人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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5/20 大久保光哉独唱会

2017-05-29 05:00:00 | 音楽

5月20日(土)、16時から南麻布セントレホールで行われた「第27回
“ミュージック&ワイン”シリーズコンサート~大久保光哉(バリトン)」
を聴く。

大久保さんは、知る人ぞ知る、ワグネル出身で、芸大大学院博士課
程卒業。二期会会員だ。先日は、六連でワグネルをお振りになった
ばかりだ。

南麻布セントレホールは、日比谷線広尾が近いのだろうが、この日は
JR恵比寿駅から1.5km弱を歩く。

<プログラム>
1.H.ヴォルフ
2.J.ブラームス
 --休憩--
3.W.ペテッション=ベリエル
4.J.シベリウス
バリトン;大久保光哉、ピアノ;大久保咲恵子

<プログラム>





以下、いつもながら、まことにつたないコメントを・・・・・・

<プログラム>
1.H.ヴォルフ
いずれもメーリケの詩から。1曲目はゆっくりとした「祈り」の曲。その
後、ヴォルフについて、大久保さんの説明が入る。
ヴォルフとG.マーラーは、1860年生まれの同い年だ。厳密には、ヴォ
ルフは3月生まれだから、学年はヴォルフの方が一つ上と言えるかし
らん。

マーラーにも有名な「少年鼓手」という歌曲があった(--フィッシャー
=ディースカウの生演奏を聴いている。)が、作曲はヴォルフの方が
早い時期だ。マーラーの曲とは歌詩も違う。

ちなみにヴォルフは「狼(ウルフ)」だ。マーラーは「画家」だったかしら
ん。

それはともかく大久保さんは、「少年鼓手」にやや没入し、ややオペラ
ティックに歌いあげた。
「思え、おお魂よ!」はおもしろい和音進行だった。
ヴォルフは、他の「有名な作曲家」同様、やはり天才だ。

2.J.ブラームス
ブラームスはヴォルフの27歳年長だ(--いわば、ちょうどブル先生
と私ぐらいの歳の差である。関係ないかな)。

大久保さんの説明にもあったが、ヴォルフは、ある時期からブラーム
スを全否定し、ワグネリアンとなった。「四つの厳粛な歌」にはさまざま
なブラームスらしさ(優しさや慰めなど)が詰まっている。大久保さんの
すばらしい歌唱に集中し、それをあらためて認識する。新古典主義の
中にも没入した歌唱だった。

 --休憩--
「ミュージック&ワイン」は初めてだったが、休憩中にワインが出た(-
-終了後、ワインパーティーかと思っていた)。Mさん、Fさんと談笑す
る。吉川会長とは鎌倉墓参会について、ごく若干の立ち話。Nさんか
ら思いがけず大福を頂戴する。その後、お礼は申し上げたかしらん。

3.W.ペテッション=ベリエル
休憩後の大久保さんはややカジュアルな服装に着替えて登場。留学
時代の話など、大久保さんのトークがおもしろい。エッセーを書いたら
売れるだろう。

W.ペテッション=ベリエル(1867-1942)はスウェーデンの作曲家
であり、大久保さんの専門分野だ。初めて聴く作曲家だ。
マーラー、ヴォルフよりやや時代が下る。スウェーデンの自然を背景
に、人間の想いを歌った、調性のある音楽で聴きやすかった。

4.J.シベリウス
やや暗めの北欧の音楽だ。--冬の厳しさの中にわずかな春の喜
びを感じると言えばいいかしらん(--当たっているかいないか)。
「ひともとの樹」は男性的にフルヴォイスで歌いあげる。「はじめての
キス」は楽しいのかと思いきや、暗く、怖い詩だ。

拍手に応えてのアンコールは、シベリウスの傑作、「葦よそよげ」。
ゆっくりしたメロディー。大久保さんは遠くを見るように歌い終わった。

「もう一曲?」(拍手)と畑中良輔作詩、大中恩作曲「サッちゃんの家」。
顔の表情もたっぷり--会場からクスクスという笑い声が聞かれた。

言うまでもないかもしれないが、これだけの曲を、むらなく、変化に富
んだ歌唱を並べることができるのは、さすが「プロ」と言えるだろう。

奥様のピアノ伴奏は、大久保さんに劣らず、見事だった。いい伴奏者
に恵まれてこその立派な歌唱だったと言えるかしらん。



14:17


14:17 区画整理された団地


14:18 サツキ 緑にサツキで、五月みどり?


14:19


14:23


14:28 脱水予防--ここの自動販売機は安いことに気付いた。


14:30


14:34 あざみ野


14:35


14:56 渋谷


14:59 ハチ公前--明治維新150年記念


15:00


15:04 渋谷


15:07 恵比寿


15:09 東口へ出る。


15:10 駅前のスタバ


15:13 東口のみずほ銀行


15:14 恵比寿一丁目


15:18 渋谷恵比寿郵便局


15:21 恵比寿二丁目


15:23 恵比寿三丁目


15:25 このあたりに「バーゼル」という喫茶店がなかったかしらん?


15:28 外苑西通り


15:28 左側に広尾病院が見える。


15:29 慶應幼稚舎の塀・・・・・・ヘ~


15:29


15:30 広尾病院


15:30 天現寺橋


15:31 慶應幼稚舎の門


15:31 慶應幼稚舎 「見学をお断りしています」


15:31 「天現寺橋」


15:32


15:32


15:32


15:35 幼稚舎側の階段は、一段が低い?


15:33


15:33 広尾五丁目アパート


15:34 懐かしい天現寺


15:34 昔、幼稚園を練習会場としてお借りしていた。


15:35 天現寺橋バス停


15:35 このあたりかな?


15:36 南麻布セントレ


15:36 本日のコンサート


15:40 3階エレベーター前の受付 購入者リストの消込み中?


15:49 会場にお客様がぎっしり


16:33 休憩中


16:34 ワイン(「モンブラン」の「ブラン」)


16:40 休憩の懇談中


16:51 トイレは早い者勝ち?


16:54 久保田さんの挨拶


17:54 お開き後 エレベーター前で


18:01 帰路も恵比寿駅へ


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