押入れを整理していたら(暇に飽かして整理ばかり?)、20年以上
前のチラシとプログラムが出てきた。
いずれも平成9(1997)2月に観たオペラだ。
こういう物を見ると、その時の「感動」がパッとよみがえる。--
そういう経験ってありますよね~。
1.2/1 プラハ国立劇場オペラ『ドン・ジョヴァンニ』
一般には「スタヴォフスケー劇場」と言われている、モーツァルト
ゆかりのプラハ国立劇場オペラ。
2年前の初来日公演に引き続き、お得意モーツァルトの『ドン・ジョ
ヴァンニ』と『フィガロの結婚』を上演。
家内と二人で『ドン・ジョヴァンニ』を観た。大スターを呼んでく
るオペラと違い、ほとんどスタヴォフスケー劇場所属の歌手による
アンサンブル・オペラだが、いずれも粒ぞろいですばらしかった。
2.2/23 藤原歌劇団『マクベス』
堀内康雄のマクベス(日本デビュー?)、当時追っかけていた市原
多朗のマクダフがお目当てだったが、マクベス夫人のフランチェス
カ・パタネーもよかった。
指揮はイタリアの名匠アントン・グアダーニョ(管弦楽:東フィル)。
最後の、「勝利の讃歌」の大合唱のすばらしさも心に残っている。
藤原歌劇団総監督五十嵐喜芳の「ごあいさつ」(プログラム)
一昨年(1995)の3月、ローマ歌劇場でレオ・ヌッチの「マクベス」を聴いた
とき、ふとプログラムを見るとタイトルロールの一人に日本人の名前が出てい
てびっくりしました。それが慶応大学出の異色の経歴の持ち主、堀内康雄でし
た。・・・・・・
H9(1997)/2/1(土)オーチャードホール
H9(1997)/2/23(日)東京文化会館
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