人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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シベリウスと大久保光哉先生

2010-06-07 05:02:41 | 音楽
5月はドタバタですべて欠席してしまったが、3日(木)、久しぶりに幡ヶ谷でのO
B練習に出た。指揮は、ワグネルOBの大久保光哉さんである。

大久保さんは、慶応義塾大学法学部卒業。東京藝術大学大学院博士課程及び文化庁
オペラ研修所第10期生修了。論文「W.Peterson-Bergerの歌曲とその解釈」で博
士号取得。文化庁在外派遣研修員としてスウェーデンに留学。二期会会員である。

昭和63年の慶應卒業だから40代半ばだろうか、大変お若く見える。大久保さんはバ
リトンである。いつだったか、ワグネルOB演奏会でヴォルフラムを歌ったが、そ
の時は失礼ながらあまりグッと来なかった。

(余談だが、「夕星の歌」では中山悌一の歌が一番好きだ。)


今回初めて大久保さんの練習に参加した。ため口の指導だが、シベリウスの音楽的
な解析や発声的な面も織り込みつつ、大変おもしろく、勉強になった。

自分の鼻や大久保さんの顔を指差ししたり、股割りをしながら歌ったりする。さす
がプロだと敬服した。あとは、私も含め、気の若い「老人」たちが付いていけるか
であろうか。

なお、今回の「シベリウス」のフォーメーションは、中央前列にトップ、中央後列
がバス、(舞台に向かって)左側がセカンド、右側がバリトンというものである。


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