アリババと15人の盗賊第26回リサイタル

11月23日（日）、暖かい。昨日より音楽会連荘（レンチャン）でアリババと
15人の盗賊第26回リサイタルへ（於サントリーＨブルーローズ）。

思ったより早く、赤坂（千代田線）に到着。ぶらぶらと撮影しながら、サント
リーホールへ12時40分に着いた。

Ｔｏｐの先輩とバッタリ。
「早くも並んでますね～」
「うん？いや、たいしたこたあないよ」
などと談笑する。

曲目および感想ともいえない、まことにつたないひと言コメントというか
メモ（？）。
○津下本／宮島「可愛い花」　（以下敬称を略）
　持ち声が高いせいもあるけれど、無理しない発声がうらやましい。
マーク・バートン「黄昏のビギン」
　英米人の日本語。日本人が英語を歌うとこんな感じ以下？Mr.バート
　ンは全曲出演。
浜「古城」
　バリトンの「古城」はじわじわと心にしみる。バリトンが歌うトスティ歌曲
　のごとし。
境田「小さな空」
　少年時代を思い出したのか歌詞に詰まって涙ぐむ。コーラスももらい
　泣き。
上田／片江／浜／大橋「ダイちゃん数え歌」
　上田さんと大橋さんがいい味。
坂本「新雪」
　父がよく口ずさんでいたのを思い出した。灰田勝彦は父の先輩。
下田「時の流れに～鳥になれ～」
　知らなかったが、五輪真弓のスケール大きな曲。高音がすばらしい。
　ちなみに五輪真弓は学年でいえば私と同じ－－同時代を生きている？
山縣「好き好き好き」
　フランク永井を思い出す。真面目に歌うほど、なぜだか笑ってしまう。
上田「相撲取りブルース」
　若々しい、通る声。笑いを誘うキャラ。
片江「知床旅情」
　一升瓶のような小道具も登場。ちょっと照れて？懐かしのメロディー。
鈴木「イヨマンテの夜」
　難しい出だしの正確な音程は驚異的。編曲もすばらしい。
宮島／津下本／坂本／中橋「一人寝の子守唄」
　坂本さんが歌詞を忘れるピンチに会場爆笑。
有本泰子
「唐人お吉小唄」／ワルツィング・マチルダ／オーストラリア国家
　音大卒でしたっけ？お上手。
ハッピーバースデーコーナー（吉村）
　この日が誕生日の「ヨーさん」という男性に花束贈呈。歌いなれている
　曲。
～休憩～
デイビッド・コード「小さな旅」
　身長2m？？歌詞に合わせるジェスチャーが堂に入っている、心の歌。
今田「南国土佐を後にして」
　ラジオ歌謡的雰囲気。コーラスの編曲がすばらしい。
石島「神田川」
　頭声の美声がよくマイクに乗っていた。「早稲田です」に盛大な拍手。
吉村「黄色いさくらんぼ」
　蓄積したものからそぎ落とし、真に大切なものだけを残した、すばらしい
　「芸」（！）。
下田／今田／境田／山縣「公園の手品師」
　知らない三拍子の曲。初めて聴いた。もう一度聴いてみたい。
ティム・マンスフィールド「君恋し」
　ハイトーン。カウンターテナー的響きは不思議な魅力。
大橋「隅田川」
　いつも落ち着いたフンイキ。コーラスの編曲もすばらしい。
宮島「約束」
　なぜか泣けてくる。
中橋「男はつらいよ」
　セリフが絶品。「生まれは外地、育ちは四日市・・・」。高校の大先輩。
　subito p に惹きつけられる。
石島／吉村／鈴木／吉川「子連れ狼　魔王」
　毎年楽しみな、今年はシューベルトの替え歌編曲。4人の「役者」。
津下本「北の宿から」
　力が抜けた、イの発声がすばらしい。マイクの乗りがいい。編曲が冴え
　る。
17人の合唱「風に訊け」
　知らなかったが、ホクレンのキャンペーン曲だそうだ。

アンコール
吉川「きらめく星座」
　最後のソロをするのはさぞや大変かと。これも父がよく歌っていた。
境田「小さな空」
全員「串カツもっと」（クシコス・ポストの替え歌）


それにしてもどこまでがハプニングでどこまでが演出か分からない（笑）。

お上手な歌を聴くと、聴くよりも歌いたくなりますね～。
－－「歌ってナンボや」（関西旅行の影響？）の世界。

昭和62（1987）年結成だから、毎年リサイタルを開催しているのは驚異
的？しかも東京で3日間！



赤坂駅北側ＴＢＳ


赤坂アークヒルズ前バス停


アークヒルズ


開場前


開演15分前


吉川会長の「きらめく星座」





終演後は、久しぶりの再会を祝して、関学ＯＢ氏と渋谷で「反省会」。

今年、8/23、信州富士見町における「尾崎喜八の詩から」再演のお話を
伺う。
＜ご参考＞
　こちら。
　こちらも。

尾崎喜八が富士見村（当時）に移り住んだのは終戦後でしたね。


招福門


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