人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

高尾山初詣 映画「永遠の0」 週間フォト日誌

2014-01-06 05:00:00 | 映画

あけましておめでとうございます。今年も書きたいことを書いてまいりますので
よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます(落語家みたい?)。

今年は・・・・・・
西暦2014年
 「西暦」とは「グレゴリオ暦」のことである。1582年に制定された。
平成26年(平成元年は1月8日から)
昭和89年(昭和元年は12月25日から)
大正103年(大正元年は7月30日から)
明治147年(明治元年は[旧暦の]1月1日から)
甲午(きのえうま) 
  120年前に東学党の乱(=甲午農民戦争)があった。


<初詣 高尾山>
1月2日(木)、今年の初詣は、一念発起、家内と高尾山へ。成田山は正式
には成田山新勝寺である。と同様に、高尾山は、正式には高尾山薬王院
有喜寺という。真言宗のお寺である。

成田山も川崎大師も高尾山も、真言宗智山派の寺院である。

むろんケーブルなどを使わずに、相模湖から徒歩で城山を経由し高尾山頂
を極め、徒歩で高尾山口まで下りてきた。(26,724歩)

今回のゆっくり山行記録は次のとおり。(AコースをAペースで)。
6:58 自宅出発
7:23 あざみ野発~(東急田園都市線)
7:44 長津田~(JR横浜)
8:19 八王子~(JR中央線)
8:44 高尾~(JR中央線)
8:55 相模湖着
9:14 相模湖大橋
9:27 県立津久井養護学校
9:33 弁天橋
9:49 牛鞍神社
10:02 善勝寺
11:30 城山(~12:22)
12:45 一丁平
13:25 高尾山頂
13:48 薬王院
14:34 リフト乗り場
15:22 高尾山口
15:30 高尾山口発~(京王線)
15:38 高尾~(JR中央線)
16:00 八王子~(JR横浜線)
16:46 長津田~(東急田園都市線)
16:53 あざみ野着



使用地図

「高尾山登山詳細図」(吉備人出版800円)は、時間表示ではなく、距離表示
となっている優れ物。



6:58 自宅出発


6:58 5℃だろうか。


7:00 (当日の横浜の日の出は6:51)

7:23 あざみ野発~(東急田園都市線)
7:44 長津田~(JR横浜)
8:19 八王子~(JR中央線)


JR高尾駅北口





高尾 同じホームで乗り継ぎ

8:44 高尾~(JR中央線)
8:55 相模湖着


8:56

9:14 相模湖大橋


相模湖大橋 かながわの橋100選のひとつ。昭和46年完成。


相模湖は相模ダムによる堰き止め湖(人造湖)である。


9:14 相模ダム(昭和22年竣工)


車は通るが、誰も歩いていない。


9:20 「砂漠の果実」 菊地 誠 1995年 相模湖野外美術館


霜(しも)がおりている。

9:27 県立津久井養護学校


9:27 ここを左折

9:33 弁天橋


「東海自然歩道」の案内


弁天橋より相模湖


弁天橋 こちらも、かながわの橋100選のひとつ。昭和61年完成のつり橋。


上から弁天橋 はるかに富士山がかすんでいる。


東海自然歩道には標識が整備されている。

9:49 牛鞍神社


牛鞍神社 祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)

このあたりは相模原市緑区千木良 「ちぎら」と読む。


獅子舞が町を練り歩いていた。見えにくいけれど。


善勝寺 弘法大師の開山と伝えられている。

いうまでもなく(弘法大師は)真言宗。


10:02 国道20号線(甲州街道-甲州山梨県に通ず。) ここを右折。


10:02 善勝寺


10:06 桜の木 茶屋がある。


かすかに富士山が見える(かな)。


桜の木の茶屋でおばあさんからお饅頭を購入。


ここにも東海自然歩道の案内

東海自然歩道は、八王子と大阪・箕面を結ぶ、全長1697kmの自然歩道
である。昭和49年完成。所管官庁は環境庁。


ゆっくり登る。しかし、きつい。


10:54 整備された案内標識


富士山が美しい。


11:07 お地蔵様を拝む。

お地蔵様は仏教らしい。(当たり前?)

11:30 城山(~12:20)
相模湖(駅)からゆっくり2時間半かけて城山へ登ってきた(フ~~)。
(通常は2時間のコース)。

城山(小仏城山)は標高670m。高尾山より高い。相模原市と八王子市の
境に位置する。


城山より 富士山の絶景。冬は富士山がよく見える。





城山の斜面




ここで昼食--おにぎりと城山茶屋名物なめこ汁。



おにぎり


おにぎりとなめこ汁


食後に、持ってきたお汁粉が う、うまい!


城山茶屋


「山と共に70余年 富士に見られて 城山茶屋 2011年」











神奈川県の関東平野 双眼鏡があれば



12:20高尾山に向けて出発。高尾山は八王子市。





シモバシラ(植物→こちら)の保護に注意し、登山道をはずれないように。


12:45 一丁平


一丁平


12:55 大平地区


13:10 「シモバシラを来年も見るために」


案内図が整備されていて迷うことはない。


13:15 ここまで来れば高尾山頂も間近で、最後のきつい上り。




13:25 高尾山頂(599m) 山頂は5~6℃である。


この日は天候にも恵まれ、さすがに高尾山頂は大変な人。





少し雲に隠れた富士山





13:25 私のように、富士山を撮影する人々


13:30 高尾山頂の十三州大見晴台 山頂は標高599m

十三州とは、駿河、甲斐、信濃、越後、上野、下野、常陸、上総、下総、安房、
相模、伊豆、武蔵 少しでも見えるところがあれば一州とカウントする。


は~るかかなたに東京スカイツリーが見える。


ブナとイヌブナ


13:48 薬王院


奥の院不動堂 山頂から来たので奥の院が先になった(笑)。


権現堂 飯縄権現(いづなごんげん)を祀る。神仏習合らしい。


13:50 権現堂


本堂 薬師如来と飯縄権現を祀る。


本堂





200円で厄封じ


法螺貝の先導で・・・・・・


本堂参拝に100m以上の大行列


お正月限定 天狗のうちわ


「射しこむ光 照らされる命」








14:25






14:34 リフト乗り場


リフトには「20分待ち」


「1号路」を下りる。


14:55 「え~、あそこまで(降りるの)?」


30度はありそうな傾斜。膝に来る。


15:15 登山口が見えてきた。

15:22 高尾山口





東海自然歩道起点


奥はケーブル乗り場     「高尾山薬王院」


高尾山口には蕎麦屋が多い。


とろろ蕎麦が名物? もともと自然薯(じねんじょ)の産地だった。


京王線高尾山口駅


高尾山口駅前

15:30 高尾山口発~(京王線)
15:38 高尾~(JR中央線)
16:00 八王子~(JR横浜線)


長津田駅連絡通路

16:46 長津田~(東急田園都市線急行)
  青葉台~あざみ野間はものすごくスピードを出す。70km/h以上かな?
  *よく調べたら最高速度100km/h前後は出しているようだ。

16:53 あざみ野着




<永遠の0>
1月4日(土)、109CINEMAS南町田グランベリーモールで「永遠の0」を観る。

夫婦50(歳)割引で予約、入場口で身分(年齢)証明書の提示を求められる。
いくらなんでも50歳未満には見えないと思うのだが・・・・・・。



左の「小さなおうち」は1月25日ロードショー!








CM中(映画の撮影は違法である)。

(キャスト)
岡田准一
三浦春馬
井上真央

濱田 岳
新井浩文
染谷将太
三浦貴大
植田竜也

吹石一恵
風吹ジュン

田中 泯
山本 學
平 幹二朗
橋爪 功
夏八木 勲(1939-2013)


監督;山崎 貴
贋作;百田 尚樹
脚本;山崎 貴・林 民夫




プログラム 中身が充実!


(あらすじ の一部)
太平洋戦争末期、米軍の空母に向かったのは、仲間から「臆病者」といわれ
た宮部久蔵だった。

2004年、司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎は、祖母松乃の葬儀の
日に驚くべき事実を知らされる。祖父賢一郎には血のつながりがなく、本当
の祖父は宮部久蔵という人物だという。

健太郎のルーツ探しが始まる。


「宮部久蔵」は、

大正7(1918)年生まれ(私の父や小泉信三の長男信吉[戦死]と同い年)

昭和9(1934)年 海軍横須賀海兵団入団(16歳)
 下士官だったようだ。下士官は文字どおり士官の下。
 このあたりは海軍省人事局に勤務した母の得意分野なのだが。

昭和16(1941)年 松乃と結婚。
 空母「赤城」に赴任、真珠湾攻撃に参加。(23歳)

昭和17(1942)年6月 ミッドウェー海戦に参加。
 7月 ラバウルに着任、小隊長となる。(24歳)

昭和20(1945)年 筑波海軍航空隊勤務。
 5月 鹿屋基地に赴任。特攻の直掩機に搭乗。(27歳)
・・・・・・

岡田准一くん(33)の時代がやってきそうである。



昨年読んだ、草柳大蔵『特攻の思想』(文春文庫)、神坂次郎『今日われ生き
てあり』(新潮文庫)を思い出す。

観る方はハンカチが必要である。


「生きる」大切さ

「誰のために生きているのか、何のために生きているのか。宮部久蔵はそれを
知っていた男なんです」(百田尚樹)。



三島由紀夫は『葉隠』(武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり)に凝っていたが
・・・・・・。


        *        *        *        *

週間フォト日誌

12月30日(月)
仕事納め。申し込みは少ない。





30日とあって、ベローチェはガラガラ。


本郷通りもガラガラ。


駿河台道灌道も人気(ひとっけ)がない。


神田駿河台3丁目

ニュースは、「年末の帰省状況。下りの新幹線が混雑」など当たり前の話で、
これはニュースではないのではないかしらん。

「新幹線は年末にかかわらずガラガラ!」というのであれば、大ニュースだが。

(犬が人を噛んでもニュースではない。人が犬を噛むとニュースになると)。


12月31日(火)


昨年(H25年)は小林秀雄没後30年。上記は小林秀雄対談集。
いずれも簡単には読めない。

自由ヶ丘の叔母さんまでお使いに。


自由ヶ丘のラーメン店 外国から来た外国人か日本在住の外国人か。


「天一」に行列ができていた。


自由ヶ丘駅前


地元の「さどや」さんも正月を迎える準備完了 新年は5日から営業します。


1月1日(水)
おじい(義父)ちゃんを迎えに行き、家内の実家でみんなそろって謹賀新年。
そして記念撮影。




1月2日(木)
高尾山へ(上記参照)。

1月3日(金)
第90回東京箱根間往復大学駅伝復路を視る(日本テレビ)。
実況中継に、アナウンサーのよけいな(主観的な)コメントは不要なのだが。

東洋大、勝って奢らずの姿勢に感心!
勝って兜の緒をしめよ?

応援した中央大は15位でシードに入れず、残念!


その後、地元の神社--御嶽神社へ。
地元には、武州柿生琴平神社、驚(おどろき)神社などがあるが、御嶽神社
は最も近い。











記念碑 
左は「道路 用水 河川 改修記念碑」(昭和24年)
右は「道路 河川 橋梁 改修記念碑」(昭和36年)
いずれも黒須田町時代のもの。


このあたりは、今はすすき野(町)であるが、元は黒須田町だった。

すすき野ができたのは、昭和48(1973)年土地区画整理事業による。
すすき野団地もその頃にできた。

それまでは農村だったのだろう。


じっとしているのでぬいぐるみかと思ったが、頭をなでたら喜んでいた。


あざみ野ガーデンズは、正月から満車。


Mac Cafe





Mac Cafe の高級感!?


北野エースは、おもしろい食品がいっぱい。



12月中旬にHMVでCDをまとめ買いした。

そのうち1点が待てどもなかなか入荷せず、やむなく1点をキャンセル。
5点がようやく(ヤマトの)宅急便で届いた。

まとめ買いのため、CD1枚の単価は657円となる。

さっそくフィッシャー=ディースカウの「R.シュトラウス歌曲集」を聴く。

フィッシャー=ディースカウは、演歌でいえば美空ひばりである。なんでも自分
のものにしてしまう。ちょっとした歌いまわしが憎たらしいほどうまい。言葉へ
のこだわりというのだろうか。(うますぎて好きでないという人もいるけれど)。

中山悌一(1920-2009)さんは、「ああいう人が出てくると、ちょっとね~」
という趣旨のことをいっておられたようだ。


1月5日(日)
正月の休みも最終日。この冬一番の寒さ!

たまプラーザまでウォーキング(往復8,470歩)。


切られた大木 もったいないが、切らなければならない理由があるのだろう。


たまプラーザでウォーキングシューズを購入。


たまプラーザ駅



有隣堂で本を物色、いくつかを手に取ってみる。

1.青島広志『究極の楽典』全音楽譜(2009)
 青島さんの自信作。amazonでもう少し安くなると嬉しいのだが・・・・・・。

2.R.・テンプラー『できる人の人生のルール』ディスカヴァー・トゥエンティワン(2013)
 この手の著者は英米人(アングロサクソン)が多いのではないかしらん、と
 思って調べてみたら、案の定、著者はイギリス人だった。

 「資本主義」の世の中である。この種の本が売れる「市場」があり、「需要」
 がある、ということだろう。

 この原則はすべての「商品」(TVタレントも「商品」である。)にあてはまる。

 私一人では無理だが、チームでこのような本を書けるかも--と思う人は
 たくさんいるかな?
 キャリアがないと「おもしろいかもしれませんね。自費出版されては?」と出
 版社に丁重に断られるだろう。

3.戸塚隆将『世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?』朝日新聞(2013)
 著者は平成10年慶應・経済卒、ゴールドマンサックス証券に入社。その後
 ハーバード経営大学院卒業。平成17~18マッキンゼー社に勤務後独立と
 いうキャリア。

4.丹羽宇一郎『リーダーのための仕事論』朝日新書(2013)
 2、3、4と同じコーナーに並んでいた。4はご存じ伊藤忠商事元会長。これ
 くらいの人になると、「ぜひ本を書いてください」という人がいるのだろう。

 丹羽さんは平成22年から24年まで中国(中華人民共和国)の特命全権
 大使をされた。余談かつ個人的意見だが、財界人を大使にしたのははたし
 てよかったのだろうか。

 余談の続きだが、小泉純一郎元首相にも「回顧録」出版のアプローチが数
 多く寄せられていることだろう。オダテには乗らない?

5.中田永一『くちびるに歌を』小学館文庫(2013)
 中学校の女性臨時教員が生徒とともにNコンに挑戦しようと、「15年後の私
 に」手紙を書くように宿題を出す、という話らしい。

 「かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説」のようだ。中高生向
 きかな~?

6.山崎努『柔らかな犀の角--山崎努の読書日記』文藝春秋(2012)
 2、3年後には文庫化されるだろう。それまで待ちたい。



有隣堂を歩くうち、ある本で、久しぶりに
「A rolling stone gathers no moss」
というフレーズを見た。

「転石、苔を生ぜず」という意味のイギリスのことわざである。

しかし、アメリカでは「じっとしていると成長しない」という意味でとらえられて
いるようだ。

経済やビジネスの世界では、アメリカ的な物の考え方の影響を受けている
が、すべてアメリカ的なものがいいとは限らない。

外国に範をとるとしても・・・・・・、イギリス的な考え方も大切にしたい。

むろんそれ以上に日本にはいいところもたくさんあるだろう。



ということで、1時間ウロウロして1冊も購入せず。




青葉区新石川2-5にケーズデンキがオープン予定



大井町行き急行(6両編成) 平成20(2008)年より 6000系


ポルトガルのサッカー名選手、エウゼビオが亡くなった。71歳。
私が少年時代、1966年W杯での活躍が忘れられない。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コール・クライネス第48回演... | トップ | 『レオ・シロタ』 バーナー... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
謹賀新年 (Mr. K)
2014-01-08 20:38:18
今年もよろしくお願いします。

正月の暇つぶしに、BS-TBS「日本名曲アルバム」を視ていたら、慶應ワグネルが登場、初めてワグネルを聴きました。「斎太郎節」におおいに感心!

その後、「俵積み唄(青森民謡)」を聴いてビックリ!歌唱はほどほどでしたが、伴奏(前田勝則氏)に唖然!ジャズの山下洋輔に匹敵するかという、すばらしい伴奏でした。

話はこれで終わらず!、その後、「前田勝則」をネット検索したところ、なんと「ブンダバー」で取り上げているのですね!しかも、ブンダバー側から拾ったのではなく、一般の検索エンジンで1ページ目に出てくるとは!
返信する
Re;謹賀新年 (katsura1125)
2014-01-09 05:36:23
Mr. Kさん、お久しぶりです。
以前は「茶飲み友達K」さんでのコメントでしたっけ?

目利き耳利きのKさんに、(後輩が)お目がとまり、うれしいです。

前田先生は、ワグネル(OB、現役は)10年ほど前から伴奏していただいていますが、今や合唱の伴奏にひっぱりだこです。

今後ともよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事