この本はおもしろい!!原題は「ウェデマイヤー・レポート」(1958年刊)。第二
次大戦の見直しで「世界的反響」を呼んだ注目の手記である。
著者は、1897年米国生まれ。1919年ウェスト・ポイント陸軍士官学校卒業。連合軍
東南アジア副司令官。中国戦線米軍総司令官兼蒋介石付参謀長。マーシャル参謀長
の「懐刀(ふところがたな)」であった。1951年退役。1989年没。
本書は前述のとおり「第二次大戦回想録」であるが、日本が降伏した1945年で終わ
っているわけではなく、中国の戦後処理にまで及んでいる。第二次大戦に対する多
面的な分析・見方を学ぶことができる。
「第二次大戦に勝者なし」は、本書の第26、27章の内容だが、英米連合国はナチ
ス・ドイツと日本と戦ったが、漁夫の利を占め、勢力を拡大したのはソ連だったと
いう結論である。
本書は、「われわれは、世界のおもだった宗教のなかにはすべてに『汝の欲せざる
ところ、これ人に施すことなかれ』という人類の黄金鉄則が、いろいろな形式で、
表現されているのを発見することができるのである」という言葉で結ばれている。
次大戦の見直しで「世界的反響」を呼んだ注目の手記である。
著者は、1897年米国生まれ。1919年ウェスト・ポイント陸軍士官学校卒業。連合軍
東南アジア副司令官。中国戦線米軍総司令官兼蒋介石付参謀長。マーシャル参謀長
の「懐刀(ふところがたな)」であった。1951年退役。1989年没。
本書は前述のとおり「第二次大戦回想録」であるが、日本が降伏した1945年で終わ
っているわけではなく、中国の戦後処理にまで及んでいる。第二次大戦に対する多
面的な分析・見方を学ぶことができる。
「第二次大戦に勝者なし」は、本書の第26、27章の内容だが、英米連合国はナチ
ス・ドイツと日本と戦ったが、漁夫の利を占め、勢力を拡大したのはソ連だったと
いう結論である。
本書は、「われわれは、世界のおもだった宗教のなかにはすべてに『汝の欲せざる
ところ、これ人に施すことなかれ』という人類の黄金鉄則が、いろいろな形式で、
表現されているのを発見することができるのである」という言葉で結ばれている。
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