青年だった時の心理を忘れ勝ちである」という一節も浮かんだ。
出演者は誰が特別に上手く、誰が上手くないということがなく、狭いステージでの
(ウェストサイドストーリーのような)ダンスも含めて、チームとしてよく練習し
た印象を受けた。
伴奏はいわゆるカラオケだったが、指揮者もいないのにアインザッツよろしくピッ
タリ合っていたのは驚きだった。(--当然でしょといわれるかもしれないが。)
フィナーレは、出演者の全員合唱による「空を見上げてごらん 愛する人がほほえ
む」で会場全体が大いに盛り上がり終演となった。私も若者たちに精一杯の拍手を
送った。
せっかくなのだから、もう少し強気に大きい会場でもよかったのではないかしら
ん。
終演後、会場にはジョン・レノン&オノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス」が流
れていた。歳末も押し詰まって、すっかり気持ちがリフレッシュして家路につい
た。
地方公演など<再演>を検討されてはいかがでしょう。小学生高学年から中学生に
もご覧になることをおすすめしたいミュージカルである。
なお、「Seiren Musical Project」については→こちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/6a/a1e185c3e303e8837756143ff3f7e35a.jpg)
プログラムの表紙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3d/4fbfbea107e3d4d4230c6f782dadc356.jpg)
写真左下が忍者の「昴」役のY.憲靖さん
憲靖さん、長身でカッコよく、滑舌(かつぜつ)も語気があり、よかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/39/3f5ed1bd8a90283349ec83bfc59dd690.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/35/2aaa7239595203da223bfe7154e37b07.jpg)
写真下の3人は子役さん 上手だった
それでは皆様良いお年をお迎え下さい!
こういうインフォが何で事前に流れないんでしょうね
(流れてたのかな)
長身でカッコ良い、滑舌のイイY君Jr…
父子鷹なんでしょうな
2代目(二期会?)活躍の今年一年でした
来年はお父さん世代もまた第2回リサイタルです
親父さんもみんなに連絡するのを遠慮されたのかしらん。私も初めて拝聴しましたが、インターネットで検索するといろいろと出演されているようですよ。
これからいくらでも同様の機会があるでしょう。楽しみですね~。
PS ぼちぼちテンプレートをお正月ヴァージョンに切り替えます。よいお年を!