人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

パヴァロッティ ヴェリズモ・アリア集

2009-02-02 05:21:30 | 音楽
いわゆる三大テノールでは、パヴァロッティとカレーラスをCD何枚か持ってい
る。パヴァロッティでは大ヒットとなった「誰も寝てはならぬ」が含まれる「スー
パー・ヒッツ」というオムニバス盤もいいが、表記の「ヴェリズモ・アリア集」が
ブンダバーである。



中でも、ジョルダーノ「愛さずにはいられぬこの思い」、マスネ「春風よ、なぜ私
をめざめさせるのか」、プッチーニ「やがて来る自由の日」は何回聴いても飽きな
い。


「愛さずにはいられぬこの思い」の前奏に続くパヴァロッティの声を聴こう!一聴
ひきつけられてやまないとはこのことである。たった1分44秒だが、聴いた後の充
実感はたっぷりだ。


「春風よ、なぜ私をめざめさせるのか」はマスネの歌劇「ウェルテル」の第3幕で
歌われる。(マスネなので)フランス語である。(*)
パヴァロッティはこの役(ウェルテル)を舞台で歌うことはなかったようだが、言
葉を知らずとも、あたかも言葉の意味が分かるかのような絶唱だ。
(*)フランス語で歌ってマスネ。


「やがて来る自由の日」はプッチーニのメロドラマ・オペラ「西部の娘」の第3幕
に歌われるディック・ジョンソンのアリアである。酒場の女将ミニーへの愛情を歌
う。--「ミニーは本当に私を愛してくれた!Minnie, che m'hai voluto tanto
bene, tanto bene!」と。プッチーニの旋律にパヴァロッティ節がたまらない。

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